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3月26日(火)育休プチMBA®「人を動かすコミュニケーション」 開催報告

2024/03/29

こんにちは♪
第2子育休中、運営メンバーの まい です。
3月26日(火)にオンラインにて「育休プチ®MBA セミナー」が開催されました。みなさん積極的な発言の多い、熱気のある会となりました。

◆セミナーの内容

テーマ:人を動かすコミュニケーション
ケース:アルバイトが自主性を持って働かないんですと訴える店長
ファシリテーター:認定ファシリテーター 間宮真矢さん

◆セミナー参加者

参加者 9名

◆セミナーの様子

ケースには、コンビニ店長の伊藤が、アルバイトが自主性を持って動くことができず、自分の仕事が減らないという不満を抱えている様子が書かれています。
参加者は、このコンビニチェーンのスーパーバイザーとして、管理職として部下を動かす際に必要な視座やコミュニケーションスキルを考えました。

ケースディスカッションに先立ち、ファシリテーターの間宮さんから、
「マネジメント思考」と言うと、難しそうに感じるかもしれないけれど、
「実現したいゴールを、何とか実現すること」なので、ゴールまでのルートに正解はない。
ゴールと現在地を確認して、達成する方法を考えるというシンプルなこと。
ただし、困難な状況のときは視野が狭くなるので、ぜひケースを通してマネジメント思考をやってみてほしい。
というお話がありました。

ケースディスカッションでは、ケースを読み3つの問いに対し、個人で考えた後、3〜4人グループでディスカッションし、最後に全体ディスカッションの順で考えました。

1つ目の問いでは、「伊藤店長が直面している問題」を考えました。
私の参加していたグループでは、伊藤店長が、店長としての仕事と店員としての仕事を分けられず、仕事をアルバイトに渡せないことが問題だという意見がありました。
全体ディスカッションでは、伊藤店長の問題だけでなく、「アルバイトが積極的に仕事をしていないのはなぜか?」をフレームワークをつかって分析しました。能力の有無、能力があってもやらないとしたら、どんな理由があるか?を深堀していくと、パワーポイント画面をはみ出すほどのたくさんの意見が…。私は普段すぐに「やる気」の問題にしてしまいがちですが、人が行動しない背景には「不安」「恐怖」など、様々なものがあるんだなぁと参加者の方のご意見がとても勉強になりました。
また、フレームワークを使うことで、モレなくダブりなく検討ができてとても良かったので、復職後もやってみようと思いました。

次は、視座を上げて、2つ目の問いである「スーパーバイザーから見た理想状態」を考えました。
複数店舗をまとめる立場から、組織、伊藤店長、アルバイトそれぞれの理想は何かを議論しました。
参加者からは「大きな問題がなく、利益を増やせればそれで良い。けれどやっぱり組織の持続可能性を考えると、働く人の健康や人材の成長もある程度大切にする必要もある。」という意見がありました。

最後に、これまでのディスカッションを踏まえ、「あなたが伊藤店長なら、何をするか?」を考えました。
間宮さんからは、行動案を、短期・中期・長期に分けて考えてみると良いというアドバイスもありました。現状困っていて改善策を考えるときは、視野が狭まりやすいので、時系列で検討するのも実用的で明日から使えそう!と思いました。
ディスカッションでは、「まず休む!」が一番大事だという上で、「モヤモヤを書き出す」「スーパーバイザーにアドバイスを求める」「アルバイトに困りごとを話して、自分事化してもらう」など、様々な案がでました。
こういった問題への対応も、個人個人によって癖があるので、様々な方の対応案が聞けたのはとても良かったと思います。
また、2つ目の問いでゴール(理想状態)を明確化していたので、迷わず解決策を考えることができたと感じました。

まとめとして、「今日のケースを踏まえ、これからやりたいことを書く」時間が設けられました。
間宮さんからは、私たちは頭の中で色々なことを考えるけれど、どんどん流れていってしまう。大切なことを文字にしておくことの大切さのお話がありました。
4月復職目前の私は手帳に、
●自分に期待されている役割を、確認する(タテ、ヨコ、ナナメ)
自分がアップアップのときに、やることを手帳に書いておく
と記しました。

◆ランチタイムの交流会

参加者それぞれ、お昼ご飯を食べながら、楽しく交流をしました。
「どういう経緯で育プチに参加しているのか?」「小1の壁ってあるの?」「ランドセルどうする」などなど、さまざまな話で盛り上がりました。
住んでいる地域も、子どもの年齢も、職業も全く違う初めてお会いした方との交流は、視野が広がります。2時間のケースの後なので、ハードルを感じる方もいるかもしれませんが、子どものお世話をしたり、席を立ったりしながら、ゆるーく参加できるのも魅力的です。
気になる方は、ぜひ途中まででも参加してみてください。

ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

育休プチMBAのセミナーは繰り返し受講をすることで思考の変化が定着します。
3回以上の受講で変化が現れ、6回以上で安定的に意識変化が起こるので継続受講をお勧めしています。

そして私は、このケースを3カ月前に受けているのですが、全く違う議論で、新しい気づきも多く、大変驚きました。同じケースでも、参加する方もファシリテーターも違うと、全く別の体験になるんだと体感しました!!

今回の参加者の皆さんから下記のような感想をいただきました。
●初参加でしたがみなさんあたたかく私の意見を拾ってくださって勉強になりました。
●来月末から仕事に復帰して、これから管理職を目指していこうと思っている中で、上司、同僚、部下とのコミュニケーションが大きな関心事なので勉強になりました。

また記載いただいた改善点についてもワークシフト研究所と共有していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。

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