「6. 復職体験談」カテゴリーアーカイブ

夫婦の家事育児分担を可視化してみた②復職経験者たちの奮闘

運営メンバーのあゆみです。運営メンバーたちが各々夫婦の家事育児分担を可視化し、復職に向けてあれこれ考えてみました。シリーズ②として、復職経験者たちが復職していた当時の奮闘と次回復職時に向けた改善策をご紹介します!
シリーズ①はこちら

復職経験者紹介

以下6名は、過去に一度以上、産育休からの復職を経験しています。現在育休中。

Aさん:情報サービス系の会社勤務。入社4年目で結婚、妊娠、出産と、ワーママ歴が長い。テレワークを活用し、二度目の復職もフルタイム勤務を目指す。
Bさん:製造業の会社の総務。第一子復職時はほぼフルタイムだったが、現在二人育児に手を焼いており、次の復職は時短かフルタイムか迷っている。
Cさん:結婚後に転職し、外資系製薬会社の理系職。出張や休日出勤の多い仕事で、第一子復職後は夫の協力の下、可能な範囲で対応していた。
Dさん:製薬会社の研究職。職場まで1時間半以上かかる上、夫が単身赴任となり、第二子復職後の働き方と家事育児のやり方に頭を悩ませている。
Eさん
:公務員。第一子復職後はフルタイムで復帰した。産育休を取得して復帰することが当たり前の環境。マミートラックに乗らないための策を練っている。
Fさん
:地域活性化事業の企画運営会社で主に業務改善を担当。復職後のキャリアプランを模索中。メンバー内で一番ワーママ歴が長い。

当時の家事育児分担率と状況
参考にしたのはAERA共働きの家事育児100タスク表。改変してExcelで色分けしました。
図16_タスク表Excel
妻が7割~10割を担うタスクをピンク、夫が7割~10割を担うタスクを、ほぼ半々で担う共通タスクを黄色とし、家庭ごとに各色の割合を算出しました。
図14_負担率_復職グラフ2
図15_復職者状況まとめ表4※子の年齢/学年は今回の産育休前時点。

  • 夫の分担率は14~25%と概ね同じであったのに対し、妻の分担率は76%が1名、約50%が3名、約30%が2名と分かれた
  • 夫婦の通勤時間は6家庭中、1家庭を除いて概ね同じ。通勤時間に極端な差が出ない場所を選択している傾向が伺えた
  • 家を出る時間は、妻と夫で同程度が3家庭、妻がやや早いのが2家庭、テレワークのため妻が遅いのが1家庭であった。一方、帰宅時間は、1家庭を除き、妻が3時間以上早かった

妻の分担率が最も高いAさんと最も低いFさんのタスク表を比較してみます。二人とも夫の分担率は17%と同じですが、共通タスク率が大きく異なりました。
(左:Aさん、右:Fさん)
図13_YAさんとSMさん
※家庭の状況に応じてタスク置き換え可。グレーは該当タスクなし。

ただし、色分けだけでは測れない状況が各家庭にあります。
Aさんの家庭では、夫は平日夜に家事育児を担当できない分、土日はお風呂掃除、トイレ掃除をし、買い出しして昼夜のご飯を作り、片付けもする。日曜の夜にはキッチンはピカピカだとか。また、妻の実家近くに住んでいるので、サポート体制もばっちり。試行錯誤の末、現在のスタイルに落ち着いたそうです。
Fさんの家庭では、元々夫婦で家事育児を50:50で分担すると合意しており、この結果でも目標未達!夫は深夜に帰宅して、リビングのおもちゃ等片付け、食器片付け、子どもの服を下洗いして洗濯機に入れ洗濯機のタイマーをセット。これらを済ませてから就寝するそうです。

当時の育児家事分担結果に対する満足/不満

  • 復職当時の家事育児分担結果に対する満足/不満は、回答5名のうち不満が4名、残り1名は「満足ではないがそういうものだと思っていた」であり、満足と回答した者はいなかった

図8_復職時満足度

「不満/満足ではない」の理由

  • 常に自分が仕事を時短にしなければいけないため
  • 夫はやってくれる方だと思っていたが、思ったより私ががんばっていたから。また時短で働く葛藤をあまり理解していないようだったから
  • 時短にした際、家事育児にかけられる時間が増えたことはよかったが、給料が激減した
  • 仕事をやりきることができないやるせなさをわかってほしかった
  • 夫はがんばってくれているほうだと満足している一方で、2人でやっている家事育児は、分担が曖昧ゆえにヌケモレ、ダブりがあってそれでモヤモヤしていたことを思い出した

上記より、妻が時短勤務制度を利用して家事育児の時間を捻出していること、時短故に、思い切り仕事ができなかったり、給料が激減したりする辛さがあったことが伺えます。

復職当時の工夫
限りある時間の中で仕事と家事育児を両立させるためにしていた工夫です。

  • 週末にご飯を作り置き
  • 頼れるものは家電に頼り、そのための出費は惜しまない
  • 家事をがんばりすぎない
  • 自分の時間も大事にする
  • 夫に感謝を伝える
  • 会社では、自分の業務内容をチーム内で共有する

次に復職するとき、前回復職時の不満を解消するために何ができるか?
夫との交渉や、会社への働きかけが必要なものも含まれますが、たくさんのアイディアが出てきました!
家事育児省力化

  • 家事の省力化を図り仕組みを整える
  • 朝夕の家事育児を書き出して見える化する
  • 断捨離をして、物の場所を分かりやすくし、家事負担を減らす
  • カット済み野菜と調味料がセットになった調理キットや食材宅配サービスを利用する
  • 家事代行サービスを利用する
  • 習い事の送迎はシッターを利用する
  • 拭き掃除ロボットを導入する
  • 最新式は乾燥機能が大幅に向上しているので、ドラム式洗濯機を買い替える

夫婦間連携強化

  • 夫婦で負担/苦手なタスクを正直に話した上で、基本の担当やどちらかやるかの基準を決めて、ヌケモレダブりをなくす
  • 夫婦が世帯経営者として会議をして「世帯経営ノート」(発行;Logista株式会社)をつけてみる
  • 夫婦だけで話す機会を増やす
  • 夫婦でお互いの仕事のビジョンを共有する

家事育児分担改革

  • 共通タスクの夫比率をあげ、新たな共通タスクを作る
  • 保育園の送りを夫担当にする
  • 朝担当:夫、夜担当:妻の分担にする(妻が時差出勤する)
  • 週一回は夫に子どもの迎えを担当してもらう(妻の残業日とする)

働き方

  • 妻の復職直後の2週間を強化週間として、子どもの発熱対応を全て夫にお願いする
  • 復職のタイミングで夫に育休を取ってもらう
  • 時差出勤制度を利用して、フルタイムで復帰する
  • 週一回の妻残業日を設定し、フルタイムで復帰する(フレックスなので平均勤務時間が確保できれば良い)
  • テレワークを活用する(すでに制度がある場合)
  • テレワークの導入を会社に働きかける(制度がない場合)

健康維持

  • 短い睡眠時間でも熟睡できるよう、自分に合った枕を買う
  • 明治プロビオヨーグルトR-1で免疫力を高める(特に、ここぞというときに風邪を引く夫!)

 

一度復職して苦労したからこそ、なんとか状況を改善したいと考えている復職経験者たち。今回、家事育児分担の可視化をきっかけに、夫婦の在り方や次回復職後の働き方を見つめ直す機会となったようです。タスク表には現れにくい夫のがんばりに改めて気づかされたケースもありました。
子どもが増えた分、次の復職でも想定外の大変なことがあるかもしれません。そのときは「相手(夫や上司)は何を考えているのか」「自分に何ができるのか」を都度考え、試行錯誤しながら、楽しく働けるようにしていきたいですね!私もがんばります!

夫婦の家事育児分担を可視化してみた①プロローグ

運営メンバーのあゆみです。共働き家庭での家事育児分担、どのようにしていますか?夫がしっかり家事育児を担っているご家庭もあるかもしれませんが、ワンオペ育児、なんちゃってイクメン(失礼!)など妻が大変な状況もよく聞きます。

日本では妻の家事育児に費やす時間が夫と比べて圧倒的に多いのは有名な話です。
6歳未満児のいる世帯で、一日の家事育児時間は、妻が7時間34分(うち育児は3時間45分)に対して、夫は1時間23分(育児49分)。また夫の家事育児時間は、妻が無業の世帯では1時間15分、共働きの世帯では1時間24分と、妻の就労形態と関係なく少ないこともわかります。( 総務省「社会生活基本調査」2016年より)

以前、育休プチMBA代表国保さんは妻の家事を1日2時間減らすと、生涯年収が2億円増える理由(Business Journal)を書かれていますが、実際に2時間減らすことは可能なのでしょうか?

そこで、運営メンバー12名+国保さんでAERA共働きの家事育児100タスク表(一部改変)を用いて各家庭の家事育児分担を可視化してみました!過去に復職経験のあるメンバーには、現状に加え、復職していた頃のタスク表も作成してもらいました。

今回はシリーズ①として、タスク表作成と同時に実施したアンケート結果から、運営メンバーの状況をご紹介します。

基本情報

  • メンバーは12名全員、育休中の女性
  • 復職経験があるのは半数の6名
  • 普段頼れる人がいるのは7名(5名が実両親、2名が義両親)。頻度は、ほぼ毎日が1名、週2~3日が1名、週1日が1名、月に数日が3名、「子どもや夫婦が病気のとき」が1名
  • 夫が家を出る時刻は7時台が6名と最も多く、帰宅時刻は18時台~23時台にばらけた

図1_頼れる人
図2_夫出る時刻2
図3_夫帰宅時刻2

タスク表実施前の印象(複数回答)

  • 「私が主に家事育児を担っている」が7名と最も多く、「夫は家事育児をがんばっている」が6名、「夫にはもう少し家事育児を担ってほしい」が5名と続いた
  • その他は「試行錯誤の結果今の状態に行き着いた」「育休中の今は私が多くて問題ないので復職時には夫の役割を増やしたい」「項目数だけ見ると私が多いがタスクのクオリティは足りていない」が各1名

図4_実施前の印象

各家庭の事情は違えど、運営メンバーたちの事前印象では、夫のがんばりは評価しつつも、もう少し家事育児を担ってほしいと思っている状況が伺えます。
果たして結果は…?

シリーズ②以降では、家事育児分担結果を交えて、復職経験者たちの当時の振り返りや、仕事と両立する上での課題や工夫、タスク表の活用法などをご紹介していく予定です!

