育休プチMBA

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育休プチMBAってなに?

2022年4月8日勉強会報告

2022/04/11

こんにちは。第2子育休中の、さくやんです。

本日は、4/8(金)に開催された育休プチMBA®オンライン勉強会について報告します。ファシリテーターは、育休プチMBAの創設者、国保祥子(経営学博士/静岡県立大学)です。

ケースは『遠距離通勤に悩む渡辺久美子』。「久美子さんは、まさしく第一子育休から復職したときの私です。」とのコメントが多数あがりました。それほどまでにリアルなケースを題材にしています。

全体説明のあとは、3~4名でブレイクアウトルームに分かれてのディスカッションを行いました。他者の意見を聞くことで新たな気づきが得られ、自分の思考もどんどんブラッシュアップされていきます。初対面の参加者同士でも、時間いっぱいまで盛り上がりました!

その後の全体ディスカッションでは、参加者が挙手し意見交換が行われました。「久美子が抱える問題は何か?」という設問に対して、久美子自身・会社・家庭内における問題が続々とあがっていきます。その後国保のファシリテーションで、参加者からの意見に対し「どうしてこの状況に陥ってしまうのか?」といった質問がテンポよく投げかけられます。時には鋭い質問に対してハッとした表情を見せる方、しばし考え込む方もいらっしゃいました。ですが、国保がひとりひとりへ丁寧に向き合っているため、安心感を持って発言することが出来ます。短時間で思考を巡らせ、言語化して他者に発信する、頭をフル回転させていると感じました。

次は「問題に対する本質的な原因は何か?」というディスカッションへ。家庭内コミュニケーションの不足、社会に未だ残る「こうあるべき」という母親像や父親像、長時間労働を前提とする会社の風土など、様々な角度からさらに深掘りして本質的な問題へ思考を進めていきます。その過程で、家庭内コミュニケーションにおいて「相手側の問題や感情を慮れていなかった。」という意見が多数出ていました。余裕がなくなると相手を慮ることが難しくなりがちですが、コミュニケーションは常に相互理解だということを改めて考えさせられました。

全体ディスカッション中は特にチャットも盛り上がりを見せました。ディスカッション中の内容について、タイムリーにさらに意見を発信しあえるのはオンラインならでは!参加者のオンライン慣れも非常に進んでいると感じました。

4月ということで、育休中、復職済み、今月復職予定と様々な状況の参加者が集まった今回の勉強会。ランチタイムの雑談では、家事代行などのアウトソーシング、慣らし保育、復職して今思うことなど、ざっくばらんに話し合いました。「アウトソーシングにパートナーが反対しているが、皆さんはどうか?」「夫は自由に仕事の予定を入れられるのに、自分はお伺いを立てなければならずもやもやする」といった相談をし、具体的な経験談を聞くことのできるアットホームな場となりました。

【ご参加いただいた方の声】

・講師のファシリテートを通して、実際に起こりそうなケースを多角的な視点で深く考えることができた。

・自分の考えだけだと視点が偏るが、他者の意見から気づきをたくさん得られた。

・ディスカッションを通して、今後自分がやるべきことや持つべき視点が明確になった。

・在宅勤務のため自分とは関係のないテーマだと思って受講したが、深堀していくと自分にも関係のある問題だと分かり、学びになった。

ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!

 

次回の勉強会は、5/10(火)にオンラインで開催です。テーマは「クリティカルに考える」ファシリテーターは元アナウンサーの橋本恵子さんが登壇予定です。

また多くの皆さんと学び合えることを楽しみにしています!

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