性別で子どもへの対応を変えている!?
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”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
復職している方も含めた『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく日々を過ごしたい!そんな方たちのリアルをお届けします。
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こんにちは!第3子育休中のおじーです。
我が家には4歳長男、2歳次男、6カ月の長女がいます。
長女が生まれてから、ジェンダーについて色々考えるようになりました。
というのも、花柄のお洋服を着た長女は「おとなしいね」「色白ね」などと、長男・次男とは違った声掛けをされることに気が付いたからです。
「3人とも似ているんだけどな」と、モヤモヤ考えているうちに、そもそも私自身が長女に花柄のお洋服を着せるなど、子どもたちに異なった対応をしていました。
ジェンダーに囚われない子育てが気になって、ジェンダーニュートラルな子育てについて調べてみました。日本語の情報は少ないのですが、’Gender neutral parenting′と検索するとたくさん情報が出てきます。「ジェンダーのスレテオタイプに囚われない(ex.男の子は青い服)」「子どもに性別を教えない」など、様々。「えー、そこまでやるの!?」と思うところ=私のアンコンシャスバイアスがあるところと考えると、奥が深くて、まだまだジェンダーニュートラルな子育てを消化できていません。
今回、現時点での私の方針を「えいや!」と書きたいと思います。
<大切にしたいこと>
・子どもの『自分らしさ』を尊重する
・子どもの将来の選択肢を広げる(狭めない)
<行動指針>
1.自分のアンコンシャスバイアスに自覚的になる
長男はトミカやプラレールが大好き。一方、次男はトミカやプラレールも好きなものの、それ以上におままごとが好き。「おままごと=女の子の遊び」というバイアスが私にあり、しばらくおままごとセットが我が家にはありませんでした。自分自身にアンコンシャスバイアスがあることを自覚して、子どもをしっかり観察して、行動していきたいと思います。
2.子どもに選択権を与える
子どもたちが行く歯医者さんでは、子どもに歯ブラシの色を青・黄色・ピンクの中から選ばせてくれます。前回行ったときは、長男は黄色、次男はピンクを選んでいました。私が歯ブラシを買っていたときは、深く考えず、長男・次男には青の歯ブラシを選んでいました(まさにアンコンシャスバイアス)。お洋服や、持ち物、おもちゃなど、可能なときは子どもに選んでもらうようにしています。遊びに行く場所や習い事なども、子どもに選択権を与えることが大事だなって思います。
3.家庭内で性別分業をしない
夫も私も共に、家事・育児をしていますが、これを継続していきたいです。夫が子どもたちと一緒にスクランブルエッグやフレンチトーストを作るのも、良いなと思っています。
<おすすめの図書>
・『ジェンダーと脳』ダフナ・ジョエル&ルバ・ヴィハンスキ著/紀伊國屋書店/2021
「私たちの大半は両方のジェンダーの特徴から構成されたモザイクを持つので、ある人(未成年あるいは成人にかかわらず男女)の中に自分が期待したものを見出す。第5章で、私の親友のリサが三人の娘たちについて言った通りだ。固定観念にあわない性質は無視したり、他の要因に結びつけたりすることで、私たちは矛盾する証拠が目の前にあってもなお固定観念を捨てない。(p.109)」とありましたが、まさに私の次男に対する見方だったと思いました、、、自分の固定観念(バイアス)と異なる行動を子どもがすると、「男の子だけどおままごとが好きなのは、お料理をよく一緒にするからだな」と思って、ありのままの事象をすっと受け入れていませんでした。そもそも気が付かないことや、できる環境を用意しないことも多かったなと。
・『子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』島村華子監修、てらいまき漫画/KADOKAWA/2021
性別に関する記載は8ページしかありませんが、「親による、性別への思い込みに気付く」「性差別を減らすには、親の行動から始めよう」といったような大事なエッセンスがぎゅぎゅっと入っています。私と同じ歯ブラシのエピソードも記されていました。
・『こどもジェンダー』大貫詩織著/ワニブックス/2021
子どもと一緒に読むなら、この本がわかりやすいです。ただ文字と枚数が多いので、年長さんくらいからかな?
おじー
第3子育休中。きのこがブームの4歳半、「自分で!」が増えてきた2歳半、ずりばいで行動範囲が広がった5か月の2歳差3人を子育て中。子どもへの教育に興味があり、モンテッソーリや親業の講座を受講し、無条件の子育てができるよう修行中。家電調理器を愛用。第2子育休中に育プチ19年秋運営メンバーとして活動。通信IT企業に勤務。現在はnoteにて、クリエイター「Ozzy – 無条件の子育て&おうち英語」として情報を発信中。