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夫婦時間確保の工夫

2017/12/15

2017秋広報チームです。

まもなく2017年も終わりが見えてきましたね。 年末年始を前に、これから長期休暇に入られる方も多くなることかと思います。 慌しい年末年始ですが、場合によってはまとまった時間を確保できるチャンス。休みを前に、身近なパートナーと過ごす時間について、少し考えてみませんか。

あなたのパートナー、最近あんまり話していないなぁ、帰宅時間も分からないし朝少し顔を見るくらいかもと思ったら、ちょっと立ち止まって。 夫婦の時間なんて、忙しい子育て中の今、優先順位は低いでしょという意見、分かります! それでも、今後生涯に渡って共に人生を歩んでいくパートナーと、貴重な短い育児期間の悩みや相談事が話し合えたり、その時のお互いの想いや希望などが共有できたら、その後の人生がより豊かになるのではないでしょうか。 今回は、夫婦時間確保の工夫についてお送りします。

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目次

  1. 夫婦時間、必要ですか?
  2. どのように確保していますか?
  3. 何を話していますか?
  4. 家族時間について
  5. ひとり時間について
  6. まとめ

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1. 夫婦時間、必要ですか?

さて、とはいうものの、夫婦時間確保の前に、まずは気になる問いについて。 「そもそも夫婦の時間、必要ですか?」を復職経験あり・なし含めた現在の運営チームメンバー(育休中女性)に聞いてみました。 その結果、複数のメンバーから回答をもらいましたが、「夫婦時間は必要」でほぼ一致でした。

  • 家族の最小単位は夫婦だと思っているので、そこはしっかりしておきたい
  • 子ども二人を抱えたひとつの組織だから、コミュニケーションをキチンととることは大事

夫婦をチームや組織と見立て、夫婦協力して臨みたいという姿勢が感じられます。

 

 

2. どのように確保していますか?

では、必要なことは分かったけれど、実際子育てしながらでも時間の確保ができているのでしょうか?できている場合は、どのように夫婦時間を確保しているのでしょうか。聞いてみました。 そしてコメントから、固定して時間を確保している方、不定期で確保している方、夫婦時間としてカッチリではなく繋がりを保っている方、またそれぞれ状況により併用している方と様々いることが分かりました。

<固定して時間確保>

  • 年一回、保育園懇談会前にランチで2時間
  • (配偶者は単身赴任)毎月1週間弱くらい帰宅するので、その際に義両親に子どもを預かってもらい2人で食事へ
  • 年一回の記念日に子どもを両親に預け2人で食事へ

<不定期で時間確保>

  • 金曜か土曜の夕食時
  • 夫が休みの前の日の深夜、子どもが寝てから
  • 子どもが寝た後に夫婦で夕食を食べながら(配偶者の方は早帰りを意識されている)
  • 夫が在宅勤務時にランチで

休み前は仕事モードから解き放たれるので、タイミングが合えばいいチャンスですよね。 配偶者の方が在宅勤務時にランチを一緒に取っている育休中の運営メンバーによると、この時間だと自然に仕事の悩みや相談ができるので、お勧め!とのこと。早帰りや在宅勤務制度利用などお互いの働き方の工夫により、「取れない!」と思っていた夫婦時間も、もしかしたら取れるのかもしれません。そして、その他にも

  • おでかけする車や電車の中(子どもはまだ喋らない月齢)
  • 夫が平日休みの日中に下の子と3人で出掛ける(上の子は保育園、下の子は喋らないので夫婦の会話はできる)
  • 子ども2人の寝かしつけに成功し、夫婦ともに奇跡的に起きている場合

乳幼児でまだ喋らない年ごろの子どもなら、一緒にいる場でも夫婦の会話はできますね。 また寝落ちをしないだけでなく、夫婦ともに同じ場で同じ時間を共有できる!そんな貴重な夜は祝杯をあげたいです。逆に言うと、それだけ確保が難しいとも言えます。

<つながり確保>

  • 日中もメッセンジャーで頻繁に連絡を取り合う
  • LINEのやりとりは頻繁で、買いたい物の相談や写真の交換(特に子ども)、読んでほしい記事などはお互いに送り合う

これは、わりとハードルが低めなので取り組みやすく、事務連絡ツールとして導入されている方も多いのではないでしょうか。 また、そうはいっても、確保ができていない!という正直な声も。

  • 子どもが生まれる前はよく夫婦で雑談含め真面目なことを話す機会があったのですが、最近イライラしがち→自分の気持ちを説明するのもめんどくさい→相手は???状態という感じで、よろしくないなぁと思っています。

  3. 何を話されていますか?