復職後の工夫~子どもとの関わり編~

こんにちは!広報チームです。

4月から復職されたみなさん、お疲れさまです。気を張って久しぶりの通勤をされていることと思います。
4月から慣らし保育を進めているみなさん、お疲れさまです。ギャン泣きの我が子に胸が締め付けられたり、何も口にしない姿に心を痛めたり…日々思うように行かないかもしれません。

春を迎えて新しい環境や変化に挑む子ども、そして大人たち。みなそれぞれの立場や環境に果敢に向き合っています。

私たち育休プチ運営チームもまもなく、新しい第5期の運営メンバーへのバトンタッチの時期になります。それまでの間ですが、また追加のブログをお届けします。

 

今回はこの春復職をされた/復職予定の皆さんへ、前回の『両立の工夫』の続編として、復職後の工夫~子どもとの関わり編~をお届けします。

育休中とは異なる短い時間での子育てに切り替わった後、どんな気持ちで毎日過ごしていったら心が快適に過ごせそうか、子どもとの関わり方が納得できるものになりそうか、 復職後のリアルも含め、運営チームのメンバーに聞いてみました。何かの取り組みでいいな!と思うものがあれば、是非生活の中に取り入れて頂けたら嬉しいです。

 

 

それではまず始めに、気になる「復職後の平日子どもと接する時間」について運営メンバーに聞いてみました。

結果は朝1時間、夜3時間前後が多数。朝の1時間からは自分の支度を早めに済ませ、(できるだけ)最短時間で奮闘しながら子どもと接しているワーママの姿がまるで見えるようです。 一日中一緒だった育休中と単純に比べると過ごせる時間自体は短くなりますが、その中身で勝負!ですよね。

 

それでは、具体的に「その時間内で子どもと何するか」、聞いてみました。
朝の時間は、朝食・登園準備・着替え・歯磨き
夜の時間は、夕食・入浴・寝かしつけ・歯磨き・絵本
という項目が多かったです。こうして書いてみると、本当にシンプルなものばかりですが、子ども相手だとびっくりするほど時間が読めないもの。そのため、保育園送り/迎えを夫婦で分担されている方もいました。
またせっかくの子どもとの貴重な時間、保育園からお
散歩しながら帰宅(お気に入りの公園、道、お花など見て帰る)に取り組もうと宣言されていたり、絵本の読み聞かせとともに子どもと一緒に歌やダンスをしようとする方も。楽しそうですね♪ 早めに保育園へお迎えに行って、お世話以外の時間を作ろうと検討している方もいます。

 

そしてこうした短い子どもとの時間の中で、「毎日必ず子どもにしたいこと」について、聞いてみました。
・子どもと過ごす時間を楽しむ
・なるべく怒らなくて済むよう工夫をする
・朝晩ギューッとする
・ハグ
・目を見て挨拶
・一緒に歌う
・寝る前に絵本を読む
・1日の振り返りをお話しする
・送迎時の会話を大切にする

あたたかい言葉がたくさん並びました。楽しもう!の気持ちや、怒らないような工夫、大事ですよね。
そしてスキンシップも大切。保育園の送り迎えで子どもとぎゅーをして、そのタイミングで母親に切り替わる毎日を過ごされている方も多いかもしれません。
毎日欠かさずしたいことは、日々の生活の中に組み込んでしまってルーティンにしたほうが、親も子どもも自然にこなせそうな気がします。子どもと向き合いながら取り入れられそうなものを選び、試しに生活に入れてみてしっくりくる順番や流れが見つかるといいですよね。

 

とはいえ、復職未経験の運営メンバーからは、想定はするものの不安点・懸念点も。
・生活リズムが変わるので、少し不安定になりそう
・イヤイヤ気も始まったので、その対処も難しい…!
・一緒に遊んでほしい子どもと、家事との折り合い
・毎月どこか遊びに連れていきたいけど、リサーチしてつれていく体力が自分に残っているかが不安
二人目復職の方からは、上の子と下の子のコミュニケーションの時間確保に悩まれているコメントも頂きました。色んな不安、見えない未来だからこそあります。

 

 

最後にまだ少し余裕のある今のうちに、コトバにしておきたい「子どもと接するときに心掛けたいこと」についても聞いてみました。
・笑顔
・できるだけ子どもを急かさない
・会話を多く、 言っていることをよく聞く
・子どもが話しかけてくることには必ず答える
・会話のキャッチボール(話しを聞く、話す、誘導しない)
・一緒に家事をする
・1日1爆笑
・上下関係ではなく、一人の人として接する
・子どもが望んでいることはなるべくしてあげたい

親の気持ちの持ち方次第で、子どもへの言い方や接し方もきっと変わりますよね。そしてそれを受け取る子どもの気持ちも大きく変わるように感じます。子どもの月齢や年齢により様々ですが、 こうしたことを心掛けていたら様々な事情で日々心がざわつく私たち自身も、そして子どもたちも少しは豊かに穏やかに過ごせそうです。

時間に余裕が持てるように家事は事前に準備&アウトソース、家電に任せると答えてくれた方や、子どもから一日に一回は爆笑を取るを目指し、大笑いさせてやる!と子どもに向き合っている方もいて楽しそう。

とは言え、 こなすのに必死で正直何も考えてなかったです…というリアルなコメントも。今は理想や希望を持って子どもと向き合う未来を想像できますが、色んな壁があって余裕のない日々が重なるとこれを継続させるのは当たり前ではないことに気付かされます。だからこそ今のうちに、忘れたくないご自身の心掛けを書き出して、人に宣言して、いつも見る手帳や日記に書いたりトイレに貼ったり!(くらいの気持ちで)しておきたいものです。

 

最後に、こんなコメントも頂きました。
・一緒にいる時間が少なくなっても、一緒の時間を私も楽しみたいと思います。
・復職したら忙しくて余裕がなくなることもあると思いますが、何気ない毎日が幸せな時間の積み重ねであること感じて過ごしたいなーと思っています。

本当にその通りだと思います。シンプルですが、人生を楽しんで、子どもと一緒の時間を楽しんで、毎日に感謝して過ごせたら最高です。想定外の事態やうっかりやってしまったことも、後で思い出すときには笑い話になっているはずです。この先どんな年齢になったとしても親と子の関わりがあるでしょうが、保育園時代はきっと親子が一緒に過ごす時間が圧倒的に多い、そして幸せな思い出がたくさんできる時期のはずです。そんな貴重な乳児期・幼児期時代を今まさに過ごしていることをたまに思い出せたら、ふと気持ちがラクになるかもしれません。

 

一人目で復職の方、上の子もいらっしゃる方、時短やフルなど皆さん状況は違えども同じ子どもを持って働く仲間です。
ご自身にとって無理がなく、復職後も持続可能な心地よい、子どもとの関わり方を見つけて頂けることを応援しています。

改めまして復職おめでとうございます。そして、これからも一緒に頑張りましょうね!

 

 

職場復帰間近!職場での『両立の工夫』

  桜も咲いてすっかり新生活の時期になりましたね!4月以降は職場に復帰される方もいらっしゃると思います。両立生活をスタートさせるみなさんに応援の意味を込めて、今回は職場での『両立の工夫』について運営メンバーからアイディアを集めました。育休プチMBA勉強会での意見共有のように、みなさんからも『両立の工夫』を教えてもらえたら嬉しいです。

080101

 

◆情報共有。夜不在時、突発休みへの対応

誰宛に(もしくは誰から)・どんな内容で・当日の何時までに対応して欲しいかを、確認して欲しいメール件名とともに依頼者へ社内ビジネスチャットツールで連絡しておく。個人携帯も記しておき、何か分からないときは連絡してくれるよう残しておく。

・メール送付時はチームの関係者を必ずCCやBCCに入れて、突発的な休みでも状況がわかるようにする。

自分がいないと業務が止まってしまう仕事の仕方は基本しない。

書類等は不在時に指示がしやすいように保管しておく。

・週一のチームミーティングでお互いの進捗報告

・資料は途中でも(作成中)として、必ず共有フォルダに保存。←今すぐ呼び出しがきてもいいように。

・退社前に次の日すること、週間タスクを付箋で貼っておく←自分は次の日のタスク整理ができ朝から効率的に動ける、もし休んだ場合は、仕事の全体感を見てフォロー先を割り振ってもらえるようにするため。

・休みの日の朝の電話一本で、引継ぎが完了できるようにしておく。

・直行時の営業先への資料は、他の人に持ってもらう

・一人での営業や打ち合わせの時は2部用意し、デスクに置いておく。今回の交渉内容と妥結点を付箋でメモに貼っておく。←交渉に行く前に見直すと自分もうまくいく。休んだ時はフォローする人にポイントが伝わる。

・突発休みが発生したら、最低限必要な対応を依頼するか、在宅からアクセスする余裕がある場合は自分で対応する。

大事な会議を思い切って同じ日にいれて、その日だけ出社すれば良いようにする。

毎日その日に終了したタスクを日報にして、チーム全員が社内ビジネスチャットツールに共有。

◆仕事効率化の工夫

・勤時の電車の中(約1時間)で仕事の段取りやメールチェックをする。

・資料作成時の骨子や文章は通勤時にスマホのメモアプリに入力し、会社で作業。

・他の人がからむ仕事(見積や業務依頼など)は、〆切を提示した上で、一番初めに発注

やらない仕事をやらないと決める、やらなくていいことを自己満足のためにやらない

ルーティンの作業はなるべく仕組化する。

・仕事時間を決めてそれ以外は稼働しない。だらだら仕事をしない。

・ルーティンの作業は作業時間を見積もってタイムトライアル形式にして楽しむ。

◆ひとりで仕事を抱え込まないために・・・

時間がかかりそう、苦手、と思う仕事はまず手をつける。そうすると大体のスケジュールがみえるので大ケガすることがない。


チームで仕事をする、チームで成果を得ることを意識する。個人評価を求めるのではなく、チームで成果が出て結果貢献できればよしとする。

 

・常に70%くらいでいることを心がけ、100%まで仕事をしない。

・100点をとらなくてもいい仕事は、最低ラインを越えたら手放す

自分時間の予約をOutlookに書き込み時間を見積る。

・上長に相談する時間を意識的につくる

◆復帰後の働き方、家庭の事情をチームに説明!

誰に?
・上司
・チームメンバー

どんな風に?
・ランチなどさりげない日常会話で。
・復帰の挨拶メールで。
・出社退社時間をスケジュールにいれておく。

どんなことを?
・出社、退社時間。
・子どもが風邪気味など近況について。
・家族のサポートの有無(ワンオペや夫が長時間労働など)。

こんな人も!
・デスクトップ画面に子どもの写真を設定し、マメに更新。成長を何気なくみてもらえるし話題にもなるので◎。

◆手薄になりがちな職場の仲間とのコミュニケーション。どう確保する?

ランチ時間に声を掛ける。社食なのでランチはチームメンバーと雑談。

・チーム主催の飲み会に参加。

家飲み、ホームパーティーを開催。

雑談する時間を意識してとる。

LINEでグループで状況を共有。

社内メールでのやり取り。

◆いつも助けてもらう他の人へのフォロー(信頼貯金)はどうしてる?

ランチに誘う。

・その人が困っていることがないか気にする。もし何か問題がありそうな場合は一緒に出来る範囲で課題解決を行うor気持ちを示す

・頼まれた仕事は優先順位をあげてアウトプットのスピードをより意識する。「頼んでた○○どうなってるんだ!?」と思われないよう、仕事を引き受けたときの納期とアウトプットイメージは大切。

感謝の気持ちを伝える。

・上司や会議の場、他者との会話の中で自分が褒められた時には、その人のフォローのおかげであることをきちんと言う

◆将来のキャリアのための準備

・スキルアップするための時間をちゃんと確保するため、パートナーと交渉。

通勤時間とオンラインを活用して、出来ることからスタート。

新しい仕事をする、仕事の幅を広げる、といったことが後回しになるので、これからの課題。

キャリアプランを上長と話し、そのためにしたほうが良いことを一緒に考える

◆両立にあたっての心がけ

・とにかく味方をたくさん作る!職場だけでなく、保育園の先生、地域の人たちも!

ギスギスしないようにする。

悲壮感が漂わないようにする。

・子どもがいない人もいるし、ママだからと思われたくないので、子ども色は出しすぎないようにする。

・子ども家族ネタ以外で、自分として会話をする。

・子どもも大事、仕事も大事、大切なものが両方手に入ってる自分は幸せだなぁ、と思いながら、今の環境や周りの人に感謝する

 

 いかがでしたか?新しいアイディアの発見があった方、手帳やスマホなど目のつくところにメモして、ぜひ取り入れてみて下さい。とはいえ、トライアンドエラーでご自身にあった仕事・育児・家事の両立生活、探していくことになると思います。行き詰ったときは、職場の同僚や育休プチでできた仲間に相談してみましょう!

最後に、職場復帰おめでとうございます!復帰されたみなさんの活躍が『”子どもを持って働くこと”が当たり前になる社会の実現』につながります。

一緒に頑張りましょう!

育休プチMBA第4期秋 広報チーム一同

自分のキャリアをどう考えるか?小早川さんにインタビューしました!

