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私たちの献立スタイル  ~心も体もみんなハッピー~  

2018/01/26
秋広報チームから「働く母たちの食材調達から調理までの献立」に焦点を当ててレポートさせていただきます。 毎日の生活の中で、掃除、洗濯は数日、お風呂だって1日くらいはスキップしてもなんとかなる!けれども 食事だけはどれだけ忙しくてもスキップすることができない唯一かつ手間暇のかかる家事。出勤や登園までの短い時間でとらせなくてはいけない朝食、子どもたちが帰宅した安堵感と空腹感でいっぱい(要は抱っこして、遊んで、お腹空いた、疲れた、眠たいというすべての気持ちマックス)の中での夕食。こうした食事の支度をどのようにタイムスケジュールに組み込めばいいのか、復職を目前に控えて不安な気持ち、焦る気持ちが出てきますよね。そこで忙しい日々の中で先輩復職者たちがどのように1週間の献立を調達~調理しているかちょっとのぞかせていただきました。私自身は第1子6歳、第2子1歳、2度目の育休取得中ですが、第1子の復職後はとにかく慌ただしかった記憶。次の復職を春に控えていますが、今回のこのブログ書く中で他の方たちのフローがずいぶんと参考になりました。また時間のない中で食事を作らなければならない!と時間に追い立てられているような気持ちをもう一度見直し、どんな風に子どもたちと食卓を囲みたいのかを改めて考えさせられました。
  1. 先輩復職者たちの献立スタイル
  2. いろいろなアイディアを拝借
  3. 時間の考え方
  4. 私の発見
1先輩復職者たちの献立スタイル 先輩復職者の方たちの体験を伺ったところ、帰宅時間は18時から19時半とばらつきはありましたが、 いくつかの共通項が浮かびあがりました。 ◆ポイント1  週末でまとめ買い ◆ポイント2  勝負は帰宅後30分 ◆ポイント3  がっちりスクラム体勢 食材調達は圧倒的に週末にまとめ買い、平日ちょこちょこ買い。私自身は週末の買い物プラス週半で宅配サービスにしようかなと考えていたので意外でしたが、宅配サービスは受け取りの問題があるのかもしれませんね。復職未経験者からの懸念事項にも受け取り(不在時にもボックスにいれてくれる場合でも取り出しなどが不便)についてあがっていました。結局はそのちょっとした手間が帰宅後の時間が短い中でどうしても不都合に感じられ、宅配サービスの利用に対して消極的になっていくのだと思いました。 週末まとめ買い、宅配サービスのいずれを選択する場合でも大切なのは1週間の献立をあらかじめ描いておくことなのかなと思いました。もちろん週中で手持ちの食材でやりくりすることも可能です。けれども 毎日買いものに行くことができないので、ざっくりとでも想定しておくことが必要になってきます。 食事の仕度にかける時間は、朝食は10分前後、夕食は帰宅後30分程度、そして献立内容はほぼ同じです。 朝食:パン(ごはん)プラス1品(果物、ヨーグルト、お味噌汁などばらつき) 夕食:ごはん、汁物、メイン、副菜2品 ただしその時間以外に、朝(夜でもOKですが朝方が多い印象)に仕込みをする、週末に野菜は切って冷凍する、常備菜作りをする、平日のどこかで作り置きする人が多いです。つまり調理時間が帰宅後30分になるように準備をしているのですよね。方法はそれぞれのようでしたが、帰宅後30分以外に1~2時間の時間を別にとっている様子が伺えました。ここが兼業生活の大きなポイントのようです。また2日分まとめて作ることもみなさん共通でした。メインは月火同じ、汁物は火水同じ、など同じ献立にならないようにずらして作る、多少味を変えるなど工夫をされているようです。 帰宅後30分で夕食を完成させる、そのためにどんな献立がいいのか、どこで準備をするのかをイメージをしてみること、そして復職までの2ヶ月ほど、この時間割りで過ごしてみる練習をしてみることはお勧めです。 最後に一番重要なことは自分ひとりですべてを賄おうとしないこと。配偶者はもちろん、市販の離乳食、お惣菜、宅配の調理キット、外食、家事代行サービス、両親などなど考えられるサポートはすべて活用、周囲をすべて巻き込むことです。これは食事作りだけではなく、兼業生活すべてにいえることだと思います。そのためにいつ誰に何をしてもらうかを明確にして復職前に依頼、試行するなど用意をするといいですね。 てきぱきと日々をこなしているようですが、復職者の方たちにもいくつか課題があるようです。共通点が多かったのでみながぶつかる壁なのかもしれませんね。いくつか記載しましたので、こちらも併せて参考になさってください。 ・夕飯をつくるタイミング 夜は早く子供を寝かしつけたいので、帰宅後に夕飯をつくるのではなく、朝の時間に夕飯のおかずを作りたい(週末にまとめて作るのはなんだか苦手)。仕事で疲れていても温めるだけの状態だと楽だと思う。 ・メニューがワンパターン 週間のメニューを買い物前に決めるので、食材に無駄はないがワンパターンで無難な守りの料理になりがち。