復職準備失敗談 復職1年目、こんなに病気になるなんて…「平均値」の落とし穴
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”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。
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こんにちは。地方在住営業職ワーママほんめぐです。昨年12月に第二子育休から復職しました!
第一子復職準備中、こんな数字を耳にしました。
「0歳児の平均年間病欠日数は約20日」
ソースはおそらくこちらの研究、平均19.3日(保育園児の病欠頻度に関する研究,2017,東京女子医科大学)です。
それを聞いた私は当時こう思いました。
「へぇ〜年20日。月1〜2回くらいかな」
「有給休暇繰越分もあるし、夫と交代で対応すれば何とかなるでしょう!」
ところがどっこい。慣らし保育で早々に体調を崩し発熱、呼び出しを繰り返し(全然慣れない)、復職前日も38℃の発熱。復帰初日は夫に休んでもらい出勤。泣きぐずる娘のお世話で前日ろくに眠れなかった私はフラフラ、後ろ髪引かれまくりでした。
寝不足の頭で「初日からこれで、これから一体どうなるのだろう?」普段は楽観的な私も暗澹たる気持ちになりました。
結局、復職後最初の1年、保育園をどれくらい休んだかというと…
44日!!(どーん!)
平均の倍以上…こんなに乖離があるなんて。しかし、この状況は決して珍しい訳ではないのです。
こちらの記事(「20%が、年間60日以上病欠」 保育園に通う子どもの実態に、ハッとする – grape )によると「約45%は20日未満、約20%は60日以上休む」「平均が約20日」。つまり全員が約20日休むという訳でなく、ほとんどお休みしない元気っ子もいれば、我が子のように平均の倍以上お休みしてしまう子もいるということなのです。驚愕なのは60日以上休んだ割合です。約20%=5人に1人が4日に一度休む計算になります…(年間出勤日数240日で60日休んだ場合)。
復職前に知っておきたかった!
年間約20日と思って甘く見ていた!!
ろくに対策をせず第一子復職で痛い目にあった私は、今回の第二子復職では自治体の病児保育室、ファミサポ、AsMama、病児シッター、産後ドゥーラの家事育児支援等、思いつく限りの支援先を申し込み復職しました(育休プチMBA参加者限定コミュニティの口コミが大変参考になりました!)。結果…
あれ…全然お熱出さないな。。。
第二子も第一子と同じくらいのペースで休むと覚悟していたので、姉妹でも子供によってこんなに違うんだ!と実感しています。
4月5月は育休から復職される方も多くいらっしゃると思います。困ったときの頼り先を増やしておくのは転ばぬ先の杖。是非、復職準備に病児対応を検討してみてくださいね。
最後に、第一子復職後心折れかけていた私に、大先輩ワーママがかけてくれた言葉を贈ります。
「両立生活は飛行機と一緒で離陸直後が一番大変。軌道に乗ればきっと楽になります!」
参考
保育園児の病欠頻度に関する研究,2017
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jtwmu/87/5/87_146/_pdf/-char/ja
「20%が、年間60日以上病欠」 保育園に通う子どもの実態に、ハッとする – grape
https://grapee.jp/676286
ほんめぐ
フルタイム営業職静岡在住、36歳。昨年12月に2回目の育休から復職したバリキャリとゆるキャリの狭間を彷徨うただのワーママ。「普通に働きながら子育てしたい」がこんなにハードなんて知らなかった!おしりたんていが好きな2017年12月生まれ(4歳)と賑やかでも動じない2020年12月生まれ(1歳)の姉妹を育ててます。
◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
前日15時までお申し込み可能です。
◆6/7(火)10:00-13:00【オンライン】
「時間制約をどう克服するかを考える」
(認定ファシリテーター:上松恵子さん登壇)
http://ptix.at/aUrr1p
◆7/5(火)10:00-13:00【オンライン】
「組織における自分の役割を考える」
(認定ファシリテーター:小林良江さん登壇)
http://ptix.at/XFkdoY
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