こんにちは、秋広報チームです。

4月復帰の方は、保育園入園の準備の真っ只中でしょうか?(皆様無事に保育園決まっていますように…!!)

4月復帰に向け、保育園入園の準備だけでなく、家事と育児の両立の仕方や復帰する仕事場の準備など、タスクが多くなる時期でもあります。そんな中、自分自身のキャリアについてじっくり考える時間はあまり取れないと思います。

 

そんな忙しい中でこそ、もう一度自分のキャリアについて考えてほしい…そんな想いから、今回広報チームでは、キャリアコーチングを行っている(株)ワークシフト代表の小早川優子さんにインタビューし、キャリアを考えるコツをお聞きしました。自分は何のために復帰するのか?を考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです!

 

—————————————————————————————-

■キャリアについて

 

ーーワークシフト(以下、WSI)の中でも人気講座であるキャリアコーチング。わたしも気になっているのですが…キャリアコーチングについてお話しできる範囲で教えてください!

小早川 まず、申込後にキャリアプランシート記入してもらいます。育休手帳のキャリアプランとほぼ同じ内容です。一対一で60分行ってきます。長期的な目線でみることがポイントなんですね。まず、60歳のときから遡り、どんな60歳になっていたいかを考えます。それから、10年後、5年後、1年後と書いていきます。書きながら自分で整理し、言語化し、全体を俯瞰してもらう。その時点ではまだまだわからないこと不安なこともある状態です。

そんな中で、そのキャリアプランを阻んている要因を探っていきます。その要因は、キャリアの問題はすごく少ないんですね。特に女性はキャリアとプライベートの相関が高い。プライベートが充実していると、キャリアも充実し、力が発揮されています。

逆にどちらかがうまくいってないと、うまくいってないことが多いんですね。キャリアを押し上げられない原因はたいていプライベートのことで、例えば夫や家族、母親などが多いです。コーチングに来られる方は、良い子が多いので母の期待に添いたい、良い母になりたい。一方で母が望んでいないがが、やりたことを成し遂げたい。そうして、本当の悩みや不安の一番の根っこを見つけていく。3分の1くらいの人が涙するんです。それくらい頑張っちゃう人が多いんですね。

 

ーーなるほど…プライベートの要因で悩んでいる方が多いんですね。受ける方の共通点はありますか?

小早川 優秀であるがうえに悩む人が多いですね。

ーー優秀っていうのはどういうことですか?

小早川 いわゆる日本の大企業が求める優秀さ。与えられたことをしっかりやる方たちですね。他には自分の進む方向がどっちかなんとなくわかっているが、いまひとつ自信がなかったり、社会が望む姿と違うかもしれないから後押ししてほしい人が多いです。

あとは、今後のキャリアで管理職を打診されているなどや、今の仕事が5年後に機械に変わられてしまうことが考えられ、何をいま自分が頑張ったら良いのか?、どんな専門分野を身につけたらいいのか?などの悩みがあげられます。

 

ーー皆さん色んな悩みがあるんですね。。自分だけじゃないんだなぁ。自分のキャリアを描くときどんなことから発想していくと良いんでしょうか?

小早川 キャリアは最終的にはそのスキルを欲する人がいないと意味がありません。自分が持っているどのスキルを高めるかよりも、相手側が欲しがるのはどんなスキルかを考えることが重要です。WSIのキャリアビルディングのクラスではそういった考え方を学べることができます。

 

ーーなるほど。自分には何が向いているんだろうというところからのスタートは少し違いますね?

小早川 本来は需要から考えたほうが適切ですが、人はおもしろいことじゃないとできません。周りが何と言おうとやりたいことがあればやったほうが良いです。希少性があるとそれだけで価値があがるので、自分のやりたいことや好きなことを極め、自分の強みを自分で決めても良いと思います。

 

ーー自分のやりたいことと相手に需要があるかは見極めつつという感じでしょうか?

小早川 そうですね。需要が全くないというスキルはありません。環境は常に変わるので、そこにあうように適合させていかないといけないんです。そんなに売れないけれどニッチなものには需要がある場合もあります。

 

ーー自分の強みと需要をきちんと捉えて、キャリアを考えていかないといけないですね。

小早川 はい。自分の長期キャリアは、企業の経営戦略と同じ考え方です。会社も評価されて生き残っていかないといけません。個人も結局評価してもらえないとキャリアで上に上がれませんね。

 

ーーなるほど!キャリアを経営戦略と同じと捉えてませんでした。同じと考えるとしっくりきます。長期・短期ビジョンを明確にしないとですね…。短期的には、まずは復帰後の最初の一年間をどうやりきるか?と不安に思っている方が多いかと思います。

小早川 そうですよね!最初に一年は続けられる環境を維持することが大事です。評価は少し下がるかもしれないけれど、それは仕方がないこと。割り切って継続することが大切です。

 

ーー確かに!続けることが大事ですよね。仕事と育児が両立できなかたったり、評価されないことがあったりするとと辞めたいという気持ちが出てきそうですが、「続けること」を大切にしたいと思います。

キャリアというと大仰に思え、引いてしまう方も多いと思います。キャリアを考えることをもっと広く一般的に認識されたほうがよいと思ったのですが、その辺はどうでしょうか?

小早川 キャリアを考えよう!ともっと啓蒙したいんです。育児休暇を「育自休暇」とするなど、一時社会的に行っていたのですが、その当時はまだ広まらなかったですね。やはり子どもを持つとキャリアダウンする前提の人が多くいて、長時間労働しないと上に上がれないという方程式が崩れないとなかなか浸透しないのが課題です。

ーーそうですよね。キャリアを考えるって生きる上でとても大事ですよね!運営チームにも関わったことで、育休中にたくさん考える機会があり本当によかったです。

 

■家族とキャリアについて考える

 

ーー続いて、家族とキャリアについて色々お聞きしたいと思います。

時々、夫が私(妻)のキャリア を軽く見ているのではないかと感じることがあるんです。夫自身は時短や育休をとることは全く考えていない様子で、働きたいなら時短を取れば?というスタンス。子どもが生まれるまでは平等に感じていたキャリアが、夫優先になっている気がします。夫と自分のキャリアや育児などに対しての納得感を高めるために、有効な方法を教えてほしいです…。

小早川 夫が妻のキャリアを軽くみているというのは良く聞きます。とはいえ夫は妻が笑顔でいてくれれば嬉しいもの。夫は妻が笑顔であれば良いのだけど、妻は夫が笑顔であれば嬉しいものではなく、夫の行動が伴わないとだめ。女性は夫に行動を求めるんですね。

 

ーー確かに!(笑)その通りですね。

小早川 夫には、ちゃんと仕事をしているほうが私は笑顔になれるということを伝え、実践するというのが近道かな。私も仕事は大事なのよ、とか怒らないで伝え続けるしかない。

今日子どもが熱を出したときに、明日は私が休むから明後日はあなたが休んでね、としておく。明後日無理だよ、と言われたら明日のほうが良い?と協力的に二人で分担するように仕向ける。リーダーシップと同じです。巻き込むのがとても大事です!

 

ーー継続的に巻き込むことで、意識が変わってくれそうですね!

小早川 会社では、男性はより一層上の世代との関わりが増えていきます。彼らも男らしさを植え付けられているんですね。学生時代は育休取るぞと思っていても、その会社の風土に染まっていってしまう。それは環境がそうさせているんですね。それは理解しつつ、環境がというのはわかるけど、自分のことは別として考えて続けていくしかない。

また、仕事復職して残業一切しないで帰らないといけないのはストレスになります。夫にも残業できないストレスがあるということは伝えたほうが良いです。仕事ができないことがこんなに苦しめているということわかってもらうことは大切です。

 

ーー確かに、時間を気にせずに仕事に取り組むことができないのはストレスに感じそうです…。ちゃんと伝えよう!小早川さんは旦那様と接するとき、どんなことに気をつけていますか?

小早川 愛情表現ですね。交渉の第3回目で集中的にやります!相手の欲求を満足させていればこちらの交渉が通りやすくなります。

 

ーーなるほど!でも辛くあたったり対立したりするときはないですか?

小早川 あったとしてもすぐに愛情表現を意識的にしています。交渉ツールとして愛情表現を使うんです!

 

ーーすごい!(笑)交渉ツールとしての愛情表現…そこまで考えてなかったです!でもお互いいがみ合って一緒に暮らしているのはもったいないですよね。旦那さんへの対応について考えさせられました…!

 

■優子さんへの質問

 

ーーこれからは小早川さん自身について質問させてください。

いつも笑顔で明るい小早川さん!ですが、心が折れてしまったときどうしているんですか?迷ったとき、悩んだときに「自分ならできる」と思うために、取り組んでいることがあれば教えてください!

小早川 自分ならできると思い込むことかな。あまり迷ったり悩んだりしないですね。学生のときそれが嫌いだと気づいたんです。迷うのは両方にメリットデメリットがある。どっち取っても変わらないと解釈しました。2つまで選択しを絞ったら最後は直感です。(笑)まずいかなぁと思い込んでもできると思い込むことにしてます。

 

ーーそうなんですね、素敵です!人生のターニングポイントや、これをやっておいて良かったと今思うことはありますか?

小早川 たくさんありますよ~。でも20代に選んだ会社、働き方、その後の留学など、一貫しているのはキャリア戦略のゴールはしっかりしていること。60歳で目指すのはここ!というのは変わっていなく追いかけています。なので、キャリア戦略を仮にでも良いから決めていた方が良いと思います。

 

ーー今まで小早川さん自身はゴールはぶれてないのですか?

小早川 表現はぶれますが、最終的にはぶれていません。「金持ちになりたい!仕事で成功したい!」ということです。(笑)

自分はまだなれないけど、業界に一人くらいはいるおばちゃんのラスボスみたいな人になりたいと思っています。(笑)普通の人が引いちゃうくらいの人じゃないと成功できないのかなぁという感覚は変わらないですね。前職にいたとき、そういうラスボス系の方が5、6人くらいの方がいたんですね。皆怖そうだけど、楽しそうだったんです。欲望に正直なほうが人生楽しそう!

 

ーーそうなんですね!(笑)欲に正直に、というのは納得です。そういった小早川さんのゴールの中で、WSIの創設までの道のりについてお聞かせいただけますか?

 

小早川 起業はもともとしたいと思っていたんです。WSIを創立する前まで、一人でフリーランスで3つくらい仕事をしていました。そうしている間にビジネススクールの後輩から、国保さんのことを聞いたんです。プレジデントオンラインで育休プチMBAの記事を読んだときに、成功するに違いないと感じて、すぐに国保さんに連絡しました。育休者向けの教育は市場で誰もやっていないからやらないといけないと思ったし、市場を占有しないといけないと思い、やろうと思いました。

大学生のときから、女性をエンパワメントしたいと考えていました。特に日本の女性は自信を無くさせられる社会的な仕組みがあり、それにイライラしていたんです。目指すのは、最終的に育休プチMBAがいらなくなる社会です。周知、認知、飽和してなくなる状態。そのためには、事業を起こすべきだと思って始めました。

 

ーーそういう想いで始めたんですね、想いを行動に移していて本当に素敵です。小早川さんの現在のキャリアは計画的に進めた結果だと思いますが、何年前にプランニングしたもので、現在の自己評価は何点くらいでしょうか?

小早川 計画的かというと五分五分ですね。会社を起業するのは、キャリアプラン3つのうちの1つでした。あと2つは趣味で不動産投資と、サラリーマンで上までいくということでした。2人目産んだ後にサラリーマンを辞め、その後フリーランスをやってから起業しました。できると思うために、いつも自己評価は120点と思うようにしています!

 

ーー120点!ポジティブさがすごいです。サラリーマンを辞めた理由は何ですか?

小早川 2人子どもを保育園に連れて行き、通勤してルーティンの仕事をしていると自分の能力(付加価値)を付けられる時間がないと思ったんです。システムによってルーティンに時間を取られるせいで、アウトプットを出せないことが嫌だったんです。

 

ーー子どもがいることで価値観は変わりましたか?

