育休・復職に役立つライフハック本3選
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”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中！そんな方たちのリアルをお届けします。
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こんにちは。第1子出産後、22年4月に復職したきょんちゃんです。今回は「育休・復職に役立つライフハック本3選をご紹介します。
ライフハックについて考えることはもともと好きで、これまでは仕事の効率化の本を読むことが多かったです。しかし、育休・復職にあたって感じた「圧倒的時間の足りなさ」や「自分の自由に使える時間の少なさ」に対する葛藤を解消するために、色んなライフハック本を読みました。今回はその中でもお勧めの3冊をご紹介します。
①『やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ』著：尾石晴（ワーママはる）
ワーママ界のインフルエンサー、ワーママはるさんの本です。読んだことがある方も多いのではないでしょうか。育休に入って、社会とのつながりが一気に薄くなってしまったあの感覚をどうにかしたくて読んだ本の中のひとつです。
ワーママはるさんの本の素敵なところは極めて具体的で、すぐビジネスにも使えるところ。また、つい頑張りがちなワーママに必要な「引き算力」を指南してくれているところです。育児、家事、そして仕事とひたすら足し算生活を送って、頑張って頑張って、頑張っている人にこそ読んでほしい本です。
②『発達障害サバイバルガイド――「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47』著：借金玉
発達障害界のインフルエンサー、借金玉さんの本です。もともと仕事の関係でよく借金玉さんの本やコラムを読んでいました（私の本業は発達障害の学生や大人の働く支援をしています）。産後の慌ただしさとマルチタスクの中で覚えた「発達障害、とくにADHDの人向けライフハックが育児・復職そのまま使える！」の感覚。これは育休中の大発見のうちのひとつです。「食洗器が先延ばし人生を解決する」「食費を減らしたいならスーパーに行くな（ネットで買え）」「決断疲れには週1カレーが効く」など、タイトルだけ見ても育児・復職者向けのライフハック本では……？ と思えるほどの親和性だと思います。
どの項目もとても参考になるのですが、特に私が参考にしたいのが「休息」の項です。借金玉さんによると、人間は「休む」か「頑張る」だと「頑張る」を好む生き物らしく……耳が痛い。頑張った結果が出ればいいですが、惰性で頑張っても仕方ない。むしろ、強い意志で休んだ方が結果がでることもあるでしょう。この本も、頑張っている人に読んでほしい本です。
③『いつか家族でやりたい99の楽しいことリスト』著：むぴー
SNSで活躍中のむぴーさんの本です。3人のお子さんを育てているイラストレーターですが、「おうちの中でキャンプ」「うどんを打つ」「家族で交換日記」など、贅沢をしなくてもちょっとの工夫で楽しくなるようなことが99描かれている本です。
私は、この本を育休の終わりかけの頃に読んだのですが、復職するにあたって「育休が終わってしまうさみしさ」みたいなことを感じていました。これまでずっと子どもと一緒にいられたのにな、というさみしさです。けれど、復職して、一緒にいられる時間は短くなったとしても、色んな楽しいことを家族でしていく楽しみがこの本で増えました。
以上、「育休・復職に役立つライフハック本3選」でした。育休・復職で忙しく、時間がないと感じる日々ですが、本を読んでホッとできる、「私」に戻れる時間が読書を通してできるといいなと思いつつ、これからも色んな本を読んでいきたいと思います。
きょんちゃん
神奈川県在住。夫と１歳の娘の３人家族。家族全員早生まれです。
会社員兼ライターで、発達障害の大学生や大人の支援に従事。コロナ禍の育休中に、他のワーママと出会いたすぎて育休プチMBA勉強会に参加。「藤恭子」の名前でnote、「きょん」の名前でTwitter発信中。観劇やフィギュアスケート観戦が趣味で、最近は育休中にハマった朝ドラが好き。
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きょんちゃんのこれまでの記事はこちらから
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復職に向けて読みたいマンガ3選
https://ikukyumba.jp/archive/2022/05/17282/
夫婦の役割分担を考えるときに読みたい本・小説・マンガ3選
https://ikukyumba.jp/archive/2022/06/17419/
◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。
◆7/28(木)11:00-14:00【会場開催】
「長時間労働の改善策を考える」
（認定ファシリテーター：大西愛歌さん登壇）
http://ptix.at/gclZoJ
◆8/9(火)10:00-13:00【オンライン】
「時間制約をどう克服するかを考える」
（認定ファシリテーター：白鳥麻郁子さん登壇）
http://ptix.at/WoIRpl
◆08/26 (金)11:00-14:00【会場開催】
「人を動かすコミュニケーション」
（認定ファシリテーター：石井寛子さん登壇）
http://ptix.at/n6b6yU
