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そうだったのか、育休プチMBA! ~こども同伴なしで勉強会に参加してみました 後編~

2017/03/16
こんにちは。 今回で7回目! 育休プチMBA運営メンバーが、 勉強会に参加したり、代表副代表と話していて感じた 「育休プチって、そうだったのか!」という話を 3月末まで週に1度のペースで、リレー方式でお届けしています♪   先週に引き続き、A子がお送りします。 前回は一時保育に娘を預けて勉強会に参加し始めた話をお送りしました。 前編はこちら→https://ikukyumba.jp/2017/03/09/   一時保育に慣れてきたある日、勉強会前日に娘が発熱!! 娘を預けている一時保育では病児は預かってもらえません。  

さて、私はどうしたでしょうか?

  私が持っている選択肢は3つです。 1.講座をキャンセル 2.義親宅へ預ける 3.病児保育を利用    

みなさんだったら、どうしますか?

分かれ道で迷う人のイラスト(女性)

  昔の私なら、確実に1を選んでいます。   今回はどうしよう? 娘を預けて勉強会に参加することは、復職トレーニングだと私は考えている。 勉強会に参加すること=仕事に行くこと、とすると、簡単に1は選べない…。   息子が利用していた病児保育は生後6ヶ月から登録ができ、 娘も登録は済ませてありました。 また娘の病状もそこまで悪いものではありませんでした。   考えた結果、今回は3を選ぶことにしました。  

しかし、病児保育ってなかなかハードルが高いですよね。

以前は私もそうでした。   では、なぜ今回、病児保育を選ぶことができたのか、 私が初めて病児保育を利用することになった時のことをお話ししたいと思います。   夕方の土手のイラスト(背景素材)   1度目の復職から1ヶ月ほど経ったある日、 帰宅途中で偶然同じクラスのママさんに会いました。 そのママさんの第2子(Bくんとします)と息子が同じクラスだったのですが、 最近Bくんがずっとお休みしているようだったので、様子を聞いてみました。   私   「最近Bくんお休みしているようですが、大丈夫ですか?」 Bママ 「そうなの、熱がでちゃって。復職後1ヶ月、ほぼ保育園に行けていなくて」 私   「それは大変ですね。今日はどなたかに預けているんですか?」 Bママ 復職後はほとんど病児保育に預けているの。保育園より病児保育に行っている方が多いのよー」 私   「そ、それは大変ですね…。病児保育…ですか。登録はしたのですが…どんな感じですか?」 Bママ 「保育園とそんなに変わらないよー。保育園に行きながら診療もしてくれる、という感じだよ」   当時、私は病児保育について、 とりあえず登録はしたけれど、自分は利用しないだろう、と思っていました。 実際に利用している人から話を聞き、 少しハードルが下がりましたが、まだまだ自分とは関係のない話だと思っていました。   そしてその一週間後、息子発熱による呼び出し。 検査結果はアデノウィルス。5日間登園禁止。呼び出しを受けたのは月曜日。 今週はもう登園できないため、4日間をどうにかしなければなりません。   色々な選択肢が浮かびましたが、 復職後、既に私も夫も会社を数日休んでいること、 両親も義両親も都合を付けられなかったため、病児保育を利用することにしました。

当時の私にとっては苦渋の選択でした。

  まさか利用するとは思っていなかったので、帰宅後はじめて資料を開く…。 そこでお弁当を作らなければいけないことに初めて気付き、 夜慌ててスーパーに行き、翌日お弁当に入れられそうなものを購入…。 今となっては笑い話ですが、当時は半泣きでした。 もっと病児対応について考えておけばよかった。 シミュレーションをしておけばよかった…。 反省・後悔のイラスト(女性)   何とか準備をし、息子を預けたものの、 仕事中も、病気が悪化していないか、寂しい想いはしていないだろうか、 と不安でいっぱいでした。 仕事終了後、一刻も早く迎えに行くべく、猛ダッシュ!! しかし迎えに行ってみたら…息子はご機嫌!!ほっとしたのを覚えています。   その上、 ・保育士さんが日中のことを、病状含め詳細に教えてくれる ・小児科併設の病児保育室のため、預けている間に診察・処置をしてくれる ・感染症ごとに保育する部屋が違うため、他の病気がうつる心配はなし   等々、保育士さんの対応にも環境にも感動することばかりで、 今朝までの不安は杞憂に過ぎませんでした。

勇気を出して利用してよかった。

  病気のこどもを安心して預けられる、信頼できる預け先を見つけることができ、 とても心強く感じました。   大きくなるにつれて病気しなくなり、利用する回数は減ってきましたが、 今でも年に1~2回は利用しています。 息子は病児保育に行くことを嫌がることもなく、 「今日はこんな折り紙を折った!お弁当が嬉しかった!○○くんの妹がいたよー」 等、色々報告してくれるようになりました。 お母さんと子供のイラスト(男の子)   話を戻しますね。   上記経験を経て、今は病児保育を保育園と同じ感覚で利用しているため、 勉強会をキャンセルせずに、娘を病児保育に預け、参加することにしました。 一時保育の利用で、2人の送迎にも慣れてきたと感じていた我が家ですが、 どちらかが病児保育を利用する場合には、想定していなかった問題があることがわかりました。 2人のこどもの送りは夫が担当する予定ですが、 病児保育施設は隣駅にあり、送りに時間がかかるため、1人で2人のこどもを送ることができません。 そのため、病児保育を利用する際には私が出社時間を調整する必要があることに気付き、 「会社へ伝えることリスト」に加えました。   これから保育園に通い始めるお子さんのお母さんの中には、 「保育園の準備もまだなのに、病児保育のことまで考えられない」 という方もいらっしゃると思います。 「病児保育ってハードルが高いな、病気なのに預けるのはかわいそうかな」 となんとなく感じている人も多いかもしれません。  

なぜ、ハードルが高いのだろう? 私は何が不安なのだろう? 病児保育に預けるのはかわいそうなの? 登園禁止になるような病気にならないと思っている?

  このようなことを考えることで、 まずは自分の病児保育に対する考えを整理してみてはいかがでしょうか? 「もしこどもが病気になったらどうするか」を決める助けになると思います。   私は復職前に、一時保育や病児保育に預けることができたことで、 色々な気づきを得ることが出来ました。 とはいっても、誰もが、事前に預ける経験ができるわけではないでしょう。 しかし、漠然と不安だなぁと思うだけで、そこで思考をストップさせてしまうと、 いざという時に、慌てることになります。 そうならないためには、経験したことが無いことでも、 「こういう時、自分だったらどうするかな?」と思考を重ねてみて下さい! 疑似体験することで、経験を補うことができると思います。

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