そうだったのか、育休プチMBA! ~マネージャー目線で見てみると・・・~
2017/04/07
こんにちは。運営チームのI子です。
育休プチMBA運営メンバーが、リレー方式でお送りしていた
「そうだったのか、育休プチMBA!」シリーズも、
今回が最終回となりました。
まずは自己紹介!
サービス業界勤務9年目、現在2人目育児休暇中です。
性格は「猪突猛進型」
思ったら考えるよりも先に行動してしまう完全なる右脳派です。
育休プチMBAでは、マネージャー目線で思考するトレーニングを
していますが、始めの頃はそもそも「マネージャー目線」が理解できずにいました。
今回は、育休プチに参加するなかで私が感じた、マネージャー目線で思考するとは
どういうことなのか、1回目の復職時からの経験を踏まえて、
気づいたことをお伝えできたらと思います。
一度目の育休があけた復職後、会社の経営役員と話をする機会がありました。
その時、「時短勤務ということは、キャリアアップは望んでいない
ということですよね?」という言葉を受けました。
「制約のある女性を理解してくれない」「成果をあげても認めてもらえない」
と受け取った私は、悲しさから怒りの感情が湧き、ムキになってがむしゃらに
働いていました。
今考えれば使いづらい社員でした。
そんな状態のまま二度目の育休に入り、
「この休みの間に何かしないと!」という焦る気持ちの中、
育休プチに出会いました。
そして、勉強会に何度か参加した頃、
「そういえば…」とあの時の役員の言葉を思い出しました。
すると・・・
・役員なりのいたわりの言葉だったのかも?
・時短勤務の女性をどう扱って良いかわからないから不安だったのかも?
・忙しい中、育休復職者のことだけを考える余裕は無いよな・・・
・働くことへの意欲をもっとアピールすればよかった!
と、あの時には考えもしなかった、役員の感情に思いを巡らせることができました。
あれ?
これが、勉強会で大切だと言われていた「マネージャー目線」?!
育休復帰者は、これまでと違う働き方をしないといけないことに、
さまざまな不安を抱えています。
その結果、「時短は仕方ない・・・」「子どもが病気になった時には休めるかな?」
「上司に理解してもらえるかな?」など、自分目線で考えがちです。
でも、復帰者を受け入れる上司も、同じように不安がいっぱいではないでしょうか。
そんな時、上司の立場で考えてみると、コミュニケーションがスムーズになり、
自分にとっても上司にとっても、気持ちよく働ける場を作ることができると思います。
まもなく2回目の育休が終わり職場復帰です。育休プチでの学びを、
今度は職場で活かす時!そう考えると、復職するのが楽しみです。