小早川 仕事が趣味なので(笑)、第一子が生まれたときは、家事育児を抱え込んで自分でやっていたので、こんなに仕事できないのかと驚きました。仕事を辞めたいと思ったことはなかったし、仕事したいという気持ちや重要性は変わっていません。子どもを産んだら、仕事を辞めたくなるのかなと思ったらそんなことはなかったですね。

 

ーー仕事が趣味!(笑)素敵な言葉ですね~。

小早川 仕事をしなきゃいけないという意識はないんです。会社に雇用されているときよりも、現職のほうが社会の流れとかわかって楽しいですね。わたしにとっては育児のほうがやんなきゃいけない感があります。(笑)

 

ーー小早川さんのお話を聞いて、とってもポジティブで素敵だな~と感じました。ネガティブに考えてしまうことが多いのですが、ポジティブに捉えないとですね!

小早川 意識的にポジティブにしないともったいないですよね。キャリアコーチングなどに来る人も自己評価が低いんです。褒めが足りない。褒めが日本を救うんです!

人間の脳は、人を褒めたのと自分を褒めた場合、脳が違いをわからないので、人をたくさん褒めると自分にとっても得のようです。自分がネガティブになっていても、ポジティブに意識的に変えていけば、段々ポジティブになっていきます。不安は妄想なんです。同じ妄想なら「私できる!」という妄想のほうが得ですよ。

嘘でも旦那さんに好き好きいっていくと、あれ?本当に好きかも!となる。嘘でもいいし、LINEスタンプとかでも良いんです。

 

ーーそうかもしれないです(笑)ポジティブに変換!明日から実践していきたいです。

最後になりますが、不安と期待いっぱいの4月復職者へのメッセージをお願いします。

小早川 わたしが先輩ママに出産する前に教えてもらった言葉があります。そのときはへぇーそんなもんかなと思ったけど、今とても共感できます。

「仕事は挽回できるけど、子育ては挽回できない。」

まだ子どもが小さいとき熱やお迎えで昇進も遅れるかもしれないけれど、子ども優先にして続けていけば、そのとき仕事で遅れても5年10年後に挽回できます。育休中に自分を抜かす人いるかもしれないけど、今の時代ブランクを持たない人のほうが少なくなります。なので、仕事を続けることだけをまずやってほしい。そうしていれば必ずどこかで挽回できます。

その挽回を確実にするためには、学ばないといけないので育休中に学ぶと挽回に効いてきます。焦らずに、長期的にキャリアをみることが大事です。何もしなくても挽回できるかもしれないし、勉強していればもっと挽回しやすくなりますよね。将来育休取った部下をうまく使うこともできるかもしれない。そういう経験は将来使える!と得した!と楽しんでほしいですね。

 

ーーありがとうございました!今回たくさん小早川さんから話を聞いたり、メッセージをいただいたりしたことで、わたしたちが元気をいただきました。復職前にお話しが聞けて良かったです。とても参考に&勉強になりました!

 

みなさんいかがでしたでしょうか?インタビューをしたメンバーからの感想です。

普段悩んで一歩前に踏み出せないことが多いので、私ならできると思い込んで進むこと、実践してみます。

・いつでも自分に120点を付けるくらい前のめりで行きたいし、日常生活で「ほめる」ことをしていなかったので、意識して取り組みたいと思います!

・自分の人生もまたひとつの壮大なプロジェクトなのだと気づかされました。なんでもいい、ひとつ目的を決めてそのためにはどうしたらいいのかを考えながらこれからの歩みを決めていきたいと思います。

・自分のキャリアは会社の経営戦略と同様に考えるという言葉にハッとしました。自分のキャリアのゴールとビジョンを描きたいと思います!

・小早川さんのポジティブさは、とてもわたしたちを元気にしてくれました!仕事にとっても家族にとってもポジティブさは大切だなと改めて思いました。

 

自分のキャリアを考えるって難しいですよね。今回復職前にキャリア・コーチングを行っている小早川さんにインタビューし、キャリアを考える上で色々なTipsを得られたかなと思います。(WSIが主催するキャリアに関する講座もぜひ!)

また、パートナーとの接し方や小早川さんのポジティブさも、きっと皆さんの心に響いたのではないでしょうか。復職前に不安な気持ちはみんな一緒です。試行錯誤しながら、素敵な復職ライフを過ごせますように!一緒に頑張っていきましょう^^

国保祥子著『働く女子のキャリア格差』から半径5メートルの世界が波紋のように広がっていく

こんにちは。秋広報チームです。春の復職の方はあと1か月ほどの育休となりましたね。入園準備なども少しずつ進めていかれているかと思いますが、復職に向けて心の備えも進めていますか?広報チームでは1月に発売された育休プチMBA代表で静岡県立大学の講師兼ワークシフト研究所の国保祥子さん著作『働く女子のキャリア格差』の読書会を行い、改めて復職後の生活について互いに考えを共有し合いました。さまざまな視点、ヒントが隠されている国保さんの著作になっています。得られたヒントを3つの項目にわけました。そしてそこから私たち広報チームが気づいたことをみなさんと共有させていただきます!

◆身近なできごとをもっと理解していこう
『働く女子のキャリア格差』には育休プチ勉強会や身近な出来事や課題を越えるためのキーポイントが書かれている。それらを私たちがどのように感じたかを言葉にしました。

育休プチ勉強会に対する理解促進へのキーポイント
・勉強会同様ケースが記載されているので興味があるけれど参加できない人たちへの紹介にもなる。また夫に、どういったことを勉強会で行っていてどんなことを学べるのかを伝えるツールともなる。
・WSI、育休プチへの参加の中で混乱していた頭の中が整理されたので、参加経験のある方たちにとっても有益な本になると思う。どんな立場の人が読んでもお互いの人が理解できるため育休者以外の人も読みやすく、勧めやすい本になっている。

制約のある働き方へのキーポイント
・仕事だけではなく、家事もまたひとつのプロジェクトでありマネジメントをする必要がある。
・時短を取るなら戦略的にということが整理できた。
・先輩ワーママたちのがんばりに対する理解と同時に、自分だけではないという安心感が得られた。みんな、昇進含めて悩んでいて、一緒なんだと感じた。
・掲載されていた企業の事例から、社内のプロジェクトチームとして実践していきたい。自分の周りから残業なく効率よくやりたいという意識が出てきた。
・チームの状況の情報共有をして、自分がいなくても回っていく良い仕組みを作りたい。まだ自分に落とし込めていないので、仕事上、どこにどういう情報共有が必要かをつかみたい。
・(前回復職時)社内での横のコミュニケーションの重要性を理解しつつ実践できていなかったので、今度こそ実践したい。
・性別に基づく役割分業から能力に基づく役割分業へ、というニュアンスが著者である国保さん自身が育児を通して発信しているので説得力があり、時代に即しているという感じがする。
・ワーママの意識調査結果から見えることが、前回復職時の自分にも当てはまっていたことに気づいた。できないことは自分でなんとかする、だけではなく周囲に相談、共有することで業務に遅滞が発生しない工夫をしていくことが大切。

これからの未来を考えるためへキーポイント
・本の一番最後にあった、お子さんに女性活躍なんて言葉あったの?という言葉にうるっときた。人に勧めるのは好きではないが、そうならないためにも半径5mから変えていくという大切性を感じた。未来を変えるために自分がやるという自信を持てた。社会を変えていこうという国保さんの想いが伝わってくる著作。
・時短マネージャーの立場としての話があるといい、そしてこれからはそういう話が増えてくると信じている。
・半径5メートルという言葉に勇気づけられる。大きな影響力がないことがコンプレックスだったが、半径5メートルの重要性を認識させられた。
・好きな章、私たちの今の状況は先輩たちが望んでいた未来。そして明るい未来、世界を作っていくのは次は私たちだ。という国保さんからの強いエールを感じた。迷ったとき失敗したとき、どうしようもなくなったときに読み直して元気をもらいたいと思った。社会を良い風にこどもたちのためにつくっていけるのは自分たち、働き世代。活動できている自分が誇らしいし、未来に対する明るい気持ちを忘れたくない。

◆半径5メートルからはじめよう
このようなキーになるポイントから得られたことを元にして復職したときにどんな形で仕事や家庭へ活かしていくか、チームで意見を出し合いました。

たかこ
・本を読んだり、勉強会に参加することから、自分の状況をきちんと周囲に説明することはとても重要だと理解できた。何ができるか、できないのか。今までとの変化を1回目の復職のときにはしなかった。特に夫が単身赴任になったときに今までと変わらず頑張りますといってしまった。両親に来てもらったが、今までよりもできなくなることが明確にも拘らず、言えなかった。ギャップを埋めるために頑張っていたけれども、周囲とのギャップが深まるばかりでストレスがたまっていった。自分は頑張りたいと思っているけど実際はできませんということを素直に言えないとストレスがたまる。今回の復職では上司やチームメンバーと共有していきたい。
・時短管理職としては、管理職がいない時間がチームにできることについての負い目をどうクリアするかが課題だと思っている。トラブルが起こってもフォローできないという管理職という役割を果たせない負い目がある。それをどうやってクリアにするかが課題。
・家庭では家事育児を私が一方的に割り振っていたが、今回は業務洗い出しからプロセスも共有したい。コミュニケーションが一方的だったことで上手く行かなかったことが多かったと思う。自分のほうがたくさんやっているからできないところをフォローしてという気持ちだったが、押し付けになっていたなと反省している。

りょうこ
・2回復職経験があるが1回目の復職のときに、仕事以外の話をむだなことと思ってしまって、話しかけないオーラを発してしまい、まわりの人が話しにくいと感じていたと思う。それによって周りの人の仕事がとまってしまったと思う。自分の評価ではなくて組織、チームで仕事をしている意識を持とうと思っている。時間内で終わらなかったことを通勤時間もメール対応をしていた。時短は取得していたが実際の業務時間はフルタイムと変わらなかったかもしれない。そういったことも個人の責任でやれば良いと思っていたが、他の人も同じような対応をしなければならないという無言のプレッシャーを与えていたかもと思う。通勤時は仕事もしてしまえるので、意識的に仕事をしないようにしたい。自分で事前に線を決めたい。
・本を読んで自分が得たこと、学んだことを他の人、これから子育てをしていく人たちに向けてランチ会を開いたりとかしたい。
・16時に会社を出るのでその前にコミュニケーション必須だったが、それを徹底することで周囲が16時までしかいない人というのを認識していた。会社としても管理しやすい。在宅でフォローしながら。どうしてもFACE TO FACE ではないので気を付けたい。
・重要なのは昼の時間だったことに改めて気付いた。やりとりがない人ともランチをして話をしていたことで新たな発見もあったので今回の復職後も続けたい。
・1人目の産後で夫との協業に関してはやり方が確立されたが、こどもが増えたり、小学校入学など環境変化あるのでまた変わって行くと思う。その場その場で解決できそうと思っていて深くは考えていない。問題が発生したらその場で考える。夫が詰めて手をうってくれる。それもこれまでの積み重ねがあるため、だれがやったほうが良いかが2人の中で一致している。

ひとみ
・互いに情報を提供しあうためにインフォーマルなコミュニケーションが必要だと実感した。週の何回はチームでランチにいくなど積極的に図りたい。
・個人が頑張ることも良いけど、組織のため、チームのためになっているかを考えて行動していきたい。
・仕事しているプロ、時短でも男でも女でもお客様にとってはこちらは仕事のプロということは変わらない。個人としてプロ意識をもって仕事をしないといけない。

ひろ
・後輩先輩とお茶する時間など、業務外の時間での接点を持ちたいと思った
・家庭生活については、プロセスも大事だと考えているため、一人だけで解決はせずパートナーに必ず相談する。今のところ不満はないが、意識的に相談する時間をとりたい。
・著作内の、『仕事が休めるかなどのその日の優先順位を決めていること』が参考になった。仕事の案件、内容によって休めるかどうかを判断するのも重要だと思う。

メンバー4人の復職に向けての意気を書かせていただきました。復職後、チームのメンバーがどのように過ごしているか、リフレクションをしたいなと考えています。本を読んだ方もそうでない方も、復職後の生活(家庭&仕事)をどのように進めたいのかをシミュレーションしてみましょう。そしてハードルがあるようなら、それらをクリアできるようできる限り準備をしていきましょう。4期秋広報チームはみな4~5月復職です。みなさんと一緒に進んで行きたいと思っています!

