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【復職者インタビュー】組織目線で見てみると…

2017/02/20
  こんにちは。運営チームのまきです。 卒業生座談会、先週先々週に続き、第3弾をお届けします!     今回インタビューにご協力いただいたのは、 3歳の娘さんの子育てと仕事に奮闘するYさんです!  

 

 

379658まずは簡単に自己紹介をお願いします。

    仕事は、メーカー勤務で、入社当初から今までずっと同じ部署で働いています。 復職から28ヶ月経ち、この1月から主任級に昇格しました。 育休プチに 5回、WSIには1回参加しました。  

 

379658育休プチにはどんな経緯で参加されたのでしょうか。

 

話は遡るのですが、産休前に上司が変わったことがきっかけで、 大きなストレスを抱えるようになりました。 その時はたまたま異動があり、 何とか乗り切り産休に入りましたが、 そのダメージは自分が思っていた以上に大きく、 産後うつになってしまいました。   そこからどんどん負のスパイラルにはまってしまい、 とても苦しい時間を過ごしました。   そこで、ワーママのコミュニティ作りをしたり、 メンターやキャリアカウンセラーの協力を受けたり、 とにかく自分の「負」を発散するための活動に力を注ぎました。 その時は、転職することも一つの解決策として考えていたので、 沢山の方に会って話を聞いたりもしました。 その結果、沢山の精神的サポーターを作ることができ、 とても大きな支えになりました。   育休プチに出会ったのも、 そんな中で、あるママ友に勧められたのがきっかけです。 彼女とは、キャリアについて一緒に話をすることもあり、 どんな勉強会なのか興味が湧いたため、 参加してみることにしました。  

 

379658育休プチをはじめ、様々行動されているなかで

感じたことについて教えてください。

  人脈作りや、自分と向き合う時間を作ると、 どんどん自分の課題が見えてくることに気がつきました。   また、解決策を転職に求めていた気持ちも、しばらく経つと、 「まだ今の会社でやるべきことが沢山ある! やりきらないまま転職に逃げちゃいけない!」と思うようになりました。  

 

379658人と話をしたり、立ち止まって自分と向き合うのは

とても大事な時間ですね。復職後、育休プチでの学びを生かせたことはありましたか。

    何か問題が起きたとき、 今までは「自分が悪い」で思考停止してしまっていましたが、 仕事の仕組みなどにも目を向け、組織目線で物事を見られるようになりました。 自分中心の視点から、視野を広げて、 組織目線で考え行動するようになったことで、 複数の人で分担する仕事の交通整理、調整が出来るようになりました。 その結果、自分が出来るようになった仕事を、 同僚も出来るよう簡略化し、仕組化させることにも 挑戦させてもらえています。 しかし、やればやるほど新しい課題も出てくるので、 いっぱいいっぱいのことも多く、 きちんと仕事をまわせるようになるには まだ時間がかかりそうなので、 日々考えるトレーニングは必要だなと思っています。      

379658その他に、仕事をする上で工夫していることはありますか?

  復職後、マミートラックにハマってしまったので、 克服するために“仕事で成果を出す工夫”を色々してきました。   まずは働く時間の確保。 夫や保育園の延長保育(20:00まで)だけでなく、 ファミサポ、ベビーシッター、料理や掃除をしてくれる家事代行など 外注サービスも活用し、週3回残業できる日を作りました。 仕事で成果を出すために、この残業の時間は私にとって貴重です。 もちろん与えられた仕事を、 全力でアウトプットすることにもこだわっています。 また、いつ休んでも大丈夫な体制作りとして、 自分と同じ仕事ができる人を育てるようにしています。 自分しかできない仕事は、締切の設定を工夫する、 万が一数日休んでも大丈夫なように事前に調整する、 最悪休む場合でも他のメンバーに影響が出そうな場合は、 メールで連絡する、など工夫しています。    

379658仕事の相談は職場の人に、メンタルの相談は外部の専門家に。自分だけで抱え込まず、周りを巻き込んでうまくやっていこうと動かれている点が素敵です。子供を持ちながら働くという観点から、今後の抱負があれば一言いただけますでしょうか。

  細く長く、時には断続的でもいいので、 おばあちゃんと呼ばれるまで働き続けたいです。 自分の関わる業界が、技術的な課題をクリアしながら、 どう発展していくのか、未来が気になって仕方ないからです。    そのために、子育て中は、ボコボコに凹んだ時や、 ネガティブ思考の時には、早く寝る、しっかり休む。 悩んで苦しんでいる時間はとても苦しく、 育児クオリティも下がるので、 困ったら誰かにすぐに助けを求めたり、相談したり。 低空飛行だけども、墜落、爆発しないよう、 自分や家族、仕事をマネジメントしていきたいです。   時々は、墜落、爆発してそのリカバリーに追われることもありますが、 基本的には、ココロとカラダを大切に。 その上で、欲を出せる時には、欲を出し、 インパクトのある仕事を虎視眈々と狙いたいと思います!       ————————     誰もが壁にぶつかる時があると思いますが、 そんな時こそYさんのように「自分に向き合う時間」や 「周囲に頼る」ことを大事にしていきたいですね。       また、「組織目線」を持ったことで、 万が一に備えた職場作りの大切さを痛感したとも仰っていました。   復職後は自分の仕事の事だけではなく、 自分が与えてしまうかもしれない組織へのリスクを 回避する方法もしっかり考えて行動したいと思います。     Yさん、貴重なお時間ありがとうございました。      

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