育休プチMBA勉強会が復職したときに効いてくる! ~復職者インタビュー~

こんにちは!広報チームです。

年が明け、いよいよ春の復職に向けて何か準備をしなきゃ!と焦りを感じはじめているのは私だけでしょうか・・・
さて、育休中のボランティアスタッフ運営による「育休プチMBA勉強会」、参加したことはありますか?
今回のブログは、まだ勉強会に参加したことはないけれど、興味がある方に向けたメッセージです。勉強会でどのようなことを行なっているのか、また身につけた思考トレーニングが復職後にどう役立つかのポイントをお伝えしたいと思います。そして、勉強会に対して抱く疑問解消や参加メリットの発見へと繋げて頂けたら嬉しいです。

広報チームでは今回、一度復職を経験され、現在第二子の育休中で運営メンバーとして活躍中のアキさんにインタビューを行い、一度目の育休時に勉強会を経て復職した当時についてお話をお聞きしました。
約3年前、設立当初の育休プチMBAの勉強会へ参加されていたアキさん。
その後の復職で活かせられたこと、振り返ってみて得られたもの、身に付いたことなどをお伺いします。

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それではまず、アキさんのプロフィールを簡単にご紹介します!
名前: アキさん
年齢: 34歳
職種: 日用品メーカー研究開発
勤続: 9年目
役職: 非管理職
転職経験: 無
お子さんの年齢: 長男3歳6ヶ月、長女6ヶ月
育休回数   : 2回目
育休プチとの関わり: 1期参加&4期運営メンバー
休日の過ごし方や趣味など: 家族での外出(キャンプ始めました!)、子連れでいけるおしゃれカフェを開拓中

—–まずはじめに、初めての産休・育休を経て復帰となった3年前。職場復帰に際し、当時不安に思っていたことを教えて下さい。

上司や組織から見放されたくなく、キャリアを諦めたわけじゃない、子供がいてもバリバリ働ける!と周りにアピールできるものを探していたように思います。振り返ると資格取得やフルタイムで復帰することにこだわっていたと思います 。組織としてはすごく恵まれていて、在宅勤務やフレックス制度もあり、周りも理解があったにも関わらず、それらを利用することによって2軍になると思い込んでいて、焦りがあった。そんな不安があるからこそ、それらを乗り越えなきゃと肩に力が入っていたように思います。

—–そうした中、育休プチMBAの勉強会に参加したきっかけについて、教えて下さい。

ちょうど長男が6ヶ月のとき、資格試験が一段落。育休終了前に何か新しいことを勉強したいと思っていた時に記事を見て育休プチの存在を知り、すぐに連絡をとって1月末の会に参加しました。子どもを連れて何かするのは大変だと思っていたので、子どもを連れていく ことができ、更に勉強もできるなんて、こんなおいしい話あるのかな!と思いすぐに連絡を取って参加しました。

—–初回の育休中には、何回くらい勉強会に参加されたのでしょうか。

育休プチに2回、週末プチに2回です。(*週末プチとは土日に行われる、株式会社ワークシフト研究所主催による週末プチMBA研究会のこと)

—–参加前の育休プチMBA勉強会の印象はどうでしたか?

まず、勉強会に子どもを預けずに「子連れで行ける!」ということが本当にお得に映りました。
もともとMBAという言葉もポジティブに響いていて、MBAの科目の中から どういう内容を勉強するのだろうという興味もあったため、勉強会の中身自体にどういう効果があるのかについては、あまり懐疑的ではなかったです。また、育休中の女性を対象として行なっている勉強会というところが、ビジネス的にも面白そうだなと感じたのを覚えています。

—–MBAというネーミングは、一見すると難しそうな印象を持つかもしれませんが、そこにご興味があったとのことですね!それでは、勉強会に参加した後の感想を教えて下さい。

実際に勉強会に参加して、MBAというネーミングはあるものの、その中の「ケースメソッド」という手法を用いて、マネジメント思考のエッセンスを分かりやすい言葉で学ぶ場だということが分かりました。
そして、その学びから周りに期待するのではなく、自分の思考をアップデートすれば働き方を変えられるんだということに気付きました。とはいえ、勉強会後すぐに変化したというよりは、復職した後にじわじわと効いてきたように思います。復職後に自分で空回りしたり、リアルに失敗したりして、「これ何かで見たことあるな…ああ、あれだ!このことを言っていたんだ」と、学びを深めていった感じです。その時の勉強会で学んだ資料を見返したり、9つの挑戦課題(*勉強会の毎回最後で自分自身に問いかけ、課題を見つけ周りとシェアするワークのひとつ)に戻ったりして、徐々にできる自信に繋がっていったのがよかったです。2

—–勉強会の効果は即席ではないものの、体のどこかに残っていて、必要な時に助けてくれるようで頼もしいですね。自分の身に起こったことを、育休プチMBA勉強会で学んだケースに置き換えて考えることは自然にできましたか