気になる方は、こちらから・・・
働く女子のキャリア格差(ちくま新書) 国保 祥子 著

育休プチMBA勉強会が復職したときに効いてくる! ~復職者インタビュー~

こんにちは!広報チームです。

年が明け、いよいよ春の復職に向けて何か準備をしなきゃ!と焦りを感じはじめているのは私だけでしょうか・・・
さて、育休中のボランティアスタッフ運営による「育休プチMBA勉強会」、参加したことはありますか?
今回のブログは、まだ勉強会に参加したことはないけれど、興味がある方に向けたメッセージです。勉強会でどのようなことを行なっているのか、また身につけた思考トレーニングが復職後にどう役立つかのポイントをお伝えしたいと思います。そして、勉強会に対して抱く疑問解消や参加メリットの発見へと繋げて頂けたら嬉しいです。

広報チームでは今回、一度復職を経験され、現在第二子の育休中で運営メンバーとして活躍中のアキさんにインタビューを行い、一度目の育休時に勉強会を経て復職した当時についてお話をお聞きしました。
約3年前、設立当初の育休プチMBAの勉強会へ参加されていたアキさん。
その後の復職で活かせられたこと、振り返ってみて得られたもの、身に付いたことなどをお伺いします。

1

——————————————————
それではまず、アキさんのプロフィールを簡単にご紹介します!
名前: アキさん
年齢: 34歳
職種: 日用品メーカー研究開発
勤続: 9年目
役職: 非管理職
転職経験: 無
お子さんの年齢: 長男3歳6ヶ月、長女6ヶ月
育休回数   : 2回目
育休プチとの関わり: 1期参加&4期運営メンバー
休日の過ごし方や趣味など: 家族での外出(キャンプ始めました!)、子連れでいけるおしゃれカフェを開拓中

—–まずはじめに、初めての産休・育休を経て復帰となった3年前。職場復帰に際し、当時不安に思っていたことを教えて下さい。

上司や組織から見放されたくなく、キャリアを諦めたわけじゃない、子供がいてもバリバリ働ける!と周りにアピールできるものを探していたように思います。振り返ると資格取得やフルタイムで復帰することにこだわっていたと思います 。組織としてはすごく恵まれていて、在宅勤務やフレックス制度もあり、周りも理解があったにも関わらず、それらを利用することによって2軍になると思い込んでいて、焦りがあった。そんな不安があるからこそ、それらを乗り越えなきゃと肩に力が入っていたように思います。

—–そうした中、育休プチMBAの勉強会に参加したきっかけについて、教えて下さい。

ちょうど長男が6ヶ月のとき、資格試験が一段落。育休終了前に何か新しいことを勉強したいと思っていた時に記事を見て育休プチの存在を知り、すぐに連絡をとって1月末の会に参加しました。子どもを連れて何かするのは大変だと思っていたので、子どもを連れていく ことができ、更に勉強もできるなんて、こんなおいしい話あるのかな!と思いすぐに連絡を取って参加しました。

—–初回の育休中には、何回くらい勉強会に参加されたのでしょうか。

育休プチに2回、週末プチに2回です。(*週末プチとは土日に行われる、株式会社ワークシフト研究所主催による週末プチMBA研究会のこと)

—–参加前の育休プチMBA勉強会の印象はどうでしたか?

まず、勉強会に子どもを預けずに「子連れで行ける!」ということが本当にお得に映りました。
もともとMBAという言葉もポジティブに響いていて、MBAの科目の中から どういう内容を勉強するのだろうという興味もあったため、勉強会の中身自体にどういう効果があるのかについては、あまり懐疑的ではなかったです。また、育休中の女性を対象として行なっている勉強会というところが、ビジネス的にも面白そうだなと感じたのを覚えています。

—–MBAというネーミングは、一見すると難しそうな印象を持つかもしれませんが、そこにご興味があったとのことですね!それでは、勉強会に参加した後の感想を教えて下さい。

実際に勉強会に参加して、MBAというネーミングはあるものの、その中の「ケースメソッド」という手法を用いて、マネジメント思考のエッセンスを分かりやすい言葉で学ぶ場だということが分かりました。
そして、その学びから周りに期待するのではなく、自分の思考をアップデートすれば働き方を変えられるんだということに気付きました。とはいえ、勉強会後すぐに変化したというよりは、復職した後にじわじわと効いてきたように思います。復職後に自分で空回りしたり、リアルに失敗したりして、「これ何かで見たことあるな…ああ、あれだ!このことを言っていたんだ」と、学びを深めていった感じです。その時の勉強会で学んだ資料を見返したり、9つの挑戦課題(*勉強会の毎回最後で自分自身に問いかけ、課題を見つけ周りとシェアするワークのひとつ)に戻ったりして、徐々にできる自信に繋がっていったのがよかったです。2

—–勉強会の効果は即席ではないものの、体のどこかに残っていて、必要な時に助けてくれるようで頼もしいですね。自分の身に起こったことを、育休プチMBA勉強会で学んだケースに置き換えて考えることは自然にできましたか

育休プチで学んだ思考トレーニングはケースメソッドなので、自分が体験している風です。あれ?これどっかで同じこと見たな、となった時にリンクして、勉強の抽象概念化の部分に初めて行けた気がします。勉強会参加の場ではそこまで行けなかったものの、自分の実体験を通じて概念化につなげることができました。それはやはり3~4回のレクチャーを受けて、それがどこかに残っていたからだと思います。


勉強会でも複数回参加することで、思考の定着につながると言われていますよね。それをアキさんも体験されたということですね。
さて、他にも育休プチMBA勉強会に参加して得られたと思ったことはありますか。

思考力がメインですが、FBで友達になったことで同志と思える仲間との人脈も得られました。リアルな繋がりがなくても、活躍を拝見し、子供を持ちながら働くを体現している方とゆるやかにつながっていること、それ自体が本当に心のよりどころでした。復職後一年くらいは結構落ち込むことが多かったので、FB限定コミュニティ(*勉強会参加者が招待されるFB上のコミュニティ)に支えられました。リアルでお茶飲もう程の付き合いではないが、活躍しているし頑張っているよね、みんな!というのが嬉しい。周りで「母として働く」人のつながりが意外と少なく、このコミュニティで出会った人がそこを埋めてくれていると思っています。
またMBA取得、というパッケージへの憧れでなく、それに紐づくトピックの勉強を続けて、中身をきちんと理解しようと思うようになりました。目的は自分が持っている夢のために、思考力&実践力を向上させることだよね、ということが分かりました。

—–育休プチMBA勉強会への参加によって、復職してからの両立生活で活かせたと思うポイントや場面はありますか?

復職後、大きな仕事から外されて落ち込んでいたときにFB限定コミュニティ上で皆さんに相談できるチャンスがあり、複数のコミュニティメンバーからコメントをもらえました。また、たまたま私の投稿を見た国保さんから「上司はそういう意図ではなかったのでは?」とのコメントを頂き、ああ確かに上司目線で考えてなかったなぁと感じ、、会社外でもたくさんの人に支えられていると感じました。
あとは、落ち込んだ後のリカバリーが早くなったり、落ち込んだ後に考えられる体力がついたりしました。そして、悩んでいることが成長する機会だと、段々と前向きに捉えられるようになったことも実感しています。
9つの挑戦課題を意識すると、自分の仕事のスタイルを変えていけると感じ、実際に産休前とやり方が変わりました。それを上司が受けとめて、よくなったと誉め言葉をもらうこともあり、自信につながりました。実質の業務時間も短くなり、突発的な休みも多く、時に仕事を取りこぼすこともありますが、全体として働き方がよくなっていると言われたことは嬉しかったです。3

—–育休プチMBA勉強会に参加するか迷っている方へのメッセージ

育休中に勉強会へ参加したからと劇的に両立生活が楽になることはないですが、ハードな生活を回していくには、体力を思考力で補っていくことが必要です。自分の中で、悩みを課題に変えて冷静に、どうやって解決するのか考えられれば、仕事や育児でこけた後の回復力にきいてくる。そういう観点にたつと、育休プチはそこに明確に響くプログラムになっていて、その効果を復職してじわじわと実感できるし、本当に行ってよかったと思います。復職後不安だなと思っている人こそ、まずは1~2回参加してもらうことで、少し楽になるのではと思います。

インタビュー中、終始笑顔でお話頂いていたアキさん!
ポジティブで新しい物事にチャレンジする意欲が高いように感じる彼女ですが、それでも日々落ち込んだり悩んだりされていらっしゃるとのこと(笑顔の裏に隠されているのでしょうか…)。
そうしたネガティブな時に効いてくる勉強会の効果。
育休プチMBA勉強会で学んだメソッドや思考法により、自力で持ち直す力(アキさんは回復力とおっしゃっていました)を身につけ復職後に迎えたいくつかのハードルを乗り越えることができたとのこと。また勉強会を通じて知り合った同志と思える仲間とのコミュニティを通して、大変なのは自分だけではない!と支えられ勇気づけられたともおっしゃられていました。
復職後にこそ求められる思考力、そして同じ境遇にある同志とのつながりを、まだ余裕のあるこの育休中に取得し、落ち込んだ時の回復力に繋げたいところです。
こうしてブログを読んで頂けることだけでも嬉しいですが、実際勉強会へ足を運んでいただくと、今回取材したような復職後の悩んだ時・立ち直れないと思える時にこそ、必要なチカラが身に付くかもしれません。
今回はアキさんの例でしたが、育休プチMBA代表国保さんの著書『働く女子のキャリア格差(ちくま新書)』では他4名の勉強会参加者の方のインタビュー事例が上司の方のコメント入りで掲載されています。こちらも参考にして、来たる復職に備えて頂けたらなと思います。

私たちの献立スタイル  ~心も体もみんなハッピー~  

秋広報チームから「働く母たちの食材調達から調理までの献立」に焦点を当ててレポートさせていただきます。
毎日の生活の中で、掃除、洗濯は数日、お風呂だって1日くらいはスキップしてもなんとかなる!けれども 食事だけはどれだけ忙しくてもスキップすることができない唯一かつ手間暇のかかる家事。出勤や登園までの短い時間でとらせなくてはいけない朝食、子どもたちが帰宅した安堵感と空腹感でいっぱい(要は抱っこして、遊んで、お腹空いた、疲れた、眠たいというすべての気持ちマックス)の中での夕食。こうした食事の支度をどのようにタイムスケジュールに組み込めばいいのか、復職を目前に控えて不安な気持ち、焦る気持ちが出てきますよね。そこで忙しい日々の中で先輩復職者たちがどのように1週間の献立を調達~調理しているかちょっとのぞかせていただきました。私自身は第1子6歳、第2子1歳、2度目の育休取得中ですが、第1子の復職後はとにかく慌ただしかった記憶。次の復職を春に控えていますが、今回のこのブログ書く中で他の方たちのフローがずいぶんと参考になりました。また時間のない中で食事を作らなければならない!と時間に追い立てられているような気持ちをもう一度見直し、どんな風に子どもたちと食卓を囲みたいのかを改めて考えさせられました。

