育休プチMBA

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子どもと一緒に学べる!育休プチMBA勉強会◆2018/6/19◆開催報告

2018/06/27
運営メンバーのユリです。今期の運営メンバーが活動する初の勉強会となった、6月19日(火)開催の育休プチMBA勉強会は、熱い参加者の皆さんと可愛い赤ちゃんたちのおかげで、盛況のうちに終えることができました。今回はその様子をお伝えします!   今回のファシリテーターは、育休プチMBA認定ファシリテーターで、中学生男子を持つママ、めぐみさんです。めぐみさんは、毎回、自己紹介でお子さんとの小話をしてくれます。それがクスクスと笑える話なのですが、その時に、ファシリテーターと参加者の距離がぎゅっと縮まるのを感じます。続いて、私たち参加者もグループごとに自己紹介をし、勉強会スタートです。 (余談ですが、私はめぐみさんのフアッションがとても好きで、毎回チェックしています!) 今回のケース「時間制約をどう克服するかを考える~復職して3か月目の井田美咲2017」 総務部広報課に所属している井田美咲は、復職後、時短勤務制度を利用しています。広報課長から任された仕事に対して、限られた時間の中でも、業務の生産性を上げ、楽しく順調に仕事をしていました。しかし、3か月経った頃、雲行きが怪しくなってきます。仕事でのミスが立て続けに起き始め、さらに重要な会議の前に子供が体調を崩してしまう、、、 復帰したらまさに起こり得るケース、一度育休復帰しているママは、もしかすると、同じような経験をすでにしているかもしれません。さてどうする!? まず最初に、両立の「壁」を乗り越える力となる「9つの挑戦課題」を把握し、ケースを読み込みます。 続いて、ファシリテーターから「このケース、何が問題で、どこに原因があるの?」と問いかけられました。 1) 自分で考える ポストイットを使いながら、自分の考えを言語化、整理します。ポストイットの使い方は様々で、1意見1ポストイットでどんどん書き込む人、異なる色のポストイットでグループ分けしながら書き込む人もいました。また最初の時点では、中々考えが出てこなくて悩んでいる人もいました。 2) グループ内で共有する 次に、自分の意見をグループ内で共有します。 「育休」という共通点だけで集まったほぼ初対面メンバーなので、グループワークの方法もそれぞれです。順番に意見を言い、各々メモを取るグループもあれば、付箋を見せてテーブルの中心に貼って共有したり。初めての参加者もどんどん発表していました。私は、グループ共有で出た意見でとても印象に残っているものがあります。その新しい視点や発想に刺激を受け、脳が活性化していくのを感じました。意見の共有ってとても大事ですよね。私は4回目の参加ですが、毎回新しい気づきがあり、とても勉強になります。 3) 全体の場で共有する グループ内で共有した後は、全体で意見を共有します。 まずは、グループの意見をまとめるのではなく、個人としての意見を述べます。そして徐々にディスカッションが始まります。ホワイトボードにまとめられた意見を見て、グループで共有した意見を付け加える人がいたり、その場で思いついた考えを話す人も出てきました。参加者の意見に、大きな頷きがあったり、笑いが起きたり、拍手が起きることもありました。初めて発表するときは勇気が必要ですが、みんなが受け入れてくれるのを体感すると、勉強会がとても面白くなってきます。この勉強会には参加者の数だけ答えがあります。なので間違いなんてないんです。 またファシリテーターからの問いかけがあります。続いて、1)~3)のプロセスを実施する、という作業を3~4回繰り返します。この作業の繰り返しによって、問題の本質を見抜き、多面的に考え、自分がやるべきことをまとめていきました。 自分の復帰に向けて何を準備する? 今回のようなケースが起きた時、自分が取るべき行動を①今すぐすべきこと②長期的にするべきこと、の2つの点で意見を出し合いました。また、一度復帰を経験している参加者から、自分はどうしていた、あるいはもっとこうすればよかった、こういう時はどうすればよかったんだろう、というリアルな話もあり、参加者中心のディスカッションが進みました。