育休プチMBA

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ってなに?
育休プチMBAってなに?

初めての育児。全てが辛かった私が、産休・育休を留学と考えてみたら起きた変化

2022/06/10

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”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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こんにちは。
昨年第3子の育休から復帰した、オンライン留学&フルタイム勤務中のしょうこです。

今年の春にJohns Hopkins Bloomberg School of Public Healthに入学して、初めてのTermが終了したところです。課題も多く目が回りそうですが、素敵な仲間に囲まれながら何とか頑張っています。

今日は留学を決めたきっかけについて書いてみようと思います。

ずばり、

「産休・育休を留学と考えてみる」
「出来事の意味は後付け」

この2つが、キーセンテンスだと思っています。

 

■「産休・育休を留学と考えてみる」

今振り返ると、初めての出産育児は本当に大変でした。産休に入った頃は、体も思うように動かないし、大きなお腹では夜も眠れず、いつもソファーでウトウトしていました。

「私って本当に何やってるんだろう?」

と焦っていましたが、かと言って何もできず、、、。産後は、初めての赤ちゃんのお世話に精一杯で、孤独に暗いトンネルを通っている気分でした。

「私がこんなことをしている間にも、他の人たちはどんどんステップアップしているんだなぁ・・・」

と置いてけぼりにされた気分でしたが、かと言って、復帰して仕事と家事育児を両立できる自信もありませんでした。

そんな私に新しい視点を与えてくれたのが、「産休・育休を留学と考えてみる」という言葉です。尊敬する親友がちょうど同じ時期に産休に入り、教えてくれました。

「たしかに、医師というお仕事と一旦強制的に離れる機会だし、産休・育休中だからこそ、普段と違うこともできるかも・・・?」

と捉え直してみたのです。すると一番最初に気になったのが写真教室。こどもの可愛い写真を上手に撮れるようになりたいと、土曜日午前中の2時間だけ、夫や母に子どもを預けて何とか通うことができました。今思えば小さな一歩ですが、私にとってはとても大きな一歩でした。

この経験を通じて「仕事を離れる、を、チャンスにしたい」と思うようになり、また、今後のキャリアをどう歩んでいくか、冷静に考え直す機会にも恵まれました。

2人目の妊娠中にHarvard Medical Schoolの臨床研究コースを卒業したり、3人目の出産直後に医学博士号を取得できたのも、この言葉に背中を押されて、自分の幅を広げようと思えたおかげです。1人目出産直前の私からは考えられない展開です。


■「出来事の意味は後付け」

こちらは、医学教育のメンターの先生がいつもお話してくださる言葉です。転んでもタダでは起きない、に通じるところがあると思います。

大変な出来事が起きても、そこから得られるものがあれば、あとから振り返って、あんなことがあって良かったねと言うことができますよね。

ある年、夫の転勤で地方に引っ越さねばならず、私の職場へは車で往復3時間もかかることになりました。転勤の話が出たのも1月末で、まずは子どもが待機児童になるところでした(ひょえ~)。

私の職場からは、もちろんフルタイム勤務継続で、できれば当直もしてください(!)との条件でした。退職?別居?と考えましたが、娘はまだ1歳。幸いなんとか保育園の空きが見つかったため、遠距離通勤をすることにしました。

その際、通勤の車内でたくさん耳から勉強できることに気づき、興味のあるPodcastやレクチャーを聴いたりしながら運転していました。

逆手に取れば、

毎日3時間、誰にも邪魔されない、自分の勉強時間があるのです!

おかげで、絶対留学しようと決めることができました。


あの大変な1年がなければ、今、オンライン留学をやっていなかったと思います。
これからも大変な出来事は沢山あると思いますが、視点を変えながら人生を楽しんでいきたいと思っています。


ここまで読んで下さり、ありがとうございます。

ここでご縁のあった、あなたの人生がよりハッピーになりますように!

 

今回の育プチライター
しょうこ
英語しかできなくて大学受験浪人したことをきっかけに海外に興味を持つように。医師になった後、3人のママになった後も留学の夢を諦めきれず、現在は医師としてフルタイムで勤務し、COVID-19診療や医学教育に関わりながら、Johns Hopkins公衆衛生大学院に入学。CTなどの画像を診断する画像診断専門医でもあります。まだ小さな3人のパワーに圧倒されながら、休日は家族で公園にお出かけし、はしゃぐ子ども達を写真に収めるのが幸せなひとときです。

 

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪

◆7/5(火)10:00-13:00【オンライン】
「組織における自分の役割を考える」
(認定ファシリテーター:小林良江さん登壇)
http://ptix.at/XFkdoY

◆7/28(木)11:00-14:00【会場開催】
「長時間労働の改善策を考える」
(認定ファシリテーター:大西愛歌さん登壇)
http://ptix.at/gclZoJ

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