  1. 先輩復職者たちの献立スタイル
  2. いろいろなアイディアを拝借
  3. 時間の考え方
  4. 私の発見

1先輩復職者たちの献立スタイル

先輩復職者の方たちの体験を伺ったところ、帰宅時間は18時から19時半とばらつきはありましたが、 いくつかの共通項が浮かびあがりました。

◆ポイント1  週末でまとめ買い
◆ポイント2  勝負は帰宅後30分
◆ポイント3  がっちりスクラム体勢

食材調達は圧倒的に週末にまとめ買い、平日ちょこちょこ買い。私自身は週末の買い物プラス週半で宅配サービスにしようかなと考えていたので意外でしたが、宅配サービスは受け取りの問題があるのかもしれませんね。復職未経験者からの懸念事項にも受け取り(不在時にもボックスにいれてくれる場合でも取り出しなどが不便)についてあがっていました。結局はそのちょっとした手間が帰宅後の時間が短い中でどうしても不都合に感じられ、宅配サービスの利用に対して消極的になっていくのだと思いました。 週末まとめ買い、宅配サービスのいずれを選択する場合でも大切なのは1週間の献立をあらかじめ描いておくことなのかなと思いました。もちろん週中で手持ちの食材でやりくりすることも可能です。けれども 毎日買いものに行くことができないので、ざっくりとでも想定しておくことが必要になってきます。

食事の仕度にかける時間は、朝食は10分前後、夕食は帰宅後30分程度、そして献立内容はほぼ同じです。
朝食:パン(ごはん)プラス1品(果物、ヨーグルト、お味噌汁などばらつき)
夕食:ごはん、汁物、メイン、副菜2品

ただしその時間以外に、朝(夜でもOKですが朝方が多い印象)に仕込みをする、週末に野菜は切って冷凍する、常備菜作りをする、平日のどこかで作り置きする人が多いです。つまり調理時間が帰宅後30分になるように準備をしているのですよね。方法はそれぞれのようでしたが、帰宅後30分以外に1~2時間の時間を別にとっている様子が伺えました。ここが兼業生活の大きなポイントのようです。また2日分まとめて作ることもみなさん共通でした。メインは月火同じ、汁物は火水同じ、など同じ献立にならないようにずらして作る、多少味を変えるなど工夫をされているようです。 帰宅後30分で夕食を完成させる、そのためにどんな献立がいいのか、どこで準備をするのかをイメージをしてみること、そして復職までの2ヶ月ほど、この時間割りで過ごしてみる練習をしてみることはお勧めです。

最後に一番重要なことは自分ひとりですべてを賄おうとしないこと。配偶者はもちろん、市販の離乳食、お惣菜、宅配の調理キット、外食、家事代行サービス、両親などなど考えられるサポートはすべて活用、周囲をすべて巻き込むことです。これは食事作りだけではなく、兼業生活すべてにいえることだと思います。そのためにいつ誰に何をしてもらうかを明確にして復職前に依頼、試行するなど用意をするといいですね。

てきぱきと日々をこなしているようですが、復職者の方たちにもいくつか課題があるようです。共通点が多かったのでみながぶつかる壁なのかもしれませんね。いくつか記載しましたので、こちらも併せて参考になさってください。

・夕飯をつくるタイミング 夜は早く子供を寝かしつけたいので、帰宅後に夕飯をつくるのではなく、朝の時間に夕飯のおかずを作りたい(週末にまとめて作るのはなんだか苦手)。仕事で疲れていても温めるだけの状態だと楽だと思う。
・メニューがワンパターン 週間のメニューを買い物前に決めるので、食材に無駄はないがワンパターンで無難な守りの料理になりがち。新しい食材や調理法を使った、新たな美味しさと出会いたい!
・ネットスーパーが活用できない スーパーで直接野菜をみながら献立を考えるからなのか、買うのに時間がかかってしまう。
・作り置きの仕方がわからない 前日の料理の残りを食べるのは抵抗ないが、いつまで食べられるのかわからない。何をどうやっていつ食べているのか知りたい。
・手作り神話を手放す! 食事を重要視しすぎて、手抜き?時短に対して、自己嫌悪に陥りがちだった。今は大分よいが、すぐ理想を追うので自分の気持ちの持ち方に気をつける。
・圧力鍋を使った方が効率はいいのだろうが購入できていない。
・もう一品増やしたいがレパートリーもかけられる時間もない。
・疲れたら外食、中食に頼るのは良いが、なし崩しに増えてしまわないようにすること。
・夫のレパートリーも増やしてもらうこと。
・味付けを新しくすると子供が食べないので、努力はあまり報われない。
・ 本来はその日に使う食材をその日に買いたいタイプ。作り置きもキライ。高いお金を出して宅配をしている割に、食材が残っていることにストレスを感じたり、時には無駄にしたりするので本末転倒だなあと思っている。

2 いろいろなアイディア拝借

◆アイディア1  時短レシピを持つ
◆アイディア2  小腹対策をする
◆アイディア3  ネットを活用する

凝っていなくても栄養のある食事を用意したいというのは親心ですが、帰宅後30分で夕食作りを終えるために、手を加えない、ゆでるだけ、切るだけ、などのメニューをみなさんそれぞれいくつか用意をしている様子です。子どもの好みに合わせて、冷奴、枝豆、カニカマ、ブロッコリー、オクラ、ちくわ、きゅうりなどなど。また短時間で栄養がとれるよう具沢山のスープ(お味噌汁)、冬は「なべ」なども活用。 その他おにぎりを冷凍しておくというアイディアもありました。朝、さっと出せるということもメリットですが、帰宅後の小腹を満たすためにも使えそうです。いちごやバナナなどを一口ずつつまみぐいさせるやり方もあります。

献立の参考にはcookpadみんなのきょうの料理つくおきやせおか.jpが多く使われていました。中には料理研究家のサイトを見ている方もいました。また私は料理本なら付箋を貼る、ネットならリーディング リストに保存しているのですが、evernoteを活用し、オリジナルのレシピ集を作っている方も!私も真似てみようと思いました。

3 時間の考え方

毎日仕事、家事、育児に追われていると、いったいいつまでこんな生活が続くのかな、と絶望するときが(少なくとも私は)あります。時間のなさにこれまた絶望もします。日々時間との闘いです。けれども復職10年以上の大先輩たちから話をきくと、時間というのは敵ばかりでもなく、心強い味方にもなっていくのだと強く思いました。 何もできなかった夫がいまでは週に4日は夕食作りという家庭をはじめ、夫がかなりの戦力となっていることが伺えました。そして何より!子どもたちが成長とともに大きな戦力となってくるのです。外食のしやすさ、多少の空腹も我慢できる、などとどんどん成長していき、それによって夕食を準備することに対して気持ちの上での負担感がなくなっていきます。そして炊飯、出汁をとるということから包丁を使うこともできるようになり、子どもたちともがっちりスクラム体勢をとることができ、まさにひとつのチーム!家族みんなで力を合わせて、家事を分担し合える日、もちろん一朝一夕にはかないませんが、今この瞬間もそんな日のための ステップだと思えて楽しく頑張れる気持ちになりました。

4 私の発見

毎日必要な食事、ふと何のためにあるのかなとこのブログを書くに当たって考えました。もちろん子どもたちの成長に必要なものです。大人にだって日々の活力の源として必要です。仕事から、保育園から、学校から帰り、体の力が抜けたときに、家族で囲む食卓にはそれ以上に大切なものがある気がするのです。私自身、目には見えないものに縛られて、ついつい毎日手作りを、と頑張っていました。けれどもそんなことは本質ではないのではないかなとこのブログを書くにあたり多くの方たちの話を伺って気づきました。ある程度満腹になればそれでいい、凝った献立、味つけではなくてもいい。むしろ、子どもにも自分にも負担なく食事のときを迎え、楽しい時間を過ごすことができればいいなと思うのです。手抜きをする日、を作っている方もいましたし、手作り神話の呪縛から逃れたいという方もいました。同時に気付かされたことは、家族揃って食卓を囲む時間もまた限りがあるということでした。子どもたちも大きくなっていくと塾や部活で帰宅時時間がばらばらとなり、子どもたち全員が揃わない夕食が増えていきます。慌しさに気を取られていますが、子どもたち一緒に向かい会える大切な団欒のときにも今だけなのですよね。忙しい中、とにかく食事の仕度をどうしよう、などと焦る気持ちもありますが、まずは気楽に構えて、そして子どもたちと一緒に家族みんながハッピーな献立スタイルを作っていきたいなと思います。

180126_1月ブログイラスト

「制約人材の活用」をどのように会社で行うべきか? 国保さんにインタビューしました!(後編)

2018年が始まりました!年末年始は家族とゆっくりお過ごしになられましたでしょうか。

 

今春4月復帰予定の方は、復職まであと3ヶ月を切りました。

年末に会社の経営者・人事、上司の方向けに「制約人材をどう活用するのか?」について、育休プチMBAの代表であり、株式会社ワークシフト研究所 COO 兼 所長の国保祥子さんにインタビュー(前編)をお送りしました。

 

今回は続きの後編をお送りします。

 

—————————————————————————

組織全体の働き方改革推進について

 

――次は、組織全体の働き方推進についてお話をお聞きしたいと思います。

政府は働き方改革を推進しており、特に残業時間の管理は社会問題にもなっています。時短を利用した育休者復職者が増える中で、どういった働き方を企業は推進していくべきでしょうか?

 

国保 わたしは実は時短制度は推奨しておらず、残業なしフルタイムを推奨しています。本来職場のあるべき姿は、残業なしフルタイム。

残業をしないと回らない職場は、そもそもリスキーだと考えています。毎日残業しないと業務が回らないというのは、バッファがない状態ですよね。バッファを残しておかないとトラブルやクライアントに対しても突発的なことには対応できません。復職者がいようがいまいが、残業しなくても回る職場を作るべきだというのが基本思想です。

 

――なるほど。では、そのような残業がある職場を、残業なしの職場にどうやって近づけていけるのでしょうか?

 

国保 仕事には、省いてはいけない手間と省いても影響のない手間があります。組織が何でバリューをだしているか、バリューを維持するためには、捨てないタスク、捨てていいタスクを区別して、捨ててもよいものは捨てる。タスクを区別しないで、どうにか残業をなくそうと時間になったら会社の電気を消すなどの残業対策をしていると、数年後売上に影響してくる可能性があります。

 

――今の職場はどちらかというと、あれもこれもやったほうがいいとタスクが増えていく傾向にあります。人員が足りなくなったら、他から呼んで組織が膨れ上がっていっているような

 

国保 仕事は増やすほうが楽なのですよ。仕事を減らすほうが、誰かの顔がつぶれるとか、変に気を遣うので難しい。やらなくてもいい仕事は、実は大量にあります。タスクの断捨離をしないといけないですよ。そして断捨離するときは、組織にとって何が優先なのか、バリューにつながっているかを明確にしていく必要があります。

 

――タスクの断捨離!まさにわたしの職場に必要です。会社の人事部として、制約人材を抱える部所の上司に対する働きかけで効果的なものがあるのでしょうか?

 

国保 働き方の多様性が増えると、管理の手間はかかります。でも、その手間を管理職だけに押し付けてはいけないと思っています。マネジメント研修を行うなど、人事部としても管理職のサポートが必要です。また一方で、部下の自立性を高めることも大事。特に女性は、周りの期待に応えることを自分の価値と認識しがちで、自分の意見を明確に持っていない人が多いと感じます。

 

――そうかもしれないです(汗)。期待されていることをそのままやる人が多いということでしょうか?