復帰未経験のママたちにとって、自分のことを想定するとてもいい話が出たのではないでしょうか。 リフレクション(内省) 最後は、リフレクションです。勉強会の最初に目を通した、「9つの挑戦課題」の中から自分が苦手だと思われる項目を選択し、今後に活かせるよう振り返ります。 ランチ交流 勉強会の後は持参したランチを食べながら交流する楽しいひとときです。 今回の勉強会参加者限定のオフ会の案内があり、私のテーブルでは2名のママが参加する!と意気込んでいました。子連れOKのおしゃれなお店に行くようです。詳しくは、後日掲載予定の開催報告をお楽しみに! 保育園の状況や子供の話、復職者に対しての会社の扱い方や人事制度について、など話はつきません。子供をあやしつつも話に夢中になります。本当は知りたいけど、聞いたら失礼かなと思ってしまう仕事のこと、復職準備の悩みなど、異業種間で情報交換ができるのがこの勉強会の魅力です。私も子供のこと、仕事のことなど色々と悩みを聞いてもらい、アドバイスをもらいました。あっという間に時間が過ぎてしまい、今後の情報共有のためにLINEやFacebookを交換し合うママもいました。 勉強会後のアンケートより とても嬉しい声が届いていましたので、一部ご紹介させていただきます。 ・子供を預けてきたが、連れてきている方が多くて驚いた。子供をあやしながらも集中して考えたり積極的に参加したりしている姿にもっと驚いた。 ・育休経験者やキャリアを重ねた方からの仕事の取り組みについて意見交換でき、大変参考になった。 ・復帰について、自分一人で考えるよりもみんなで考え、他の方の意見を聞きながら自分の考えをまとめる方が、アイディアの選択肢が増えてよかった。 最後に 私は、1人目の妊娠・育休の時、「休むこと=キャリアを諦める」ことだと思い込んでいました。それは、会社に育休復帰者でキャリアを積んでいる女性がいなかったからです。キャリアを諦めたくなかった私は、会社に早く復帰し、育休前と同じ時間と量で働かなければならない、と焦っていました。しかしながら、復帰後は、保育園の送迎時間の関係で、短時間勤務を選択することになり、やっぱり子どもを持つとはキャリアアップは無理なんだ、と自分を納得させました。時間に制約がある私は、責任ある仕事を受けてはいけない、言われたことを滞りなくやろう、と思うようになり、仕事に対するモチベーションを自ら下げてしまったのを記憶しています。 現在、2回目の育休中ですが、友人の紹介で育休プチMBA勉強会の存在を知りました。参加回数を重ね、思考の変化を実感しています。まず1つめ、育休に対して、『育休はキャリアを諦めることではなく、子育てしながらキャリアアップの準備ができる素敵な期間』と感じるようになりました。そして2つめ、仕事に対しては、『自分目線だけでなく、上司や会社目線で考える』ことが必要、です。この考えは仕事だけでなく、様々な局面で使えますね。例えば今だと、わがままを連発する息子目線、とか、何も言わない夫目線、とか(笑) 私と同じように、妊娠・出産はキャリアを断念することだと思っている方、育休中で復職が不安に思っている方がいたら、ぜひ勉強会の参加をお勧めします。もちろん、男性も大歓迎です!
次回の勉強会 ◆7月27日(金) 「長時間労働の改善策を考える~岡村課長と定時後のクレーム2017~」 育休復帰第一号の山下を迎えることになった岡村課長は、残業ができない山下のフォローのため、チームの負担が増えていることが気がかりです。しかも山下が定時帰宅後に担当顧客からクレームが来るパターンが続いて、、、さぁどう対応する? ◆8月7日(火) 「組織における自分の役割を考える〜退職を考える時短勤務の仁美2018〜」 時短勤務で働く仁美は育児と仕事のバランスが取れず、疲れ切っています。上司に相談しても仕事量が減るわけでもなく、もう仕事を辞めてしまおうかと思う仁美ですが、何か解決策はないのでしょうか?」 ↓下記からお申込みいただけます。 TICKET 皆様のご参加お待ちしております。

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