育休プチで学んだ思考トレーニングはケースメソッドなので、自分が体験している風です。あれ?これどっかで同じこと見たな、となった時にリンクして、勉強の抽象概念化の部分に初めて行けた気がします。勉強会参加の場ではそこまで行けなかったものの、自分の実体験を通じて概念化につなげることができました。それはやはり3~4回のレクチャーを受けて、それがどこかに残っていたからだと思います。


勉強会でも複数回参加することで、思考の定着につながると言われていますよね。それをアキさんも体験されたということですね。
さて、他にも育休プチMBA勉強会に参加して得られたと思ったことはありますか。

思考力がメインですが、FBで友達になったことで同志と思える仲間との人脈も得られました。リアルな繋がりがなくても、活躍を拝見し、子供を持ちながら働くを体現している方とゆるやかにつながっていること、それ自体が本当に心のよりどころでした。復職後一年くらいは結構落ち込むことが多かったので、FB限定コミュニティ(*勉強会参加者が招待されるFB上のコミュニティ)に支えられました。リアルでお茶飲もう程の付き合いではないが、活躍しているし頑張っているよね、みんな!というのが嬉しい。周りで「母として働く」人のつながりが意外と少なく、このコミュニティで出会った人がそこを埋めてくれていると思っています。
またMBA取得、というパッケージへの憧れでなく、それに紐づくトピックの勉強を続けて、中身をきちんと理解しようと思うようになりました。目的は自分が持っている夢のために、思考力&実践力を向上させることだよね、ということが分かりました。

—–育休プチMBA勉強会への参加によって、復職してからの両立生活で活かせたと思うポイントや場面はありますか?

復職後、大きな仕事から外されて落ち込んでいたときにFB限定コミュニティ上で皆さんに相談できるチャンスがあり、複数のコミュニティメンバーからコメントをもらえました。また、たまたま私の投稿を見た国保さんから「上司はそういう意図ではなかったのでは?」とのコメントを頂き、ああ確かに上司目線で考えてなかったなぁと感じ、、会社外でもたくさんの人に支えられていると感じました。
あとは、落ち込んだ後のリカバリーが早くなったり、落ち込んだ後に考えられる体力がついたりしました。そして、悩んでいることが成長する機会だと、段々と前向きに捉えられるようになったことも実感しています。
9つの挑戦課題を意識すると、自分の仕事のスタイルを変えていけると感じ、実際に産休前とやり方が変わりました。それを上司が受けとめて、よくなったと誉め言葉をもらうこともあり、自信につながりました。実質の業務時間も短くなり、突発的な休みも多く、時に仕事を取りこぼすこともありますが、全体として働き方がよくなっていると言われたことは嬉しかったです。3

—–育休プチMBA勉強会に参加するか迷っている方へのメッセージ

育休中に勉強会へ参加したからと劇的に両立生活が楽になることはないですが、ハードな生活を回していくには、体力を思考力で補っていくことが必要です。自分の中で、悩みを課題に変えて冷静に、どうやって解決するのか考えられれば、仕事や育児でこけた後の回復力にきいてくる。そういう観点にたつと、育休プチはそこに明確に響くプログラムになっていて、その効果を復職してじわじわと実感できるし、本当に行ってよかったと思います。復職後不安だなと思っている人こそ、まずは1~2回参加してもらうことで、少し楽になるのではと思います。

インタビュー中、終始笑顔でお話頂いていたアキさん!
ポジティブで新しい物事にチャレンジする意欲が高いように感じる彼女ですが、それでも日々落ち込んだり悩んだりされていらっしゃるとのこと(笑顔の裏に隠されているのでしょうか…)。
そうしたネガティブな時に効いてくる勉強会の効果。
育休プチMBA勉強会で学んだメソッドや思考法により、自力で持ち直す力(アキさんは回復力とおっしゃっていました)を身につけ復職後に迎えたいくつかのハードルを乗り越えることができたとのこと。また勉強会を通じて知り合った同志と思える仲間とのコミュニティを通して、大変なのは自分だけではない!と支えられ勇気づけられたともおっしゃられていました。
復職後にこそ求められる思考力、そして同じ境遇にある同志とのつながりを、まだ余裕のあるこの育休中に取得し、落ち込んだ時の回復力に繋げたいところです。
こうしてブログを読んで頂けることだけでも嬉しいですが、実際勉強会へ足を運んでいただくと、今回取材したような復職後の悩んだ時・立ち直れないと思える時にこそ、必要なチカラが身に付くかもしれません。
今回はアキさんの例でしたが、育休プチMBA代表国保さんの著書『働く女子のキャリア格差(ちくま新書)』では他4名の勉強会参加者の方のインタビュー事例が上司の方のコメント入りで掲載されています。こちらも参考にして、来たる復職に備えて頂けたらなと思います。