 

国保 そうですね、多いのではないでしょうか。他人に評価されることでのみ自分の価値を認めている人は、自分の価値を周りに依存するので不安定になりやすいですね。上司の管理能力と部下の自立性は補い合える関係ですが、部下も自立性を高めるよう意識することが必要です。

 

――自分のことをいわれているような気分になりました反省です。どうせ言ってもかわらない、会社の一コマでしょと思っている自分がいたので改めます。。。

 

国保 そんなことないでしょう!(笑)言っても変わらないかもしれないが、言わないと100%変わらない。100%が99%になるかもしれない。上司はこういうことやりたい!といってもらったほうが嬉しいと思いますよ。

 

――ちゃんと言うようにします!宣言!(笑)

女性活用に関する企業の取り組み例

 

――働き方改革の一つとして、企業で女性活用も重要視されていると思います。女性活用に関する企業の取り組み例があれば教えてください。

 

国保 女性活用がうまく推進できている企業は、取り組みを女性だけにとどめていないですね。全社員の活躍のために取り組みをしていて、その中で子育て中の人に不利益なところを修正するというスタンスです。女性社員のために取り組みをやっているわけではなく、競争戦略の一つとして捉えています。

 

――例えばどんなことをしているのでしょうか?

 

国保 有名なのはサイボウズ、カルビー、ロート製薬、ユニリーバ、クラシコムです。

例えば、ロート製薬は兼業を認めています。本業にプラスしてやりたい仕事をおおっぴらにし、それが社員にとって成長できる機会になっています。自分が伸ばしたいと思った能力を兼業先で伸ばすことができるのです。

 

――面白い!兼業でスキル・能力を伸ばし、社員の成長を考えている企業なんですね。

 

国保 ユニリーバは、WAA(Work from Anywhere and Anytime)という働く場所と時間を自分で選べる仕組みを導入しています。カフェでも在宅で図書館でもOK。子育て中の人は当然助かるし、子どもがいなくても、通勤時間セーブのために使える。成果を出してくれるなら、手段は社員自身で選んで良しという制度なのですね。

この制度は働きやすさが高まるのはもちろん、社員の自立性が高まる。仕事を自分でデザイン、コントロールしている感が育つ。それがパフォーマンスにつながっていきます。

自分で選択し、決定するという行為で仕事の満足感があがります。コミットメントもあがるし、成果もあがる。例えば、雪でも会社に来い!と言われると会社にコントロールされているなという気持ちにつながり、会社に行ってからのパフォーマンスは下がります。

 

――確かに(笑)自分の会社は在宅可能なのでやらされている感は低いですね。妊娠中、雪や大雨で在宅で仕事ということもありました。でも在宅だからといって手抜きをするわけではなく、その日やるタスクを上司に宣言したり、コミュニケーションはオンラインで実施するなどしました。意識してなかったですが、自分で選択して仕事をしているという満足度があったのかも。

 

国保 それは生産性を下げないやり方ですよね。雪でもなんでも会社に来いといわれると文句を言いながら会社で仕事をしてやらされ感があります。自分で選んでいるからこそ逆に手を抜けない。自分で選んでいるという満足度でコミットメント上がるし、モチベーションあがれば成果もついてきます。子どもも自分が選んだ洋服なら着てくれるのと一緒です(笑)

 

――なるほど。確かにそうですね!

 

国保 クラシコムは18時に帰りますという戦略を取っています。すべての仕事が18時に終わるように設計しているのですね。

 

――すごい!どうやって実践しているんでしょう?

 

国保 業務の断捨離をものすごくやっているそうです。毎日18時に帰ろうと思うと会社自体の自律性が大事です。例えば、売り上げの8割をにぎっているクライアントから急な仕事を頼まれたら断りづらいですが、そういうときに断れるような立場を築かないといけないという考え方で戦略を整えてきています。クライアントの言いなりになることは頭を使わなくてもできますが、クライアントのいうことを聞かずに、いかに売り上げを上げるかは頭を使わないとできません。とても戦略を考え抜いている企業です。

 

――まさに理想の働く場所ですね!

 

国保 たまたまクラシコムさんの社長と副社長が北欧に行ったときに、皆早く帰っていて、かつ成長している企業を目の当たりにしたそうです。その時に、残業しなくても事業を成長させていくことが可能だと確信して、常にどうやったらそれができるかを考えているそうです。

こうした企業を見ていると、「残業せずに事業を成長させるのは無理」という企業は、逆に残業しているから成長しないのでは?という気になってきます。残業ばっかりだと、余裕がなく次の事業の柱になるようなネタが生まれにくく、低成長につながっているのではないかと感じています。

 

――なるほど今まで自分の中にあった固定概念がひっくり返されたようです。自分の頭が固くなっていたように思います。

 

国保 今は残業しないと成果がだせないと皆が思っているから残業をしている。残業しなくても成果が出せるという感覚が広がっていけば、皆残業しなくなると思います。成果を出せないときの言い訳として、でもこんなに頑張っていますとエクスキューズしておきたいというのがあるんでしょうね。

 

――復職後、残業をしないやり方を自分なりに考えていこうと思っていますが、現在社会的にも会社的にも変革期にありますね。

 

国保 そうですね。毎日残業しないとまわらない職場に問題があります。本来はそこにメスをいれるべきだし、管理職や部下に残業できない人がいるというのは、そういう体制に強制的に移行するきっかけになります。育児で帰りたいのは本人のわがままと捉えがちですが、体調不良や介護など、インフルエンザで倒れるというのは誰にでもある話です。予測可能な育児すらまわらない職場は、他の突発的事項でもまわらないでしょうね。

 

――客先に常駐することもあるのですが、クライアントが自分たちのどこに価値を見出しているかも大事で、残業してここにあなたがいることが価値という圧力を感じたこともあります。社会全体を変えていかないと自社組織が働きやすくても厳しいと思いました。

 

国保 社会全体を変えていくのも大事であるし、もし長時間誰かがそこにいるということが、本当にクライアントが望む価値ならば、シフト制を組むべき。誰かはいるが個人長時間労働にならないという仕組みをつくるべき。ただ長時間人がいることに本当に価値があるかは一度議論の余地があるでしょうね。あと、会社としてよく考えたら、この顧客のリクエストに応える必要はないという判断になるかもしれない。そうなると、たとえ一部のクライアントを失っても自社がやっていける価値を考え抜かざるを得なくなりますが、それは競争戦略を考え、競争優位性を築き上げることにつながります。特定のクライアントを失うのは怖いですが、それでもやっていけるように自分たちのバリューを高める意識が高まるというのは大きいと思います。もしくは通常部隊と特急部隊をつくり、特急に対応できることが競争優位にするという戦略もありますね。

 

――本当そうですね。紹介いただいた企業を参考に、今の職場も改善していくべきだと実感しました。ありがとうございます!

 

※今回国保さんが紹介されていた企業の働き方戦略の詳細情報は、国保さんの著書『働く女子のキャリア格差 (ちくま新書)』に掲載されています。どうぞ読んでみてください!

女性社員のキャリア形成について

 

――次は女性社員のキャリア形成についてお聞きします。復帰後、管理職などのキャリアアップを望んでいるが、不安に思っている方も多いと思います。

 

国保 前提条件として、わたしは管理職つまり意思決定者になったほうが子育てとの両立は楽と思っています。例えば、自分がリーダーだったら会議を18時以降に入れませんが、プレーヤーだと従わざるをえないですよね。ただ既存の管理職は、そういうやり方をあまりしていないから、管理職になりたくないという意見があるのだと思います。既存の管理職にはなりたくないのです。でも管理職になったほうが楽になるし、むしろ両立しやすい世界があるとわかれば皆管理職になろうとすると思います。

 

――新しいタイプの管理職になるというのは、既存の組織内ではハードルが高そうです。既存の管理職の中で、私は残業しないと言えるかな?と思ってしまいました。

 

国保 わたしのスタンスはこうです!という要求だけでは通らないと思っています。ただ、こういうやり方でも成果を出せます、つまり目的は一緒だけど手段の変更を提案するというやり方はあります。発言力でいうと、プレーヤーではなく、管理職だからこその影響力もあります。

 

――成果を出していたら、他の人たちもそれ以上やってとは言いづらいですもんね。

 

国保 少なくともこの指標では十分にパフォーマンスをあげていますと言えるのと、言えないのとでは肩身の狭さも全然違います。

 

――そういう働き方もできるというのが社会的に広まっていくと、管理職をやってみたいという人も増えそうですよね。

 

国保 実例を目の前でみるとそういう世界もありうるんだな、じゃあやってみようかなと気にはなりますよね。

 

――会社によっては、時短制度を活用している女性は、昇進を望めないことが多いのではないでしょうか?

 

国保 キャリアアップを望めない環境に無防備に身をおいてはいけないと思います。場合によっては時短でないほうが良いこともあります。毎日ではないけれども、ときどきは残業できる環境をつくることが重要です。会社からしても、自分のやり方は一切変えたくないがキャリアアップはしたいというのは、少しわがままに見えてしまうでしょう。自分もできることをやっている、組織に貢献する意思があるから機会を与えてほしいという交渉になります。時短を取ると、キャリアアップを望んでいないというメッセージに捉えられることが多いので、時短を取るならばなおさらコミュニケーションをとって、ちゃんと貢献する気持ちと備えがあることを伝えないといけないと思います。

 

――そうなんですね。時短を取ろうと思っていましたが、キャリアアップを望んでいないというメッセージにとらえられがちでしょうか?

 

国保 例えば保育園のお迎えは一切行けません!と夫に言われると、育児のモチベーションが低そうに見えますよね。毎日は行けませんが、できることを探してやりますとか、木曜だけはお迎えに行きますと言われると、モチベーションは全然違って見えませんか。

 

――一回育児に置き換えると客観視ができますね!良い技を教えてもらいました(笑)時短を取るかどうか考え直そうかな。

 

国保 なんとなく時短制度を選ぶことは推奨していません。フルタイムでいくにはどうするかをまず考えて、どうしても無理そうであれば時短を選ぶというほうがいいと思います。

 

――わたしの会社では、とりあえず時短を取るという人が多いです。会社からしても育児大変だろうからとりあえず時短したら?と言われています。

 

国保 時短を取るとマミートラックにのってしまうこともありますので、時短を取るなら戦略的に取るべきです。育児に置き換えて考えてみると、パートナーから「とりあえずお迎えはやりません」と言われるのとやる気あるのかな?と感じてしまいますよね。そしてやる気がない人に学習の機会は与えられないし、学習の機会がないと仕事も育児もやりがいを感じにくいのです。それが本人の希望ならいいのですが、あとからそんなつもりじゃなかったとならないよう気を付けてください。

 

――確かに。「とりあえず時短」は避けようと思います。自分自身のキャリア形成について整理し、自分なりの戦略を立てていきたいです。パートナー含め、家族と改めて復職後の働き方について、相談したいと思いました!

 

国保 今日お話ししたことを日々考えていますが、自分が考えていることを皆知っているわけではないとわかり、本を書きました!ぜひ皆さん社会でどんどん活躍してください!!

 

――おおー!早速読んでみたいと思います。国保さん、今日はありがとうございました!頑張ります!

 

※国保さんの著書『働く女子のキャリア格差 (ちくま新書)』

—————————————————————————

 

前編・後編にわたる、国保さんのインタビューいかがだったでしょうか?

ご自分・ご自分が所属している組織に当てはまる…と思った内容があったのではないでしょうか?

インタビューをしたメンバーからはこんな感想をいただきました。

 

========================

・育休プチMBA勉強会には、自分の成長や復職後の両立のため=自分のために参加していますが、結果として、個人の問題解決力が上がって組織に貢献できるようになるということを再認識しました。

個人の仕事の成果が積み重なって組織をつくっていくのだから、よく考えると当たり前ですが、散らばっていた自分の考えが、国保さんの話をきいてつながった感じがしました。

 

・子どもが生まれて制約人材になる自分の存在は、職場の皆にとって迷惑という遠慮の気持ちがありました。どうしても今までの自分の働き方にこれからの自分を近づけようとしてしまうからだと思います。

しかしそれを続けていては、自分も組織も成長機会を逃してしまうのだとポジティブにとらえて、仕事のバリューを大事にしながらタスクの断捨離や解決法を探っていきたいです。

このインタビューで心に残ったワードを育休手帳に書き留めて、これから復職して落ち込んだときや、空回りしたときのおまもりにしたいです。

 

・復職後のキャリア形成については、ネガティブなことばかりを考えてしまい、復職に対するモチベーションが高くありませんでした。しかし、インタビューを通して、子どもを預けながら自分の成長機会を逃して働くことは絶対やめようと思いました。自分のためにも、家族のためにも、働いてキャリアを積み重ねていき、楽しい人生を歩みたい!と改めて実感しています。

========================

 

インタビュー記事を読んで、皆様にも新たな発見があれば嬉しいです。

 

多くの気づきを与えてくれた国保さん、お忙しい中インタビューに応えてくださって、本当にありがとうございました!

