「チーム育児」で乗り切った転園後の慣らし保育
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子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。
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こんにちは。5歳と2歳の女の子を育てているゆきです。
長女と同じ認可保育園に次女を入れるつもりでしたが1歳クラス4月時点では入れず、育休延長して待機していました。結局その認可園では空きが出ず、次女を認可外保育園に預けて私は復職しました。この春からやっと次女が長女と同じ保育園に通えることになりました!
◆慣らし保育のスケジュール
うちの子ども達が通っている園は、既に集団保育を経験している子も、初めて保育園に預ける子も、同じスケジュールで慣らし保育を実施しています。
1日目:保護者同伴で昼食まで
2日目:子どもだけで昼食まで
3日目:昼寝後まで
4日目:通常の保育時間での預かり開始
うちの次女は別の保育園に通っていたので集団生活の経験もあるし、私は復職済みで3日も休めないので、「慣らし保育を短くできませんか」と交渉しましたが、ダメでした。
そこで次のように分担することにしました。
1日目:父同伴で昼食まで保育。帰宅後は祖母が相手をする。
2日目:昼食後、母が迎えに行く。帰宅後は祖母が相手をする。
3日目:昼寝後、母が迎えに行く。帰宅後はファミサポさんが相手をする。
父=夫、母=私、祖母=私の母です。
◆感じたこと
・慣らし保育初日午前の保育同伴を夫がやってくれて本当に助かりました。今の私の仕事は午前中に会議が多く、私がファシリテーションする会議もあったので、できれば休みたくないというのが本音でした。
・帰宅後に子どもの相手をしてくれる人がいてくれたおかげで、私は在宅で仕事ができました。
ただ、仕事に集中できた度合いは、通常時と比較すると7~8割程度でした。「子どものおやつはこれをあげてください」とか、「今から会議だから部屋に入らないでください」といった伝達事項が発生するからです。
もし自分がファシリテーションする会議があったとしたら、事前に伝えておけばもっと仕事に集中できたと思います。
今回の時間帯の大半は自分一人で完結する作業時間だったので、なんとかなりました。
◆「チーム育児」は一日にして成らず
育休から復帰する時の慣らし保育は私がほぼ全て対応しましたが、今回は私が復職済みだったので、私達夫婦、母、ファミサポさんでの「チーム育児」で乗り切りました。
振り返ってみると過去に色々な種をまいて育ててきたおかげで今回の「チーム育児」を実現できたと感じます。
①第一子育休中に夫も育休を取得した
現在5歳になる長女の育休を私が取得している時、夫も3カ月育休を取得しました。
育休中に保育園の見学に一緒に行きましたし、保育園入園申請の際に一緒に希望順位を考えました。保育園の送迎を自分事として捉え、地図を眺めながら保育園の希望順位を考えていた夫の姿を今でもはっきりと思い出します。
②私の実家の近くに引っ越してきた
私達は以前都内に住んでいましたが、コロナ禍に在宅勤務が定着したことをきっかけに私の実家の近くに引っ越してきました。
長女が発熱して保育園に行けないけど私達も仕事を休めない日に来てもらったり、次女の出産後に長女を預かってもらったり、私達夫婦がインフルエンザにかかって長女の保育園送迎ができなくなった時に送迎をお願いしたり、沢山お世話になっています。
都内に住んでいたら私達夫婦だけで回していかないといけなかったと思うと、とても無理だったと感じます。
親にも予定があるので毎度急に来てもらうことはできませんが、頼れる先が増えたので安心感も増しました。現在は週一回程度の頻度で出社しています。
都内に住んでいた頃に比べると通勤時間はかかりますが、セーフティーネットが多い安心感の方が勝ります。
③ファミサポを利用している
次女の育休中、私が平日夕方にワンオペ状態で子ども二人を相手することが多く、特に夕食前は子ども達の機嫌が悪くなり食事の準備が進まないことがよくありました。
一人で頑張り続けるのも疲れたし、毎度母に来てもらうのも悪い気がして、ファミリーサポートに登録してみました。運よく近所のサポーターが見つかり、週に一回夕方に来てもらえることになりました。
利用し始めて一年が経ちますが、子ども達は「水曜日は〇〇さんが来る日」と楽しみにしています。
このように、育休中など自分一人が頑張れば何とかなるという状況であっても、あえて人に頼る練習をすることをお勧めしたいです。
まずは小さな一歩から。その行動は未来の自分達を助けてくれるはずです。
ゆき
新卒から同じ会社に所属しているIT系コンサルタント。5歳と2歳の娘を育てています。2023年4月に復職するつもりでしたが希望園の内定がもらえず育休延長し、2024年1月にフルタイム勤務で復職しました。ストレングスファインダーの資質上位は、調和性、慎重さ、内省、原点思考、適応性です。 趣味は読書。昔から語学が好きだったので、今は中国語で小説を読むことに挑戦しています。ストレス解消法は美味しいものを食べることとお酒を飲むことです。
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