◆開催報告◆管理職の仕事って?11月育休プチMBA勉強会
2018/11/20
こんにちは。2018年秋運営メンバーの、あやです。
11月16日(金)、いつもの会場Patia東麻布にて、勉強会を開催しました。当日の様子をレポートします。
次回の勉強会は12月17日(月) 「復職に備えた準備をする~西田はるかの職場復帰前面談~」です。 チケットは販売開始から約20分で完売してしまいました。 1月以降の勉強会は、SCHEDULEをご確認ください。発売日が決まり次第、Facebook等でお知らせします。
会場までの道のり
赤ちゃん連れの移動は何かと時間がかかるもの、少し余裕をもって外出し、学びの意欲がむくむくと湧いてくるのを感じました。 移動手段がメトロ(乗り換えのエレベーターが無かったり子連れトラップがとっても多い)、会場もエレベーターまで少し階段があるので、抱っこ紐で。 まだ少し通勤時間帯で車内は混雑していましたが、娘は私の中でぬくぬく、周りの乗客に笑いかけてもらってとっても嬉しそうでした。 途中席を譲ってもらったり、子連れへの配慮がますます進んでいる気がして、テンションはさらに上がっていきました。 東麻布の会場に着くと、続々と赤ちゃん連れの参加者が集まってきました。 「先月はチケットが取れなくて、今月やっと取れたんです!」なんていう方もいて、育児をしながら学ぶ意欲の高い女性がこれだけいることに、とてもびっくり! 新たな刺激をもらったり、共感しあったり、おしゃべりをしているうちに、あっという間に勉強開始の時間になりました。勉強会開始
今回のケースは、「管理職の仕事を考える」。 隣の部署のとても評判の良い上司「由依子」とその部下に取材した内容をもとに、 ①由依子の部署が働きやすいと感じるポイントは何か ②なぜ由依子の部署は成果が出せるのか についてまず考えていきました。 考えるステップは、「自分で考える→テーブルでディスカッション→全体でディスカッション」の3ステップ。 ひとりでケースを読み解きながら、久しぶりに「長い文章を読む」「問いかけのポイントを考える」ので頭の中がやる気で満ちていきます。 これだけでもトレーニングしてる!という感覚になるのですが、すぐに次の「自分の考えを言語化する」「ほかの人の意見を聞く」グループディスカッションの時間に。 テーブルのみんなで付箋を使って意見を出し合いながら、 自分の考えに自信がもてるようになったり、そういう視点もあるのね、と新たに書き加わったりしました。 全体のディスカッションでは、ファシリテーターの声かけと同時に一斉に手が上がります。 参加者「仕事が属人化されていないから働きやすいのだと思います。」 ファシリテーター「仕事が属人化されていない、ってどういう状況?どうして働きやすくなるんだろう?」 参加者「うーん、業務の内容が可視化されていて、だれでもフォローしやすい環境にあるから?」 なんてファシリーテーターとのやり取りで言葉のあいまいさに気づかされ、「言語化する」さらに「深く考える」ために、脳がフル回転するのを感じました。 うーん、とうなったのが3つ目の問いかけ。 「じゃあ”①働きやすさ”と”②成果が出せる”を両立させるためのポイントはなんですか」 ・・・このところ目にする「働き方改革」「残業時間削減」、労働時間が減って働きやすくなるのはいいけど、その分成果が出なかったら意味がない! そうそう、その両立が大変なんだよね、とテーブルのメンバーとの議論は白熱。 「上司によって、目標が明確化&共有されていること。それと評価が連動していることかな?」 「目標が共有されているから、それに向けてタスクが選別・優先順位づけられいて、効率的・効果的に仕事が進められる」 なんて意見が出ました。 テーブルでは、「本当に理想的な上司だよね」「どうしてうちの職場はこうならないのかな」なんて言葉も飛び交いながら、最後の問いかけで、心の中で上司にひれ伏しました。 「あなたが部下の立場からできることは何ですか」 頭ではわかっているつもりでも、議論は常に「上司として~」と上司に期待することばかり挙げてしまっていた自分に気づきました。 復職したら、限られた時間の中で成果を出さなきゃいけない私たちワーママは、ともするとすべてを抱え込んで自滅してしまいがちです。 だからこそ、仕事を属人化せず、可視化して誰でもフォローしやすい体制をつくること。 なんでもかんでも手を出そうとせず、組織の目標を理解して、優先順位をつけて仕事を進めること。が大事。 理想的な上司・由依子が職場のみんなに実践していたことは、私が職場復帰したときに、自分自身が率先して取り組めることばかりでした。 私自身が変わらないといけないんだなぁ。 2時間弱の勉強会はあっという間でしたが、限られた時間の中で行った「自分の考えを言語化」「ほかの人の意見を聞いて考えを掘り下げる」「組織における自分の役割や貢献を考える」トレーニングは想像以上に新たな気づきをもたらしてくれました。楽しいランチタイムへ
深い学びを得たあとは、テーブルの仲間(刺激しあって、もう同志と呼びたいくらい)と楽しくランチを。 (余談ですが、私は勉強会で同じテーブルになった人とは、必ずFacebookでつながるようにしています。) 全力で脳を使ったので、お腹はペコペコ。持ち寄ったランチを広げながら、ざっくばらんに日々育児や家事で感じていることを話しました。 ママボランに登録した!(気になる人はぜひ検索を)とか、家事代行使ってる?夫の協力促すにはどうしてる? 時短orフル復帰、どっちにする?と、話題は尽きることがありません。 あっという間に、解散の時間になってしまいました。勉強会を終えて
勉強会中も、ランチの時間も、赤ちゃん達はかわいい声で叫んだり、椅子の周りをごろごろしたり・・・ レストランではあんなに気になる声も、家ではぐずって泣き止まないときもあるのに、勉強会では不思議と娘はニコニコして一緒に参加しています。 ママの心の充足は、赤ちゃんにも伝わっているのかなぁ。 育休期間も早いものでもう後半、あと何回勉強会に参加できるかな?残りの時間を噛みしめながら、復職に向けて有意義に過ごしていきたいなと思うのでした。次回の勉強会は12月17日(月) 「復職に備えた準備をする~西田はるかの職場復帰前面談~」です。 チケットは販売開始から約20分で完売してしまいました。 1月以降の勉強会は、SCHEDULEをご確認ください。発売日が決まり次第、Facebook等でお知らせします。