新しい食材や調理法を使った、新たな美味しさと出会いたい! ・ネットスーパーが活用できない スーパーで直接野菜をみながら献立を考えるからなのか、買うのに時間がかかってしまう。 ・作り置きの仕方がわからない 前日の料理の残りを食べるのは抵抗ないが、いつまで食べられるのかわからない。何をどうやっていつ食べているのか知りたい。 ・手作り神話を手放す! 食事を重要視しすぎて、手抜き?時短に対して、自己嫌悪に陥りがちだった。今は大分よいが、すぐ理想を追うので自分の気持ちの持ち方に気をつける。 ・圧力鍋を使った方が効率はいいのだろうが購入できていない。 ・もう一品増やしたいがレパートリーもかけられる時間もない。 ・疲れたら外食、中食に頼るのは良いが、なし崩しに増えてしまわないようにすること。 ・夫のレパートリーも増やしてもらうこと。 ・味付けを新しくすると子供が食べないので、努力はあまり報われない。 ・ 本来はその日に使う食材をその日に買いたいタイプ。作り置きもキライ。高いお金を出して宅配をしている割に、食材が残っていることにストレスを感じたり、時には無駄にしたりするので本末転倒だなあと思っている。 2 いろいろなアイディア拝借 ◆アイディア1  時短レシピを持つ ◆アイディア2  小腹対策をする ◆アイディア3  ネットを活用する 凝っていなくても栄養のある食事を用意したいというのは親心ですが、帰宅後30分で夕食作りを終えるために、手を加えない、ゆでるだけ、切るだけ、などのメニューをみなさんそれぞれいくつか用意をしている様子です。子どもの好みに合わせて、冷奴、枝豆、カニカマ、ブロッコリー、オクラ、ちくわ、きゅうりなどなど。また短時間で栄養がとれるよう具沢山のスープ(お味噌汁)、冬は「なべ」なども活用。 その他おにぎりを冷凍しておくというアイディアもありました。朝、さっと出せるということもメリットですが、帰宅後の小腹を満たすためにも使えそうです。いちごやバナナなどを一口ずつつまみぐいさせるやり方もあります。 献立の参考にはcookpadみんなのきょうの料理つくおきやせおか.jpが多く使われていました。中には料理研究家のサイトを見ている方もいました。また私は料理本なら付箋を貼る、ネットならリーディング リストに保存しているのですが、evernoteを活用し、オリジナルのレシピ集を作っている方も!私も真似てみようと思いました。 3 時間の考え方 毎日仕事、家事、育児に追われていると、いったいいつまでこんな生活が続くのかな、と絶望するときが(少なくとも私は)あります。時間のなさにこれまた絶望もします。日々時間との闘いです。けれども復職10年以上の大先輩たちから話をきくと、時間というのは敵ばかりでもなく、心強い味方にもなっていくのだと強く思いました。 何もできなかった夫がいまでは週に4日は夕食作りという家庭をはじめ、夫がかなりの戦力となっていることが伺えました。そして何より!子どもたちが成長とともに大きな戦力となってくるのです。外食のしやすさ、多少の空腹も我慢できる、などとどんどん成長していき、それによって夕食を準備することに対して気持ちの上での負担感がなくなっていきます。そして炊飯、出汁をとるということから包丁を使うこともできるようになり、子どもたちともがっちりスクラム体勢をとることができ、まさにひとつのチーム!家族みんなで力を合わせて、家事を分担し合える日、もちろん一朝一夕にはかないませんが、今この瞬間もそんな日のための ステップだと思えて楽しく頑張れる気持ちになりました。 4 私の発見 毎日必要な食事、ふと何のためにあるのかなとこのブログを書くに当たって考えました。もちろん子どもたちの成長に必要なものです。大人にだって日々の活力の源として必要です。仕事から、保育園から、学校から帰り、体の力が抜けたときに、家族で囲む食卓にはそれ以上に大切なものがある気がするのです。私自身、目には見えないものに縛られて、ついつい毎日手作りを、と頑張っていました。けれどもそんなことは本質ではないのではないかなとこのブログを書くにあたり多くの方たちの話を伺って気づきました。ある程度満腹になればそれでいい、凝った献立、味つけではなくてもいい。むしろ、子どもにも自分にも負担なく食事のときを迎え、楽しい時間を過ごすことができればいいなと思うのです。手抜きをする日、を作っている方もいましたし、手作り神話の呪縛から逃れたいという方もいました。同時に気付かされたことは、家族揃って食卓を囲む時間もまた限りがあるということでした。子どもたちも大きくなっていくと塾や部活で帰宅時時間がばらばらとなり、子どもたち全員が揃わない夕食が増えていきます。慌しさに気を取られていますが、子どもたち一緒に向かい会える大切な団欒のときにも今だけなのですよね。忙しい中、とにかく食事の仕度をどうしよう、などと焦る気持ちもありますが、まずは気楽に構えて、そして子どもたちと一緒に家族みんながハッピーな献立スタイルを作っていきたいなと思います。 180126_1月ブログイラスト

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