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【復職者インタビュー】自分本位から組織目線のコミュニケーションに変わりました

2016/10/12
こんにちは。 2016年度運営チームのみち子です。 今日は、既に復職している方への【復職者インタビュー】をご紹介します!   育休復職後、業務時間の制約を持ちながらも、 よりチャレンジングな仕事に自ら挑戦をしたMさんです。

379658Mさんのキャリアとお子さんの年齢を教えてください。

新卒で大手通信企業に就職し、商品企画に11年携わっています。プロジェクト単位で新メンバーや新クライアントと業務をしています。復職後に、よりチャレンジングな仕事に自分の意思で挑戦しました。現在2歳半の子どもがいます。  

379658復職後に新たな仕事にチャレンジされたとのことですが、どのような挑戦をされたのですか?挑戦しようと思ったきっかけと、その挑戦をするために行ったこと・心がけたことを教えてください。

  復職後の最初の面談で、上司に、自分が新しく挑戦したい業務について提案しました。 「育休中に育休プチMBAやその他の勉強会でこういうことを学んだので、これまでのスキルと学んだことを活かして、復職後はこういうことに挑戦したい」とプレゼンをしたんです。 当時の会社の状況は、自分が育休中で不在でも業務はまわっている状態でした。復職後に再度以前の業務に加わっても、組織に提供できる成果は目に見えており、今の状況で自分が以前の業務に復職することは組織のために大きなメリットとならないと考えたんです。 そうであれば、本当は新しい事業に取り組みたいと考えているけれど、人手不足でできていないところに自分のリソースを充てたほうが良いと考え、面談時に提案しました。 育休プチMBAの勉強会で、マネジメント視点を学んだことで、上司目線で話すことができました。もし、育休プチMBAで学んでいなかったら、組織から見たメリットを提示できず、ただ単に「新しい仕事がやりたい」というような自分本位のコミュニケーションになり、新しい業務に挑戦することはできなかったのではないかと思います。

379658なるほど。上司目線を体験するケースでの学びを生かしてプレゼンされたことが、よかったんですね。他に育休プチMBA参加前後で、意識が変わった点はありますか?

参加前は、自己満足の仕事の仕方で、組織として見ると非効率だったと思います。やればやるだけ仕事が降ってきたので、それなりに忙しく働いていましたが、育休プチMBAで学んだ上でこれまでの働き方を振り返ってみると、そのやり方で良かったのか、疑問が残る働き方だったなと初めて実感しました。 育休プチMBAで“組織の視点で考える”ことを学んだ後、復職において“制約人材だとしても敢えてこの人に任せたい”と思われる強みは何か?」を考えました。 そして、「自分だから組織に提供できる価値」=「自分の強み」は、新しいことを開拓していき、成果を出すこと、誰もやったことがないことを形にしていくことだと思い至り、新しい業務に挑戦しようと上司に提案をしました。 強みに集中し余分なものをそぎ落としましたが、それでも仕事が回ることに気づけました。    

379658その挑戦において直面した壁と、それをどのように乗り越えたか、を教えてください。

復職後に関わった業務は全く新しい業務なので、そのことに対して社内にも知識がなく、関係者との信頼関係もない中で、一から構築するということは大変でした。そのためにやったことは、社内の関係者やクライアントに足繁く通い信頼関係を構築していくこと、不明点を調べ一つずつクリアしていくこと、など泥臭いことでの積み重ねでした。社内、社外問わず信頼関係を構築することに手を抜かないようにしました。 時間的制約を持つと、生産性を重視してコミュニケーションを疎かにしがちですが、私は反対に、業務時間は信頼関係を築くために、自分の業務以上に、コミュニケーションをを取ることを重視しています。仕事を家に持ち帰ることもありますが、その際は、自分が会社にいる時にできることと、家に持ち帰ってできることを切り分けて、業務中はコミュニケーションを最優先に捉えて行動しています。

379658信頼関係を大切にして仕事に打ち込まれているのですね。両立のために、パートナーの協力をはじめ家庭の体制をどう作っていますか?

夫とは同い年なので「同志」というほうが近く、ともすると喧嘩になりがちです。だからこそ「ちゃんと話をする」ことは重要視していますね。 お互いに仕事に打ち込むため、平日の朝は夫が、夜は自分が担当するよう分担しています。同じ会社なので、社内カレンダーでお互いの状況を共有し、残業など夫に夜を担当してもらう予定が入った場合は、社内カレンダーで承認依頼を送って承認してもらっています。 夫は社会人バンドをしており、休日に練習で出かけることがありますが、我が家のルールとして「やりたいことは我慢せずに存分にやるのも親の背中を見せる一つ」としているので、お互い協力し合います。そのために「やるべきこと(子供の世話を前日に担当するなど)はさぼらない」、としているので、やりたいことだけやるのではなく、やるべきことをおろそかにしないルールでお互いストレスなく、うまくまわしています。 病児登録もしており、ファミリーサポート、ベビーシッターなど頼れる方は複数人います。利用することはあまりないのですが、何かあった時の為に事前に準備しています。

——————————- ■インタビュアーみち子より 379658

子どもを持つことでキャリアダウンする方もいる中、新しいチャレンジングな仕事を自ら提案し活躍されているMさん。これから子どもを生むこととキャリアの両立について迷っている方にも、勇気を届けられるお話だと思います。 Mさんは、ご自身の体験を未来の育休取得者にも伝えたいと、講演活動もされていらっしゃいます。 また、お話していて、沢山の新鮮な情報をお持ちで、とても勉強されていると感じました。限られた時間の中でも常に好奇心のアンテナを張り巡らせ、限りある時間の中で思い切って人に聞いたり、相談したり、ネットなどで調べたり情報収集や勉強をされているそうです。私もぜひ活用したいと思います。 Mさん、お忙しいなかお話をお聞かせいただきありがとうございました。  

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※勉強会は、月2回、11時〜14時半巣鴨にて開催しています(2日程のうちどちらか一方にご参加いただけます)。Facebookページに詳細を記載していますので、是非チェックしてくださいね。      

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