ワーママの転職
こんにちは。
運営メンバーのいえこです。第2子育休中です。
4月に向けて復職準備‥の季節にそぐわないかもしれませんが、キャリアを考える上で1つの大きな選択肢になる転職について、今日はお話ししたいと思います。
私は第1子の復職後2年目に転職をしました。総合的に満足しているしプラスの面が大きかったと感じていますが教訓や反省もありました。TIPSとしても気軽に読んでください♪。
(1) 背景と動機
当時の勤務先は典型的な内資系企業で、社員を非常に守ってくれるタイプの会社でした。まだ多くなかったワーママの扱いは手厚く、時短の身でもありましたので勤務時間や突発的な休み、業務量など勘案して頂きました。初めての復職で、お蔭で軌道に乗ることができたのはとても有り難く、今も感謝しています。
まだ若かった私はやりたかった仕事でもっとチャレンジしたいと思い、業務的にも落ち着いていた時期‥息子2歳10ヵ月の時に転職しました。
(2) 転職活動での苦労→教訓3つ
①1つ目は、転職活動中にワーママであることや時短勤務であることをカミングアウトする時期でした。私は、贅沢な話だとは思いますが、ワーママとしての環境改善を求めるのではなく、キャリア構築が目的でした。特に時短勤務を自分の特性として全面に出すことで紹介求人がぐっと減ってしまった経験を初期にしていたため、エージェントと直接コンタクトを取った際に初めてワーママであることを打ち明けるようにしていました。また相手企業への伝え方もデリケートで、意欲を下げない、むしろあるんだという伝え方を心掛けました。
今はワーママは転職市場に珍しくなく慣れている方も多いようなのでこの点は心配無用かもしれません。
②2点目は年収交渉です。働く上でお金が何番目に重要かという話もあると思いますが、ステータスの一種であり、転職においても大事なファクターの一つであることは確かだと思います。年収が高い年に転職すべきとよく言われる通り、この点では時短勤務での転職はデメリットでしかありません。会社やポジションによると思いますが、現収勘案の場合、年収が低くなりがちな時短勤務では年収アップは難しいです。交渉には、フルタイム換算や、昇格タイミングの論拠などを用意する必要があると思います。
③3点目が最も重要でしたが、入社後の試用期間中は時短勤務できないためフルタイム勤務になる点でした。夫と保育園送迎の相談をし、家事の効率化も一層必要になりました。自分自身も定時に帰れるようスケジュールを組み、職場の理解も得るよう心掛けました。
家族にも、そして新参者としての職場にも、理解を求めていくという状況はそれなりに神経を使うしフルタイムなので体力も必要。タフさが求められましたが自分の意思で環境を変えたんだという責任感と自律を強く持ち、公私ともにベストパフォーマンスを心掛けました。
なお、試用期間中の扱いは会社によるところですし、リモートワークが充実する会社であればこの点の苦労度は異なるかなとも思います。
(3) 転職がもたらした良い効果
軌道に乗ってみると、自由な社風に背中を押され私自身やりたいことにチャレンジでき、家庭でも私のフルタイム移行に伴い夫の協力度が強制的に上がったことでかえって共同運営感が高まり、雰囲気が良くなったと感じました。
‥という感じです。
転職は非常にエネルギーが必要です。転職活動自体も、転職後に軌道に乗るまでのフェーズでも。それでも挑戦したいことがあった、私の場合はそれに尽きますが、何よりも家族や周りの人の理解あってこそだと痛感しています。
一回きりの人生、やりたいことを制限するのは勿体ないというのが持論です。それは仕事だけでなく子育でも家庭でも貫いている信念です。何を優先するか、すべて叶えることは可能なのか、常に主体的に意思決定できていれば後悔もないと信じ、欲高く生きております。
なおこの欲は今回の育休で出会った育休プチMBA®で実は強化されておりまして(笑)、志の高い同志からの刺激、彼女たちの行動力、勉強会を通しての思考力やスキルのアップにより、新たな夢を追っている自分がいます。
一緒に夢を叶えていきませんか?あなたのお話を聞けるのを楽しみにしています♪
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