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保育園留学®︎に参加して、気持ちもフットワークも軽くなった話【前半】

2023/06/23

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子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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昨年4月に復職、最近東京から信州に移住してリモートワークをしながら1歳9か月の娘を育てている きゅ です。この2月に、旅好きペアレンツの間で話題の「保育園留学®︎」に参加した体験について前後編でお伝えしたいと思います。

※「保育園留学®︎」は、株式会社キッチハイクの商標です。

<前半> 2週間のプチ移住~美濃市での毎日
<後半> 参加して自分がどう変わったか

●保育園留学®︎とは

親子に保育+1~2週間の住まい+テレワーク環境をセットで提供することで、地域における関係人口の創出を図るサービス。全国各地の自治体と、食と暮らしを軸に地方創生事業を推進する企業が提携。2023年4月現在、全国9地域で展開されています。私たちは伝統建築のまちなみが美しい「岐阜県美濃市」に滞在しました。 


●なぜ参加したのか


①もともと国内外のローカルな体験が大好き。運営会社が以前提供していたサービス(在日外国人家庭で現地の料理を習う)にも注目していました。
②ちょうど信州への移住が決まり、引っ越し直前の「保育園なし期間」の仕事環境を確保する必要性も。
③子の「生きる力」を育てるために、いろんな環境で過ごす経験を早い内からさせたかった。(当時まだ1歳半の子の意思は入っていないので、これは親のエゴです・・)

今年3月のニュース番組での紹介によると、キャンセル待ちが約2,000組もいるとのこと。実際美濃も告知から数日で枠が埋まってしまい、私もキャンセル待ちをしました。
2022年10月中旬にエントリーした後、11月中旬に空き枠のオファーがきました。先着順・確定優先のため、夫の説得は後回しに勢いで申し込みました。

というわけで、信州への子連れ引っ越しが保育園留学の3日後に控える地獄のスケジュールに目をつぶり、参加を決めた保育園留学。

結論から言うと、参加して本当によかったです。字数の関係で・・・ぎゅっとレポートします。

●美濃市での2週間


・保育園について

受け入れ園の「美濃保育園」は地域のお寺のなかにあり、広々とした園庭にはチャボや犬、そして巨大な亀までいます。森林が80%を占める美濃市では「木育」に力を入れており、カトラリーや家具、おもちゃもほとんどが木製。年長さんが年少さんに木のお道具箱入れ兼ミニテーブルをのこぎりでつくってプレゼントしたり、園児が主役となり地域の人にドリンクとお菓子をサーブするカフェの日があったり、独自の取り組みをされています。保育園留学への参加も含め、地域で子どもが他者と関係を育んで成長するため、深く考え実践されているのだなと思いました。先生方はおおらかでやさしく、2週間だけの園児にも愛情込めて接してくださいました。

・<平日><休日>の過ごし方


平日のルーティンと休日の遊びはこんな感じです。

<平日>
お迎えが16時と決まっていて(エリアによって異なる)、おのずと朝型の健康的なサイクルで過ごすことになります。

6:30 宿泊施設で朝食
8:00 徒歩10分圏内にある保育園に登園
8:30 快適なコワーキングスペースで仕事。すごく集中できました。
12:00 近隣のお店のランチを開拓
16:00 お迎え。楽しく過ごせたみたいで、毎日ハイテンションでお出迎えしてくれました。
遊び足りず、園庭やコミュニティセンター、公園に寄り道
18:00 お風呂、夕食
20:00 就寝

<休日>
美濃市にはmorinos(モリノス)*という五感と全身をフルに使って遊べる、楽園のような森の遊び場があります。親子ともにすっかり虜になって滞在中4回も通いました。(*森林総合教育センターの愛称) 
木片で自由に工作したり、常設の焚火でお芋を焼いたり、個性的なスタッフさんたちに木をつかった遊びを教えてもらったり、大人も泥だらけになって夢中で遊びました。
2両編成の愛らしいローカル線「長良川鉄道」に乗って、清流が美しい城下町・郡上八幡へショートトリップした日もありました。

・食事について


自炊と外食を自由に組み合わせます。子連れにありがたいお座敷の食事処も複数ありました。
宿泊施設には最低限の調理器具が揃っています。私たちは外食と簡単な自炊が半々くらい。自炊のときは産直で買った野菜を中心に、具沢山のお味噌汁や炊き込みご飯をつくりました。地元の方や保育園留学中のご家族と一緒に外食したのもよい思い出です。

・車がなくても大丈夫?


私たちは車で参加しました。北海道など自家用車があったほうがよいエリアもありますが、美濃市は保育園・宿泊施設・コワーキング・外食場所がコンパクトにまとまり、徒歩圏内に産直もあるので車なしでもなんとかなりそう。子連れ滞在の大荷物は宿泊施設に事前発送が可能です。他のエリアでは、なんと自治体側で子乗せ電動自転車を用意してくれるケースもあるようです。

・実は柔軟な参加条件


両親ともテレワークでないと参加が難しいのでは?と思いきや、両親の一方だけ・親子3世代・祖父母と子 といったユニットでもOKなようです。実際、期間中のほとんどを母子で過ごしていた方もいました(パパは最初と最後の移動だけサポート)。

・費用はどのくらい?


気になる費用ですが、10日間の保育+宿泊(13泊)+期間中のコワーキング利用で、22万9,000円(税込み)*
私が滞在した月は、1棟貸しのシェアハウスと、古民家ホテルに1週間ずつ滞在するスタイル。*
*費用・滞在先は、時期・状況によって異なるため、エリアごとに都度要確認
普通に同じ期間子連れ旅行をした場合より割安なのと、体験の質を考慮すると後悔のないお金の使い方ができたと思います。築100年の蔵をリノベーションし、手すきの美濃和紙を内装に使用した古民家ホテルに滞在できたのはまたとない経験でした。まちなかでは、商店街や地元事業者の方が保育園留学の家族を好意的に受け入れてくれているのを感じ、安心して過ごすことができました。

というわけで、平日のルーティンも休日の冒険も最高に楽しく、2週間があっという間でした。
後半では、自分にどんな変化があったかお伝えしたいと思います。

今回の育プチライター
きゅ
都内在住、体力あり余る1歳娘&真面目すぎる夫の3人家族。広告制作会社でものづくり系プロデューサーをしています。旅と登山が大好きで、パキスタンやネパールにトレッキングに行ったり、夫婦でロードバイク台湾一周してみたり。今は日々いたずら放題に成長する子に体力と人格を問われる日々。人や地域のよいところを伝える方が得意ですが、運営メンバーさんにお声がけいただき勢いでライターに参加しました。育プチ参加の心理的ハードルを下げる「親しみ」担当でありたいです。

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きゅさんのこれまでの記事はこちらから
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保育園留学®︎に参加して、気持ちもフットワークも軽くなった話【後半】

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。

◆6/30 (金)11:00-14:00【会場開催】
「復職に備えた準備をする」
https://peatix.com/event/3553233/view
(認定ファシリテーター:小澤亜季子さん登壇)

◆7/11 (火)10:00-13:00【オンライン開催】
「全体最適について考える」
https://peatix.com/event/3581752/view
(認定ファシリテーター:小林良江さん登壇)

◆7/25(火)11:00-14:00【会場開催】
「男性育休について考える」
https://peatix.com/event/3582802/view
(認定ファシリテーター:鶴ケ谷典俊さん登壇)

◆8/10(火)10:00-13:00【オンライン開催】
「長時間労働の改善策を考える」
https://peatix.com/event/3588671/view
(認定ファシリテーター:平田江梨子さん登壇)

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