育休プチMBA

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【復職者座談会(中編)】 ~制約のあるなかでの仕事でのチャレンジ経験~

2016/10/03
こんにちは!運営チームのヨネです。 前回に続き、既に復職された卒業生3名による、 座談会形式の復職者インタビューをお送りします♪ 第2弾の今回は、中編として、 ~ 制約のあるなかでの仕事でのチャレンジ経験 ~ というテーマでお伝えします。 前編 ~ 育休プチと出会って、働き方・意識はどう変わった!? ~ は、 ◆コチラ◆!!
<座談会にてお話を伺った卒業生のプロフィール> Aさん:商社勤務。入社7年目で産休に入り、1年間の育休後、この4月に育休前とは異なる部署へ復職。こどもは1歳1ヶ月、第一子。妊娠中にwebで育休プチの紹介記事を読み、復職に向けたトレーニングになりそうと興味を持って参加。 Bさん:製薬メーカーにてプロジェクトマネージャーとして勤務。第一子復職後に社内公募に応募して現部署に異動、その直後に第二子を妊娠し、同部署に復職。こどもは4歳と2歳。第二子の育休中に育休プチと出会う。 Cさん:メーカーで研修担当として勤務。入社8年目に第一子を妊娠、育休後、育休前の企画から異動となり営業として復職。その2年後に第二子を妊娠し、1年間の育休後、再び営業で復職。約1ヶ月前に現部署へ異動となった。こどもは5歳と2歳。第二子の育休中に育休プチと出会う。

379658復職後のキャリアのなかで、何かチャレンジングなことやターニングポイントになるような出来事はありましたか?

Aさん 育休明けに今までとは別の部署に異動となり、上司や同僚、仕事内容も一からの環境で復帰したことがチャレンジングでした。 前の部署が長かったので違うことがやりたいと思い、もともと異動の希望は出していたものの、育休明けのタイミングでの異動とは思っていませんでした。ただ、異動したことで育休明けの甘えがなく過ごせていますし、全く知らない人たちの中で一からのネットワーク形成ができるので、自分が働く意欲を見せればそういう人として扱ってくれるのがありがたく、このタイミングでの異動を前向きに捉えています。 現部署では、業務のために資格を取る必要がありましたが、まずは結果を出すことが大事との思いから、期首の面談までに資格を取得しようと考え、あえて短い時間で資格取得に挑戦しました。その姿勢は評価され、制約人材としてではなく一人のプレイヤーとして見てもらえていると感じています。 Bさん 私は一人目復帰後の異動がチャレンジでした。異動前の部署は、「ママだし出張はできるだけ避けた方が良いよね」と良くも悪くも配慮のある環境で、「ママでも工夫次第で出張もできると思うんだけど…」と思いながら過ごしていました。そのうち新しいことにチャレンジしてみたくなり、思い切ってプロジェクトマネージャー募集の社内公募に手をあげ、異動が決まりました。 しかし、このチャレンジの直後に壁にぶつかりました。というのも、異動が決まった後、実際に異動する少し前に妊娠が発覚したのです。戸惑いはしたものの思い切って腹を割って異動先の上司に相談したのですが、前もって相談したことで、上司側に長い目で育てる覚悟をしてもらえたようで、産休に入るまでの期間でできること、復職後にできること、と分けて上司が仕事の割り振りを考えてくれました。長いスパンで仕事ができる部署だったのも良かったのかもしれません。 もちろん新しい仕事に慣れるのには時間がかかりますが、貪欲に自分から新しい知識や資格をとっていく姿勢があってこそのチャレンジだと思っているので、育休プチでの、「制約があってもやる気は十分にあるという姿勢を見せる」という学びを実践し、Aさんと同じように、一般的には6ヶ月くらいで取る資格を3ヶ月で取得するなど目に見える結果として出せるようにもしています。 Cさん AさんもBさんも、自らチャレンジする姿勢に加え、短期間で資格を取得することで、その意欲をきっちり裏付けしているのが素晴らしいですね!出産前は「子育ても仕事もしてる上で資格や勉強なんてありえない!」と思っていましたが、成果を見える形で出す重要性の認識度が変わり、タイムマネジメント力も同時に上がると意外とできちゃうんですよね。 Bさん さらに、現在は、MBAに挑戦しています。部署ではMBAにチャレンジしている人がいるものの、ママさんではあまりいないので、ママでも同じようにチャレンジできるのだということが伝われば良いなと思っています。 Cさん 私の場合は、先月異動して、仕事内容が大幅に変わったのはもちろんですが、海外出張が増えたので働き方的にも大きく変化しました。海外出張で家を長期不在にする時は、夫や実母、義母の協力をお願いする段取りを整え、シフトを組んで(笑)、対応しています。 また、営業時代は売上という数字での評価だったのが、異動に伴い評価指標が変わるため、成果の見せ方も変える必要があり、試行錯誤しているところです。今のところ、各タスクにおいて「作業の結果チームがどのような状態になるか」をアピールするように心がけています。  

