60歳から自分らしく生きる母から学ぶ言語化の大切さ
こんにちは。
第3子育休中のちっぺです。
先日、母と10年後・5年後・3年後にどうしていたいか?を語り合い、それがとても心に残ったのでシェアさせてください。
母の3年後は?
「まだ仕事していたいな。でもお父さんが亡くなってから、自分がこんな生活を暮らしをしているとは思っていた以上に良い。」との返事でした。
父は生前不動産事務所を個人で営んでいましたが、59歳で癌が発覚。
母は父と中学の同級生で夫婦仲はとても良く、本当に家族みんながショックを受けました。
発覚から1年後、父は天国へ。(闘病中の話は割愛します)
私には兄弟が他に兄・姉といるのですが、
父が亡くなったのだから、会社を畳んで兄夫婦と同居、もしくは誰かの近くに一人暮らし、仕事をするならアルバイト、慎ましく生きる選択と子どもたちが考える中、母の出した答えは
「まだ若いのだから誰かの世話になりたくない。アルバイトも今更出来ない。家を手放してそれを元手に事務所を借りて一人暮らしをし、お父さんの後を継ぐ。」
というものでした。
皆驚きましたが、母がカッコイイなぁと思ったのを今も思い出します。
その頃、母は宅建の資格も無く、書類作成など父のサポートしかした事がありませんでした。
父の築いた基盤も、「女の人に任せたくない」とハッキリ言われて長年の付き合いのあったお客様から打ち切られたりもしています。
どうやって畳んでどうやって起業したかは割愛しますが(本当長くなるので!)
母は60代になってから宅建に合格し、社長として今もバリバリ働き、
先日iPhoneとアップルウォッチを手に入れ、アンドロイドからの移行を四苦八苦しながらも楽しんでおり、
また、好きな俳優さんの追っかけもしており、舞台挨拶などがあれば地方に旅行、また、ファン同士繋がりで若い友達が出来たり、元々の友人だけではなく精力的に趣味活動もしています。
母に、「落ち込むときもあったと思うけど、今までやってこれた理由はなんだと思う?」と聞いた答えは
「なりたい自分・欲しいものを公言すること、覚悟を持つこと、人の価値観や軸にブレて判断しないこと!
誰かに無理だとか、あぶないとか言われたって、その人が責任持ってくれるわけじゃないし、誰かのせいにも出来ないし。
困ってるなら困っていると正直に言えば、知恵をくれる人や、支援者が現れたり、
欲しいと公言したら思わず手に入れる、頂いたり例えば当選したりすることもあるし。見栄をはらず偽らないことじゃないかな?」
というものでした。
これってどんな状況にも言えることだなぁと。
偽らず自分を飾らず、等身大のままで、したいことは出来ないかもしれない枠に囚われなず、正直になること。
ザ・昭和の女性だった母が父を失ってからのストーリー。
もうすぐ70代を迎える母が、女性代表として輝いて見えるのでした。
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