「制約人材の活用」をどのように会社で行うべきか? 国保さんにインタビューしました!(前編)

いよいよ年末年始ですね。

来春4月復帰予定の方は、復職まであと3ヶ月…カウントダウンが始まりました。復職準備は何からすればよいのか…迷っている方も多いのではないでしょうか。

 

年末年始あたりから復職前面談などで会社の上司と復職者で面談し始める方もいらっしゃると思います。復職者も不安なように、会社側にとっても、復帰者が増える4月に向けてどう対応していこうかと迷っている時期ではないでしょうか。

 

今回広報チームは、会社の経営者・人事、上司の方向けに「制約人材1をどう活用するのか?」について、静岡県立大学講師で、育休プチMBAの代表であり株式会社ワークシフト研究所の国保祥子さんにインタビューしました。

 

広報チームのインタビュアーの2人は、今回は初めての育休取得中。現在どのような心構えで復職に臨めばよいか不安がたくさんあります。インタビューにもその不安な気持ちを国保さんにぶつけてみました。

 

もちろん、復職者の方にとっても、復帰後上司の方とどのようにコミュニケーションを取っていくべきかいくつかヒントがあると思いますので、ぜひ読んでみてください!

 

※1 育児や介護、高齢、病気といった様々な事情により、働く場所や時間、従事する仕事内容などの労働条件について何らかの制約を抱える人材。

—————————————————————————

 最近の制約人材の動向

 

――それでは、まずはじめに最近の制約人材の動向についてお聞きしたいと思います。企業においても制約人材の活用というのをよく耳にしますが、制約人材をどのように活用すべきと語られることが多いのですか?

 

国保 私が育休を取った2014年と2017年とでは結構違うと感じています。2014年はワーキングマザーをどうやって扱ってよいのかわからない、下手したらお荷物だねーという空気がもう少しありました。今はだいぶ薄れてきたと思っています。

 

――それは育休者が増えてきたからでしょうか?

 

国保 育休者が増えてきたのもあると思いますが、復職者に対して配慮を求める社会の動きがあるというのもあると思います。

 

――復職者に対して配慮を求める社会の動きとはなんでしょうか?

 

国保 復職者に配慮は必要ですが、会社側が復職者に過剰に遠慮しすぎている、腫れ物にさわるような、どうしたらいいかわからなくて遠慮がちになってしまう、そんな空気を感じます。会社側も復職者に本当はもっと活躍してほしいし、貢献も期待しています。そして、復帰者にストレッチする業務を任せたいと思っています。でも過度な期待が配慮不足と捉えられる可能性を恐れて、ストレッチした業務・目標を復職者に与えることに消極的になっている印象です。

 

――確かに会社でも子どもがいるからこの業務は無理だよね、と言われている女性社員が実際にいます。

 

国保 無理だよね、大変だよね、といって業務を任せないのは、復職者にとって負荷は低いけれど成長につながらないんですよね。

 

――国保さんには、企業からもそういった復職者などの制約人材に関する相談が多いんですか?

 

国保 多いですね。一番多いのは、復職者が増える見込みだけど、どう扱っていいかわからないというものです。会社側が復職者に遠慮がちで、どこまで仕事をさせていいかわからない。でも復職者が今後増えていく以上、遠慮していたら現場がきつくなってきます。

 

――実際復職者に会社で活躍してもらわないと、会社自体が回らないですもんね。

 

国保 そう。復職者は、時短制度等を利用すると、復帰前は10やるべき業務が8しかできなくなってしまいますよね。その2をどこでカバーするか?本当は会社側も、10の業務をやってほしいけど、やってほしいと言うと配慮不足だと捉えられてしまうのではないか…と遠慮がちになってしまうんです。そして現場が大変に…。今は2は誤差かもしれないけど、積み重なって200になることもありますよね。

 

――確かに。やっぱりこれからは制約人材を活躍していかないといけないですね。

 

国保 そうなんです。全ての人が働きやすい職場を作るためにも、復職者がいかに業務を10できる状態で会社に戻るか、いかに特別対応ではない形で受け入れられる職場をつくるかということが大事になってきます。

働く上で、上司と復職者が心がけることとは?

 

――復職前に気が引き締まってきました!復職前後で復職者は上司と話す機会があると思いますが、どのようなことが重要だと思いますか?

 

国保 上司と復職者で一番必要なのは、丁寧なコミュニケーションです。上司は、部下が何をやりたいのか?どこまでできるのか?、仕事を任せられたときの不安要素は何か?など、丁寧にコミュニケーションを取っていく必要があります。復職者も復職するにあたって、たくさん不安があります。

例えば、残業した場合保育園のお迎えはどうなるのかなと考えて、残業は無理です、などと上司に言いがちですよね。それだけを伝えてしまうと、上司は復職者が仕事に対して消極的で、モチベーションが低いと捉えてしまいます。モチベーションないんだな、育児をもっとしたいんだな、と。やはり上司も人間ですから、モチベーションが高い部下と低い部下がいたら、成長に必要な業務経験はモチベーションが高いほうの部下に任せようと思います。

旦那さんの家事と一緒ですよ。やる気はあるけど平日は忙しくてできない場合と、やる気がなくてやらないのでは、全然違いますよね。

 

――確かに!(笑)

 

モチベーションはあるが、不安で仕事に対して消極的なのか、モチベーションがなくて消極的なのか、上司にはわからない場合もあります。なので、復職者は、復職にあたって不安はあるけれど、モチベーションはあります!と3倍増しに伝えてほしいですね。上司も、復職者は思っている以上にモチベーションがあると思って欲しいです。

 

――復帰後の不安に対する対策を一緒に考えてもらうのもいいですね。

 

国保 管理職としてはやっぱり業務を怠けられるのが一番怖いもの。わたしたちも保育園のお迎えは絶対行ける人に頼みますよね。遂行出来ない可能性のある人に任せることは怖いんです。ただ、出来ない可能性もあるけど、そのときのための対策はしてありますと言われると全然違います。

上司としてもそういうコミュニケーションができる部下がいるとリスク回避にもなるし、マネージメントコストが下がります。ただ、上司には部下がたくさんいるので一人ひとり丁寧に見られませんから、上司に過度に期待せずなるべく部下からコミュニケーションを取るような姿勢でいてほしいですね。

(国保さんと娘さん♪)

近年の育休者・復職者は以前と変化している?

 

――育休プチMBAもそうですが、育休中にスキルアップを目指している女性も増えていますよね。なぜだと思いますか?

 

国保 みんな不安なんじゃないかな。育児休業給付金は延長しているし、赤ちゃん産んだ後はみんなやっぱり休みたいんだね、と世間では思われているような気がします。でも当事者にしてみたら、3年も休んだら怖くて復帰できないと思っています。育休者が不安であるというのは世間では知られていなくて、休めてラッキーだね、と思われているんじゃないでしょうか。

 

――確かに言われたことあります!その誤解もこの記事でなくなるといいなぁ。

 

国保 また育休中にできることが増えてきたように思います。2014年はママボノと育休プチMBAしかなかったんじゃないかな。

 

――そういった育休中に復職に対して意欲が高く、復職後も生産性を高めて働いている復職者と、いわゆるぶら下がりに甘んじている復職者がいるように思います。何がそうさせると推測しますか?

 

国保 ぶらさがっている人も図々しいというわけではなく、実は復職後の問題の難易度の高さに思考停止しているだけだな、と思っています。越えなきゃいけない壁が低いか、問題解決能力が高いと思考停止せずに仕事ができますが、問題解決能力が低く、ハードルが高いとどうしていいか分からなくて結果としてぶらさがってしまうんじゃないかな。

 

――ハードルを適切に設定していくというのは、先ほど話していただいたように上司とのコミュニケーションで行えますよね。どういうふうに自分で解決にもっていくかが重要な気がします。

 

国保 育休プチMBAで問題解決能力を上げられます。育休前は全部会社が悪いと思ってたけれど、参加して考え方が変わった、見えるものが変わったという感想は理想的です。特に育休2回目の復職者の場合、1回目の復職と比較して、プチに参加したことで復職後は1回目より課題やハードルが多いけど、気持ち的に全然楽、と言っている人がいました。

 

――それは視点が広がっているからでしょうか?

 

国保 問題解決能力が上がっているんでしょうね。実家に頼れる人はまだしも、頼れない人はシッターを使うなどしなくてはいけないので超えるべきハードルが高く、その分エネルギーが必要です。仕事でも、子どもいるいないでは、いたほうが越えなきゃいけないハードルは高いので、上司もハードルを越えがいがある目標を設定する必要があります。

 

――ハードルが低いと働く意味がないなと思いそうです

 

国保 ハードルの越えがいのない目標だと、これは子ども預けてまでする仕事だろうかと考えてしまいますよね(笑)。ママーとぐずる子どもを保育園に連れていきながら向かう先が誰でもできる仕事なのか、お客さんからぜひあなたにお願いしたいと言われながらする仕事なのかでは、気持ちも全然違います。

 

――確かに!仕事のパフォーマンスも変わりますね。

 

国保 復職者もそういう仕事ができる体制を整えないといけないし、上司も責任ある仕事を任せないといけないんです。

 

――なるほど。お話を聞いて働くことが、より具体的にイメージできてきました。

 

国保 復職するとき、ある人に「日常を100%フルパワーで送ってはいけない」と言われたことがあります。日々フルパワーだと、突発事故が起きた時バッファがないから、すぐ破綻してしまう。日常を80%ぐらいで回していると、子どもが病気のときなど余力が20%が残っているので対応できるんです。

 

――全部やったほうがいいと思ってしまい、その20%をどこで手を抜くかが今は掴めないです。

 

国保 家事の好き嫌いでいいんじゃないかな。苦手なものをイライラしながらするべきではないように思います。わたしは料理は好きなのですが、掃除が嫌いなんです(笑)。1時間掃除するのと料理するのではエネルギーが全然違います。苦手な掃除をやることでストレスを溜めて、子どもにイライラするのは本当に意味ないですよね。私は料理であれば心の余裕があるので、子どもがバッシャーンとかやってもそんなに気にならないんです。

 

――好き嫌いですか!全然思いつきませんでした!(笑)

 

国保 仕事はつい日々100%になりやすくて反省しているんですが(笑)、育児のほうで20%ほど余裕があるので、子どもと絵本読んだり、料理を一緒にしたりができますよ。

(国保さんと娘さん♪)

――確かに復職後も気持ちに余裕をもって子どもとの時間を大切にしたいですね。お話を聞いて、復職後の仕事と育児・家事どちらもどのようにすべきかイメージがわいてきました!早速旦那さんに相談してみます。(笑)

次は、組織全体の働き方推進についてお話をお聞きしたいと思います。

(後編に続く)

 

—————————————————————————

 

いかがでしたでしょうか?復職経験があるなしに関わらず、はっと気づかせてくれる視点もあったと思います。前編では、制約人材の最近の動向や、上司がどのように制約人材へ対応すべきか、制約人材もどのような準備をすべきかをお聞きしてきました。

 

後編では、政府が進めている働き方推進や女性のキャリアアップについて国保さんにお聞きします!ぜひお楽しみに♪