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勉強会との出会いと学んだこと。
2016/03/07
みなさんこんにちは!運営メンバーの辻(あ)です。
今3歳の娘と、もうすぐ1歳になる息子がおり、運営チームには昨年6月、息子が生後2ヶ月の頃から参加させていただきました。仕事はメーカーのマーケティングをしており、現在は第二子育休中です。
育休プチMBA勉強会運営チームの組織のなかではマネージャー的ポジションを経験させて頂いております。
色々書きたいことはありますが、今回は、私と育休プチMBAとの出会いについて、そして運営チームでの活動から学んだことなどを書いてみたいと思います。せっかくのブログなので、ブログらしく!?臨場感あふれた文章にしてみたいと思います(笑)
長文になりますがブログやけんよかろー!(あ、出身は福岡県です。笑)と多めに見て頂き、読んで下さったら嬉しいです。
〈出会い〉
育休プチMBAと出会ったのは、会社のダイバーシティ推進プロジェクト(ボランティア)でご一緒してたナイスパパの同僚との会話でした。
「育休中に学びたいんだけど、赤ちゃん連れだとなかなかねえ。また前回みたいにオンライン学習ができないかを上司と掛け合おうと思ってるが、やっぱオンラインには限界があるから…」
といった話を産休に入る少し前にしていたところ、
「赤ちゃん連れで経営学を学ぶ育休MBAというものがあるらしいよ!なんかの記事で見たよ!」
とその男性同僚が教えてくれたのです。
「まぢすか!!!!(大興奮)」
と私の目は爛々(笑)
二人でその場でPCを高速タイピングし検索!!!
白河桃子さんの記事にヒット!
「ヤバい!熱い!これは行くっきゃない!!!」
ソッコーその場でメールを送りました。
まだ育休MBAからお返事頂いてもなかったのに上司やダイバーシティ推進プロジェクトメンバーに「こんな面白い勉強会があるようなので是非参加しようと思っています!参加したらまたレポります!」などと暑苦しさ満載の前のめり具合で報告していた記憶があります(笑)
その後のチケット販売のときには、アラームをセットし五分前からPC前にスタンバイ。手にはスマホも。どんだけや。(笑)第一子の育休中にもっと学びたかった!準備しておきたかった!という気持ちが強く現れていたのでしょう。第一子育休後に復帰してから第二子産休育休に入る約2年間に大量の失敗をしたので(苦笑)もう必死だったのだと思います。なんとか次はこれを繰り返さないようにAction起こさねば、と。
大相撲の初場所チケットを取るときを彷彿とさせる争奪戦!?を制し無事2015年2月の勉強会に大きなお腹で参加することができました。
この、PCで血眼になって「育休、MBA」ポチッ!!!!とした瞬間から、私の充実した学びの連続の育休は始まっていたのかなと今となっては思います。
元々から意欲はあるタイプだと思いますが(笑)この勉強会に参加するまでの私は、ぼやっとした曖昧な意欲が空回りするタイプでした。そこから勉強会を通じて変化が起きました。
もう少し具体的に言うと、勉強会や運営チームに参加する前の「とりあえず勢いあります!育児もあるけど仕事も頑張ります!」といったぼんやりとした、しかも自分目線の意欲から「残業があまりできなくてもチーム全体で⚫︎⚫︎という成果を出すためにこういう貢献をしたい」「二児の出産育児両立の経験をもとに所属部署や会社全体のダイバーシティ推進、特に今は社内で緊急度が高い女性管理職比率を高めていくことに対して貢献したい。今の私にしかできない成果を出し、部署や会社の成長に貢献したい」などと、より具体化され行動に落とし込まれたチーム目線の意欲になりました。そして「復職後最短で管理職を目指したい」とも思えるようになりました。
これはとても大きな変化だったと思っています。
〈学び〉
なぜこの変化が起きたかを考えると、やはり育休プチMBA勉強会、そして運営チームでの学びがあったからに尽きます。
では、どんな学びだったかと言うと、星の数ほどありますが(まーじーでー!笑)、敢えて三つにしぼってみると以下の三点です。なるべく簡潔にまとめる言語化の訓練と思ってまとめます(笑)
1、【目線】
自分ではない目線を意識する。そしてそれは視点が高ければ高いほどよい。
物事を俯瞰して見ることが、何より大切。詰んだときこそそんな自分を客観視。次の行動へとつなげる。
2、【チームワーク】
一人でやるのではない。チームでやるのだ、何事も。一人で抱え込んでいてもチームには何の得もない。そして、チームでやることは、苦労も多いが、楽しさも多い!苦労の中に楽しさを見出して行くのがリーダーの仕事。とにかくチームワークのためには、チームメンバーの目線で考えまくり行動まで落とし込むことが大切。考えて考え抜く。ここをサボると結局自分目線の範疇から抜けられない。
3、【成果を出す「ゴール共有」と「仕組み作り」】
プロセスも大事でしょう。でも、それ以上にやはり成果が大事なことが遅まきながらものすごくこの1年間の活動で腑におちた。
そして成果を出すためには「目的、目標(ゴール)の共有」と、「仕組み作り」が非常に大切。
こんな感じです。
勉強会に参加されたことがある方は特に「で、要はマネジメント思考じゃん」とか思いません!?
