12月8日(木)育休プチMBA® 勉強会「復職に備えた準備をする」 開催報告
こんにちは。第2子育休中、運営メンバーのよしみです。
12月8日(木)「育休プチMBA勉強会」が開催されました。
■勉強会内容
勉強会のテーマは「復職に備えた準備をする」
復職面談時に自分の意思を伝えられないというエピソードを例に、そこで起きている問題について考え、
育休からの復帰をきっかけに、自分のキャリア展望やそのための準備について、意見を出し合い、それぞれの考えを深める時間となりました。
ファシリテーターは認定ファシリテーターの平田 江梨子さんです。
■勉強会参加者
参加者6名(うち3名は初参加)
■勉強会の様子
ファシリテーターの平田さんの自己紹介から始まり、はじめに9つの挑戦課題(マネジャー思考とリーダーシップ)という表をじっくり眺め、自分ができていること、できていないことを確認。自分の仕事の様子を改めて俯瞰。
そして、ケースディスカッションへ。
育休からの復帰前に人事部との面談を行ったはるかは、自分の意思を伝えられず、希望とは異なる状況になってしまうというケースです。3,4名のブレイクアウトルームで
「問題は何か。さらにブレイクアウトしてその原因は?」
「はるか自身の問題だけ?どうしてはるかはそう考えるのか?」
について意見を出し合いました。他の方の意見に触れ、さらに別角度から意見を述べるなど、活発な意見の出し合いに。
議論の後半では「面談相手:人事部長になりきって!」と視座を上げて課題に臨みました。
「人事部長は何を期待しているのか?」「所属している会社はどんな会社・状況?」ということも意識し、面談の相手・会社の状況にも思考を。
そのうえで、自分がはるかだったら、どう準備をするか・選択をするのかについても言語化しました。
ファシリテーターの「なぜ?」や「自分の会社ではどう?」といった問いかけにより、思考を深め、
一方向から問題をとらえるのではなく、視点を動かしながら考え続けた時間だったと思います。
「自分が何をしたいのか」と考えることはもちろん重要ですが、環境の変化も激しく、会社の状況も日々変わる中で、どんなコミュニケーション・アクションをとっていくのが良いのか、具体的に考えられました。
ファシリテーターの平田さんより
「どの選択が正しいということはない。その選択を選ぶにあたっての準備・思考の深め方が重要。今、働き方が変わっきてくることをチャンスに。」
ということばが印象的でした。
視座を上げるということについて、今回のケースから、
どのような選択をするかにおいて「リーダーシップ=登るべき正しい山を何とする?」
その選択をどう実現するか「マネジメント=その山を正しく登る、どうやって?」
と自分が上司という立場でなくても、この二つの重要性を感じました。
以下、参加者の感想をご紹介
・育休者の視点、マネージャーの視点と行き来することを体験できましたし、
そこからじゃあ自分が今、復職に向けて何をしようかと具体的なステップを考えられるのもとてもよかった。
・ディスカッションで思いを言語化することで頭が整理されました。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
■ランチタイムの雑談
ランチタイム交流会では、「復職時に夜間授乳の大変さを上司にどう伝えたらよいか。」という経験から、「睡眠重要!」という共通の認識に盛り上がり!!
こんなの飲んでいます!と実物をご紹介してくださったりとオンラインならではのシーンも。
また、寝かしつけの大変さは「いちゃいちゃタイムと割り切る」など、あるある!で盛り上がり、アットホームな雰囲気でした。
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「育休プチMBA®︎」は、”復職後に自分が直面しうるケース” を用いたケースディスカッションを通じて復職後の疑似体験をすることで、復職後に活かせる思考力をトレーニングする場です。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。
◆1/17 (火)10:00-13:00【オンライン開催:3回セット特別講座Vol.1】
「クリティカル・シンキングとマネジメント思考を鍛える」
(育休プチMBAの創設者:国保祥子(経営学博士/静岡県立大学)登壇)
http://ptix.at/if93gB
◆1/26 (火)10:00-13:00【会場開催:3回セット 復職直前キャンペーン Vol.1】
「長時間労働の解決策を考える」
(認定ファシリテーター)
https://peatix.com/event/3434986/view
また多くの皆さんと学び合えることを楽しみにしています!