夫婦の家事育児分担を可視化してみた①プロローグ
2018/07/02
運営メンバーのあゆみです。共働き家庭での家事育児分担、どのようにしていますか?夫がしっかり家事育児を担っているご家庭もあるかもしれませんが、ワンオペ育児、なんちゃってイクメン(失礼!)など妻が大変な状況もよく聞きます。
日本では妻の家事育児に費やす時間が夫と比べて圧倒的に多いのは有名な話です。
6歳未満児のいる世帯で、一日の家事育児時間は、妻が7時間34分(うち育児は3時間45分)に対して、夫は1時間23分(育児49分)。また夫の家事育児時間は、妻が無業の世帯では1時間15分、共働きの世帯では1時間24分と、妻の就労形態と関係なく少ないこともわかります。( 総務省「社会生活基本調査」2016年より)
以前、育休プチMBA代表国保さんは妻の家事を1日2時間減らすと、生涯年収が2億円増える理由(Business Journal)を書かれていますが、実際に2時間減らすことは可能なのでしょうか?
そこで、運営メンバー12名+国保さんでAERA共働きの家事育児100タスク表(一部改変)を用いて各家庭の家事育児分担を可視化してみました!過去に復職経験のあるメンバーには、現状に加え、復職していた頃のタスク表も作成してもらいました。
今回はシリーズ①として、タスク表作成と同時に実施したアンケート結果から、運営メンバーの状況をご紹介します。
基本情報
- メンバーは12名全員、育休中の女性
- 復職経験があるのは半数の6名
- 普段頼れる人がいるのは7名(5名が実両親、2名が義両親)。頻度は、ほぼ毎日が1名、週2~3日が1名、週1日が1名、月に数日が3名、「子どもや夫婦が病気のとき」が1名
- 夫が家を出る時刻は7時台が6名と最も多く、帰宅時刻は18時台~23時台にばらけた
- 「私が主に家事育児を担っている」が7名と最も多く、「夫は家事育児をがんばっている」が6名、「夫にはもう少し家事育児を担ってほしい」が5名と続いた
- その他は「試行錯誤の結果今の状態に行き着いた」「育休中の今は私が多くて問題ないので復職時には夫の役割を増やしたい」「項目数だけ見ると私が多いがタスクのクオリティは足りていない」が各1名