夫婦の役割分担を考えるときに読みたい本・小説・マンガ3選
*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚
”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。
*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚
こんにちは! 第1子育休後、22年の春に復職したきょんちゃんです。前回担当させていただいた記事では、「復職にあたって読みたいマンガ3選」を書かせていただきましたが、今回は「夫婦の役割分担を考えるときに読みたい本・小説・マンガ3選」をご紹介します!
皆さん、それぞれ仕事・育児・家事のバランスをパートナーと取っていらっしゃると思います。バランスの取り方は人それぞれだと思いますが、私の場合は特に家事分担のバランスの取り方が一番大変だった部分で、現在進行形でも検討中です。というのも、仕事・育児は夫と私が得意なこと・苦手なこと・したいこと・したくないことがばらけており、なんとなく分担ができているのですが、家事に関してはしたくないことが多く、お互い押し付け合いになるようなこともあり……。育休中は、家事分担に関しては何度も話し合いをもちました。
話し合いを通して見えてきたことは、「実際の分担の割合が公平になるよりも、気持ちの面で分担が公平になることが大事」ということです。
というのも、育休が育児のための休暇だとしたら、育休を取っている私の育児負担が多くなることは構わないが、家事まで負担が偏り過ぎるのはおかしくないか?? という自分の気持ちに気づかないまま家事育児をしていたので、もやもやしておりました。
家事自体も、すごくいやというわけではないのですが、0歳児育児をしながらの家事は、「ネットスーパーの到着時間に合わせて人前に出られる格好でいる」とか、「届いたものをパントリーにしまう」といった細かいことで常に脳のハードディスクの容量を使っている感じでした。家事の話し合いのときに、何度も私は夫に「決断するのもエネルギーを使っている」ことを主張していたことを思い出します。
ようやく本題です。そんなことを考えていたときに、読んでよかったこれらの本を紹介します。
①『お母さんの正体』あさのゆきこ著
マンガです。各回のサブタイトル「忙しいの正体」「疲れたの正体」などを見るだけで言いたいこと、話したいことが山盛りです。このマンガの主人公は「お母さん」ですが、ポイントとしては随所で夫側の視点も入るところです。どちらの立場の気持ちもわかりますが、お母さん側の心情がめちゃくちゃリアルです。Twitterでバズっていましたので、気になる方はまずはTwitterをチェックしてみてください。
②『対岸の家事』朱野帰子著
小説です。ドラマにもなった『わたし、定時で帰ります』の朱野先生の作品です。専業主婦の主人公、体調不良でも休めない多忙なワーママ、子どもができずに姑からプレッシャーをかけられている主婦、外資系企業で働く妻の代わりに2年間の育休を取るエリート公務員が、終わりのない「家事という仕事」について考える作品です。私が特に気に入っているのは、ともすると「私の方が大変」と思いがちな立場の違う人たちが、「家事」に対する考え方を新たにしていくところ。面白いです。
③『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』狩野さやか著
名著です。このブログに訪れてくださる方は、おそらく読んだことがある、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。実際の分担割合を調整すること以上に、気持ちの面で父も母も「同時に」親になっていくことが大切だということがわかる本です。また、この本の良いところは、実際に夫と自分の意識がずれているときに、どのようにずれを小さくしていくかが具体的に書かれているところです。おすすめです。
以上、夫婦の役割分担を考えるときに読みたい本・小説・マンガ3選でした!
きょんちゃん
神奈川県在住。夫と1歳の娘の3人家族。家族全員早生まれです。
会社員兼ライターで、発達障害の大学生や大人の支援に従事。コロナ禍の育休中に、他のワーママと出会いたすぎて育休プチMBA勉強会に参加。「藤恭子」の名前でnote、「きょん」の名前でTwitter発信中。観劇やフィギュアスケート観戦が趣味で、最近は育休中にハマった朝ドラが好き。
◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。
◆6/7(火)10:00-13:00【オンライン】
「時間制約をどう克服するかを考える」
(認定ファシリテーター:上松恵子さん登壇)
http://ptix.at/aUrr1p
◆7/5(火)10:00-13:00【オンライン】
「組織における自分の役割を考える」
(認定ファシリテーター:小林良江さん登壇)
http://ptix.at/XFkdoY
◆7/28(木)11:00-14:00【会場開催】
「長時間労働の改善策を考える」
(認定ファシリテーター:大西愛歌さん登壇)
http://ptix.at/gclZoJ