379658制約のある中でチャレンジしていくために必要なものは何だと思いますか?

Cさん ひとつは、思考停止にならないことだと考えています。例えば、「制約人材=出張は無理」と考えるのではなく、「どうしたらできるか?」を考え、策を検討するべきだと思います。 あとは、心のよりどころを確保すること。今の自分にとっては、育休プチのコミュニティがまさにそれです。私は今、海外出張で一週間くらい家を離れることがあるのですが、母が長期間いなくなってこどもたちは大丈夫なのか、と不安に思うことがあります。自分が専業主婦家庭で育ったこともあり、どうしても、こどもの成長への影響を考えてしまうし、保育園の先生からのお母さん働きすぎですとチクリと言われたりするんです。 そんな時に、育休プチのコミュニティでシェアされている他の方の経験談やブログ記事を読んで励まされています。例えば、シッターさんを活用することは、こどもにとって有意義な面もあるとか、実家の母のアドバイスに対しても、全てを鵜呑みにすると悩まされることがあるので、時にスルーするという術もあるとか。他の方の経験談を伺うことで、自分が経験したことによる価値観に左右されず、色々な視点で物事を捉えることができるので、心の支えになっています。 Bさん 自分の価値観だけで考えていると固定観念に囚われすぎて身動きが取れなくなることが多々あるけれど、育休プチのコミュニティのように、他の価値観を持った人の考えに触れることで、そこから解放されて楽になったりしますよね。(一同、うなずく)
いかがでしたか?? 制約があるなかでも前向きに、 着実に成果を積み重ねながらチャレンジされているお話、 とても励みになりますね!! とはいえ挑戦するにはパワーも必要ですし、 もちろん壁にぶつかることもありますよね。 そんな時、育休プチのコミュニティが “心のよりどころ” になっている、とのことで、 改めてこのコミュニティから得るものの大きさを実感し、 このつながりをずっと大切にしていきたいと思いました。 皆さんも、仕事と育児の両立で何か迷った時、 思考を停止しないため、 そして、壁を乗り越えるヒントを見つけるために、 育休プチのコミュニティをぜひ活用してくださいね! さて、続く後編では、 ~ 気になる!仕事と育児の両立を実現するための家庭の体制づくり ~ について、お伝えします(^^) 家事分担や、病児・出張時のサポート体制など、 これから復職を迎える方にも、 既に復職しているけれどもイマイチしっくりこないという方にも、 参考になるポイントが散りばめられた内容だと思います! 次回もお楽しみに♪
■育休プチMBA勉強会・facebookページも是非ご覧ください。
※勉強会は、9月より月1回から月2回の開催に増やしました(2日程のうちどちらか一方にご参加いただけます)。Facebookページに詳細を記載していますので、是非チェックしてくださいね。

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