【人気記事ベスト5②】産休/育休からの復職準備~えりこ・パートナー編~

■第一子復職後の失敗


私たち夫婦は第一子復職前に話し合い、家事や育児の分担について【明確に担当を決めると、できてないときに揉めそう】だから、仲良く過ごすためにも「できるひとがやる」「気付いた人がやる」と決めました。

しかし、これがかえって揉めごとの種に。いざ、私の仕事がスタートすると夫の方が通勤時間がかかる・勤務時間が柔軟でないということを理由に保育園の送迎はほぼ私の担当に。
送迎に関しては事前に想定はしていたもののそれに伴い、家に先に帰る私が当然家事の大半を担うはめに。
あとから帰ってくる夫は状況がわからず私の指示待ち「いま洗濯機まわしているから、あとで干してね」
保育園の準備に関しても「保育園のおむつがそろそろなくなる!あと明日は泥遊びようのタオルも必要だって。」
帰宅後はやることの嵐、次から次へとくる指示に段々夫も不機嫌に。声にだして不満は言わないものの、返事がだんだん投げやりに。


そんな夫の様子をみて、私もイライラ。家庭内に不穏な空気が流れることもしばしば。良い方向にしようと話し合いを設けても「これからは協力しよう」「もっと頑張ろう」「えりこを休めてあげたいとおもってるよ」「来週の火曜日ははやく帰れるからお迎えいけるよ」と曖昧だったり一時しのぎの解決策で、一旦その場は仲直りしかし時間が経つとまた沸々と湧き出てる不平等感。同じモヤモヤを繰り返す日々でした。
「気付いた方がやる」「できた方がやる」というやり方が絶対ダメというわけでありませんが、私たち夫婦には合いませんでした。

■話し合いのきっかけ

私たち夫婦は頻繁に話し合っているはずなのにどうしてうまくいかないのだろうか。そう悩んでいた時、運営メンバーのひとりからある記事を紹介されました。それがこちらです。↓

『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2020年2月号

特集タイトルは「デュアルキャリア・カップルの幸福論」なかでもINSEAD准教授のジェニファー・ペトリグリエリ氏による「デュアルキャリア・カップルが幸せになる方法」では、デュアルキャリア・カップル113組を6年間かけて調査し、それぞれが課題をいかに克服したが紹介されていて、まさに私たち夫婦の課題の解決にむけた糸口がみえたような内容でした。
私はこの記事を夫にも共有し、より良い関係・生活にするために改めて話し合おうと提案しました。

■話し合いの内容

1.キャリアへの認識記事のなかではデュアルキャリアカップルのパターンや話し合うべき内容とポイントが紹介されていました。
まずデュアルキャリアカップルのパターンです。
デュアルキャリアカップルのキャリアの関係性には下記の3パターンがあると文中でジェニファー・ペトリグリエリ氏は述べます。
①主・副の関係
②交代制
③主・主の関係

ジェニファー・ペトリグリエリ氏はたとえどのパターンであっても、夫婦がお互い納得のうえで共通認識を持つことが大事だと続けます。私たち夫婦は話し合い、お互い③の認識をもっていることを改めて確認しました。

記事中では、③のパターンについてこう言及されています。
”どちらを優先させるかというせめぎあいが最も頻繁に起こるから至難の技ではあるが、最もうまくいきやすい”この文章から私たちは『優先を頻繁にかつ柔軟に判断しなければならない』覚悟を持つ必要があることも話しました。

2.具体的な内容記事中では、価値観・境界線・不安要素の3つが大事であると述べられています。それぞれの項目の具体的な内容は下記のとおりです。

①価値観-何に対して幸福や不安を感じるか -よりよい人生にはなにが必要か-なにから満足感を得られるか
②境界線-避けたい場所、行きたい場所はあるか -どのくらいを働きすぎと考えるか-別居をどう考えるか-出張がどのくらい増えると許容範囲を越えるか
③不安材料 -将来への不安-ふたりの関係とキャリアがもつれてどうなることが恐いか-ふたりの生活に起きてほしくないこと私はスマートフォンにメモを取っていたのを見ながら夫に質問を投げかけましたが、普段の会話でそのように『準備された質問』をすることは珍しいので夫は心理テストにでも答えるかのように嬉嬉として答えていました。

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