こんにちは。運営メンバーのS美です。
育休プチMBA運営メンバーが、
勉強会に参加したり、代表副代表と話していて感じた
「育休プチって、そうだったのか!」という話を
3月末まで週に1度のペースで、リレー方式でお届けしています♪
育休プチMBA勉強会での学びは、
復職後の仕事に活かすものだと思っていませんか?
実は、それだけではないんです!
今日は、育休プチMBA勉強会に参加したことによって、
「夫婦仲」に良い影響があった私のケースをお話したいと思います。
まずは自己紹介から・・・
不動産・建設業に入り11年目、現在2人目の育休中です。
性格はすごく「単純」で、
物事をあまり深く考えられないたちです(汗)
出産前までは、人より「時間をかける」という力技で成果を出してきました。
1人目の育休からの復職後は・・・
精一杯効率をあげて頑張っているつもりなのに空回り。
完成度の低い仕事をする→評価が下がる→自信を持てない
「負のループ」に陥っていました。
これまで、未経験分野において何か問題にぶつかった時は、
経験者の意見を聞き「正解」を求めてしまう傾向にありました。
「すぐに答えを聞いてしまう」=「思考が深まらない」ため、
本質的な解決に至らないことが多かったように思います。
2人目の育休期間に、
「この短絡的な思考パターンをなんとかしなければ・・!」
(職場は私以外全員が理系男性。直感で動くタイプの私は、関西人の上司から日常的にツッコまれており、短所は重々自覚しています…)と思い立ち、知人に勧められた育休プチMBA勉強会に参加することにしました。
初めて参加した勉強会のケースは、
“職場復職前面談”に関するものでした。
自分と同じく育休中であるファシリテーターが、質問を投げかけ、
個人ワーク→グループワーク→全体討議へと進んでいきました。
まず、参加者の意見が飛び交う会場の雰囲気に驚きました。
「み、みんな、すごい。。」
議論でどんどん問題が深堀りされていくのです!!
他の人の意見に「なるほど」と納得させられるばかりで、初めての勉強会は、
ただただ人の意見に感心して終わり、でした。
しかし、育休プチMBA勉強会とWSIプチMBAに
合計5回以上通った頃から、自分の変化に気づきます。
それは、
・頭の片隅でずっと「それはなんで?」を繰り返すようになったこと
・「このケースの目的は何だろうか」と考えるようになったこと
でした。
なんで?なんで?を繰り返し、目的を定めるクセがついたことで、
私の場合は、夫婦仲に大きな変化が現れ始めました。
勉強会参加前までは、
・(夫)こんなに家事、育児に参加しているのに、
妻は自分に対してぞんざいな扱い。もっと感謝して欲しい。
・(私)育休中、夫は私が全ての家事育児をやるのを当たり前だと思っている!
こどもたちの細々とした世話は全て私任せ。もっと分担してほしい。
…といった具合に、お互いへの不満がつのり度々ケンカしがちだったのが、
勉強会参加後には、それまでの不仲が嘘のような仲良し夫婦に・・・!!
勉強会参加前、
「お互いへの不満がつのり、度々ケンカしがち」だったのは、なぜか?
→話し合う時間をなかなか捻出できず、話せても週末1~2時間程度。
夫婦間の問題について話し合っても、平行線で終わることが多かった。
それはなぜか?
→納得しないまま相手の要求をのみ、会話を終わらせようとしていた。
対処療法が故、結局3か月に1度はどちらかの不満が爆発してしまう。
勉強会参加後、
それまでの不仲が嘘のような仲良し夫婦になれたのはなぜか?
→「夫婦の目的を整理しよう!」と提案した。
2人で考える中で、お互いが
“夫婦の目的=娘たちの笑顔”と思っていることを確認。
私たち夫婦は、いつのまにか
相手を言い負かすことが目的になってしまっていたのかも・・・
こうして、「ケンカをするなんて馬鹿ばかしい!」という、
とてもシンプルなことにようやく気づくことができました。
まず、夫が劇的に変わりました。
以前は、何か気に入らないことがあるとすぐ感情的になっていましたが、
今ではケンカを売ってこなくなりました。
カチン!とくる前に「夫婦の目的」に立ち返えられるようになってきたのかもしれません。
家事についても、こちらが頼む前に率先して片付けてくれるようなりました。
私も、娘たちのことを心から大切に想ってくれている“良き父”である夫に対し、
「ありがとう」「とても助かった」という言葉を伝えられるようになりました。
たったそれだけのことなのです。
「夫婦の目的」を見直してから約半年が経ちますが、
全くリバウンドせず、今ではものすごく仲の良い夫婦となったことに
自分たちが一番驚いています!!
勉強会への参加を通して、
復職前に私が抱えていたこの大きな問題を
根本から改善できたことは、大きな収穫でした。
育休プチMBA勉強会での学びの活かし方は、
参加者の数だけあるように思います。
もし夫婦での協力体制などに課題を感じていたら、
ぜひ学んだことを思い出し、応用してみてください。
大丈夫です。
“単純さ”に自信のある私でさえ、状況を変えることができました(笑)
覚悟さえ決まれば、ご自身の思い描く「こうありたい姿」へ近づくコミュニケーションがきっと見つかると思います。
人間そんな簡単に変われるものではありませんが、日々の“昨日より少し前進”
のトレーニングにより徐々に変わっていくものだと信じています。