それが、マネジメント思考って、奥が深すぎて、自分で行動にまで落とし込むほど腑に落ちるってなかなか難しいんですよ。
ちゃんと頭を振り絞って考え、行動する。
単純にできそうなことですがいざ自分が、となるとやはりまだまだ甘いなと痛感する毎日です。
本当にまだまだできてないことだらけです。
その「自分はできていない」というのを冷静に見つめる大切さ、常にその前提を持つことの必要性も、この育休プチMBAから学んだことの一つです。
「完璧なんて程遠いけど(むしろ目指そうと思ってない♡テヘペロ♡笑)チャレンジをしてみて、失敗して、みんなで学ぶ。チームみんなでチームや個人の成長につなげる」ことがたくさんありました。今もあります。家庭でもです。
こんなに濃密に失敗して、そこから学んで、考えて、行動に移して、ということを育休中にできるとは思っていませんでした。
失敗の数だけ、学びや成長があった気がします。そして、そこには楽しい!ワクワクする!面白い!そんな感情が共にありました。(もっちそれだけではないですが!笑)
「遠慮はオムツバケツにポイ!」これは代表国保の名言です。きっとそれは、まわりへの遠慮はもちろん、自分への遠慮も含まれるかな?と思います。自分への遠慮って、結局言い訳で固められていたりしませんか?「今は育児中だから/⚫︎⚫︎で忙しいから遠慮しとこう」みたいな。そういう意味では「言い訳もオムツバケツにポイ!」ですね。自戒を込めて言ってます!
遠慮せず、自分の直感を信じて育休MBA勉強会、そして運営チームに飛び込んでみて、色々と活動して、本当に人生変わったんじゃないかなと思っています。会社員としても、一人の人間としても。
例えばですが、家庭においても、私は夫とのチームワークがさらによくなってこれたんじゃないかと思います。夫が以前よりどんどん主体的に家のこと、育児にコミットしてくれるようになりました。今までの私のやり方は本当にダメダメだったことに気づき、変えようとすることができました。だから一回目の復職後はあそこまでひどかったのだと。正直、この勉強会に参加するまでは、自分のダメさを自分で見つめられていなかった。何がだめで何ができていないのかちゃんと深堀り分析し、夫婦で(これ大事!笑)改善していくところまで全くできてなかった。
まだまだダメダメですが、そんな自分たちを客観視し笑いながら、家族四人、チームとして最大限にたくさんの笑顔とともに復職後もやっていこうと日々奮闘しているところです。
「マネジメント思考は家庭にも役立つ」…これ、本当(とかいてマジ、と読んでください。笑)だと思います…!
参加者の皆さんはどんなきっかけで参加されましたか?参加された方はどんな学びを得ましたか?言語化していますか?振り返り(リフレクション)、続けてますか?
企業人事や経営層の皆さんは、育休中の社員に、育休をどのようにすごしてもらいたいと思っていますか?それに対してどんなきっかけが与えられていますか?与えていきたいと思っていますか?
私のこの長ったらしい文章のどこかに、それを考えるきっかけがあるととても嬉しく思います。
ちなみに最後に一言。(しつこすぎ!!笑)
仕事ができたり、家庭がうまくいっていそうな人を見ると、ついつい「あの人は優秀だから(私とは違う〜私にはできない〜)」とか今まで思っていましたが、この勉強会を通してそれは違うんだと気づきました。
能力じゃないんです。思考してるかどうかなんです。
だから、「あの人は優秀だから」じゃないんです。「あの人は考えてるから」なんです。
そこに気づけたのは本当に大きかったです。
私は思考する人であり続けたいです。(まだまだ全然できてないから、ここで宣言っ!!!笑)
長文読んでくださり、ありがとうございました。
座右の銘が「live simply with laughter」(笑ってシンプルに生きよう!)の辻(あ)でした!
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