そして確保した時間で皆さんが配偶者の方と話されている内容ですが、雑談から相談~議論まで幅広い内容でした。確保した時間や状況に合わせて、軽い話題から深い内容まで多岐に渡るようです。

また、短い時間でもたくさん雑談を重ねていくことで、議論でケンカ腰になった際の回復を早めにしてくれるという効果もあるようです。 そして、夫婦時間がとれると「夫に対して日頃イライラしていても寛容になれる気がする」だったり、「2人だけで出かけたときは夫のことが好きになりました」というコメントまでいただきました♡

夫婦時間を確保しお互い腹の内を話せたら、今まで気付かなかった相手側の負担や苦労に目を向けられ、お互いさまの気持ちになるかもしれません。また、夫婦だけで外出することにより、お互いを惚れ直させるチャンスもあるとすれば、これはもう一石二鳥です! やはり「子どもの話ばかりしないことが大事かもしれません。目的は2人の幸せな老後(できれば離婚しない)のために!」というコメントからも、理想はお互いの今後のキャリアや未来について語り合ったり、お互いの夢や希望を理解したりするところですが、急に盛り込もうとするとなかなか腰が重く実行できないので、まずは負担の少ない雑談を重ねるところから無理なくはじめたいところです。 

さて、夫婦時間の確保については、子どもの月齢と人数による影響も感じられます。 子どもにもよりますが、大体3歳前後になると、話に入り込んでくるので夫婦だけの会話は子どもが一緒の状況では続けられません。夫婦だけ(もしくは夫婦+まだ喋らない乳幼児のみ)の時間を意識して作らないと会話が成立しない状況になります。そして、子どもが二人になるとまた状況が変わります。

  • 子どもが一人の時は仕事のある平日にお昼を一緒にとったりしましたが、今は朝食の支度を一緒にする5分くらいが夫婦の時間です
  • 子どもがひとりのときは、たまに両親にみてもらってふたりで出かけていてそれが楽しかったのですが、下の子産まれてからはできていません。両親もふたり預かるのはまだ自信がないとのこと…

  4. 家族時間について

そして気が付くと、上の子も随分しっかりしてきます。 当たり前だった「家族時間」が、子どもの成長とともに残り少なくなってくることに気付き、家族時間を大切にされている方もいます。

  • 息子が6歳でそろそろ休日もお友達と遊びたいと言いだし、そのうち家族4人での時間が減りそうだなと夫婦共に感じているから、家族時間を大事にしています。必要なことは夫婦で子どもたちが寝た後に話している感じです。

人生における、子どもと過ごす時間の短さを実感させられるコメントです。

5. ひとり時間について

先が見えている子育てとはいえ、バランスのいい健全な心を保ち続けるためにも、ひとり時間も大切にしたいところ。 今回は、参考までにひとり時間確保の工夫についてもご紹介いたします。

<ご自身で確保>

  • 夫が飲み会で遅い帰宅かつ、子どもたちの寝かしつけに成功した時
  • 一歳以降になると利用できる図書館での託児サービス利用時

<お互い協力して確保>

  • 月一くらいで、夫に子どもを預けている間に
  • お互い休日に子どもを預かりあって、相手の一人時間を捻出

また「毎年必ず数日間の1人旅(友人とでも可)に出ること」という贅沢なひとり時間を夫婦の約束事にしているメンバーもいました。もともとは配偶者側から提案があったそうですが、子どもがいてもそれは実施予定とのこと。ステキです! 6. まとめ

いかがでしょうか。振り返ってみてご自身とパートナーでは、夫婦時間は取れていましたか? 意外と取れていた方、そうでなかった方。あなたと配偶者にあった時間確保の方法は何か見つかりそうでしょうか。 話を聞いた運営チームメンバーからは、子どもの年齢によって夫婦時間よりも家族時間を優先したい、また夫婦時間よりもどちらかと言うと一人時間が欲しいなど、様々な意見がありました。 夫婦時間が必要とは思いつつも、すぐにアクションをしなくてもまだ付き合いが長いと思ってしまうパートナーとの関係。 そうは言っても、限りある人生。 今は何を大切にし、今後は何を大事にしていくか、この機会に考えるきっかけになって頂けたら嬉しいです。

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