育休プチMBA勉強会とは
2016/02/26
こんにちは。 運営チームの飯田です。 4月に復帰される育休中の方多いのではないでしょうか? 保育園の通知みなさんの手元に届いている頃ですね。
入園が決まった方、おめでとうございます!!
我が家も無事保育園が決まり入園に向けて準備スタートです。先日は布おむつを大量購入しました。なんと布おむつ使用の保育園なんです。。。 今日は私たちが運営している『育休プチMBA勉強会』について紹介します。 ------------------------------------ 【育休プチMBA勉強会とは】 育休を利用して、スムーズな復職に必要な思考技術を学ぶための勉強会です。 赤ちゃん連れでも安心の環境で、子どもを持つことで労働時間や場所に制約を抱えることとなった人材(制約人材)が組織で活躍するために必要なマネジメント思考を学びます。 ここでいう「マネジメント思考」とは、「組織のビジネス上の方向性や目標を理解し、それを達成するうえでの自分の役割をわかっていること」であり、「経営者目線」とも呼ばれます。このマネジメント思考を身に着けることで人材としての付加価値を向上し、制約に関わらず組織に必要とされる人になることを目指します。 この勉強会では、制約人材に必要な実践力を以下の3つに定義し、これらの力をビジネス・スクール(経営大学院)等の実務家育成の場で活用されているケースメソッド教育によって習得することを目指しています。 (1)マネジャー思考: 他者を使ってものごとを成し遂げる(中原,2014)ために必要な思考。時間に制約ある制約人材が組織に貢献するためには、自分が効率的に働くのはもちろんのこと、他者の力を借りながら成果を出すための思考が求められます。マネジャー思考についての詳細は参考文献(駆け出しマネジャーの成長論 - 7つの挑戦課題を「科学」する)をご参照ください。 (2)リーダーシップの構造づくり軸: 「リーダーシップ」は、組織メンバーの役割やタスクを定義する行動(構造づくり軸)と信頼関係や感情へ気配りする行動(配慮軸)を統合した力として定義されます。長時間勤務ができない制約人材が滞りなく業務を担うためには、構造づくり軸の要素を鍛える必要があります。 (3)両立上の「壁」を乗り越える力: 復職後に直面する様々な苦境(壁)をプレビューし、予め冷静に対策を検討しておくことで、いざというときにその力を発揮できることを目指します。 【育休プチMBA勉強会運営理念・方針・ビジョン】 (1)運営理念 “子どもを持ちながら働く”が本人・家族・企業にとって当たり前になる社会の実現 (2)運営方針 1. 赤ちゃん連れでも安心のバリアフリーな環境で学ぶ機会に 2. 時間や場所などの制約を持ちながらも組織に貢献するための思考技術を学ぶ機会に 3. 志を同じくする仲間と出会う機会に (3)運営ビジョン “子どもを持ちながら働く”ことが当たり前だと捉える個人や企業が増える 【育休プチMBA勉強会で得られるもの】 (1)経営者視点での思考技術 MBA同様の本格的な教材を用い時間や場所などの制約を持ちながらも経営に資する存在となるためのディスカッション、思考トレーニングを行います。 (2)志を同じくする仲間との出会い 復職後に活躍するという志を同じくする多彩なメンバーと出会い、切磋琢磨し合える仲間となる機会を提供します。 ※勉強会終了後にランチを食べながら参加者同士で交流できる時間を設けており、勉強会の感想や仕事と育児の両立のコツ等の情報交換の場となっています 【参加対象】 (1)就労状況 ・育児休業中の男女(但し女性は産後2ヶ月目以降。出産後はまず身体の回復に努めてください!) ・産前休業中の女性(先輩ママに会ういい機会ですので第一子妊婦さんには特にお勧めです) ・産休または育休取得予定の男女 ・育休後復職経験者の方で現在も就労中の男女 (2)志向 育休プチMBA勉強会のビジョンに共感できる方 (3)参加姿勢 参加者みんなで学びの場を作り進めていく自主的な勉強会であることを理解し、主体的に参加できる方 ※なお、個人のキャリアアップだけでなく所属組織へ復職する準備としての能力開発を目的としていますので、産育休取得前と同じ企業・団体に貢献する意欲をお持ちの方に限らせていただきます。
【その他より詳しい情報はこちら】
-------------------------------------------- 実際の勉強会の風景を写真でご覧下さい。
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