育休プチMBA

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復職数年後での新たな挑戦奮闘中

2022/05/11

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”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。
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こんにちは。現在、年長さんの男の子1人を育てながら働いているごんちゃんです。
私はこどもが2歳になる年の4月に復職をしていますので、復職後3年が過ぎています。職種は地方の市役所で事務職をしており、学生卒業後から業務内容は定期的な異動で変わるものの同じ組織に属したままで産休育休を取得して復帰しました。現状は1時間の時短勤務を取得しながら育児と仕事を両立しています。

今回の記事では、復職後、一定期間経過した先に見えてきた部分について書きたいと思います。もしかしたら、この記事を読まれる方は復職をこれから控えていたり、この4月に復職をされて環境変化の激しい時期を過ごされていたりする方が大半かなと思うので、直接すぐに役立つようなものではないかもしれません。しかし、私は今、復職直後には全く考えてこなかったような思いを抱いており、いずれ、皆さんも同じような経験をする可能性があるのかもしれないので将来、こんな気持ちになるのかも…という感じで読んでいただければと思います。

子どもが保育園で気の合う友人ができ、傍目にも楽しんでいる様子が伝わり、年齢が上がるにつれて、体調を崩すことも少なくなったことで、私自身のことを考える余白ができてしまったことがきっかけだったように思います。ただ、毎日は忙しくて仕事と育児と家事で1日、1週間はあっという間に終わってしまいます。けれど、ふとした時に、「このままでいいのかな?」という思いに駆られるようになりました。自分がどうなりたいかを考えた時に、「もっと働きたい。キャリアアップを目指したい。」と強く望むものの、子どもとの時間は本当にかけがえのないものなのでどっちかを選ぶこともできない一方で、毎日身を削るような生活も結構しんどいなと感じていました。更に、昇任試験を受験して落ちたことで、ますます今後についての不安が先行したことで、改めてこれからの自分のキャリアを考える契機になったと言えます。

そこで、まず、私は自分のキャリアモデルをキャリアコンサルタントにヒアリングをしていただき、形にしていただきました。キャリアモデルの作成を通して感じたことは、可視化することの重要性です。それまでの私の思考では仕事を続けるか、辞めるかの二択になっていたため、新たな気づきを得ることができました。

私の場合、市役所の職員という基盤となるキャリアを持ちつつ、本業のキャリアを生かして、自分のこれまでの興味や関心、経験から、更に2つのキャリア(ライフスタイリスト、コミュニティコネクター)について提案をしてもらいました。正直、当初はどちらもよく分からないものだし、しっくりこなかったというのが本音です。もしかしたら、この記事を読まれている方々にはキャリアを複合的に考える視点は当たり前かもしれませんが、副業が禁止されている地方公務員である私にとっては、目から鱗でした。幾つものキャリアを持つことが当たり前の時代で、相互に関わり合いを持つキャリアを構築することで相乗効果を生み出していく発想はとても重要な視点であると感じています。
更に、重要なことは、キャリアモデルシートを作成することがゴールではなく、キャリアは常に変遷していくものであり、ブラッシュアアップを行っていく必要があることです。実際に、キャリアモデル作成後に、キャリアコンサルタントの方に背中を押していただき、私は自分が好きなファッションという切り口からファッションショーを企画する新たなチャレンジを始めました。これまでに、2回実施し、今は3回目の準備を始めるところです。本業で培った人脈や経験をプライベートで新たなアウトプットに活かしていく視点はキャリアモデルの視点を取り入れた取り組みがあったからこそだったと思っています。常に毎日が忙しく、目まぐるしく過ぎていく日々に忙殺されていくからこそ、中長期的に俯瞰して自分を見つめ直す時間と道標は必要だと痛感しています。

プライベートに続いて、次は本業に立ち返った時に、私は自分が発信することが苦手で、議論することを避けてこれまで来てしまっている部分に向き合わなければ、この先、仕事でのキャリアアップは見込めないと思うようになりました。そこで、今年の1月にビジネススクールで学ぶことにしました。自分を変えたいという気持ちで1科目だけ受講することに決めました。3ヶ月間で、2週間に1度、3時間の講義。受講した感想は、めちゃくちゃ大変でした(笑)とにかく、ものすごく追い込まれ、寝ても覚めても課題に追われて、本末転倒で本業である仕事中も頭の中はずっと課題のこと…。しかし、子ども中心の生活になる中で、久しぶりに自分を焦点にして動くことに懐かしさを覚えました。もちろん、仕事をしている時間は私という個人を見られるわけですが、仕事は自分が好きなことをやれるわけではありませんし、組織の歯車の1つに過ぎないわけです。その点、ビジネススクールの受講はダイレクトに私の頑張りが授業の理解に繋がり、新しいことを習得する喜びも同時に感じました。ただ、実際は、もうめちゃくちゃ大変なので、授業前はお腹が痛くなる程、追い込まれました(笑)

幸いなことに、学ぶことに理解を示してくれる周囲の理解があることには大変感謝しています。夫は、「自分のお金で行うことなら、いいんじゃない?」という程度で育児の過度の負担がかからないのであればという理解の示し方です。よって、実際には授業がある日の育児負担の環境を支えてくれたのは近くに住む実家の両親です。両親は現在、健康で日頃から私が仕事で帰りが遅くなる時にも子どもの保育園の送り迎えをしてくれるので大変有難い存在です。
では、実際、育児、仕事、家事を抱えて、勉強時間を捻出するには大変苦労しますが、おおよそこんな感じのスケジュールです。

時間平日(月〜金)(私が仕事・こどもが保育園)土日(仕事・保育園休み)
4:30〜5:30勉強就寝中
日中私は仕事・子どもは保育園子どもの習い事や遊ぶ等
21:30くらい子どもが就寝子どもが就寝
21:30〜勉強勉強
23:00就寝就寝

私は朝型タイプで夜が苦手なので、朝、とにかく自分の時間を作って、勉強に充てることにしています。しかし、実際には子どもが朝早く起きることも多々ありますし、予定通りに進むことなんて稀です。ここが、難しいところですね。勉強に限らず、育児は全てのことが思い通りにいくことなんて絶対ないですよね〜。ただ、最も時間を要する課題の際は通勤電車の中でもやらなきゃいけないほどに追い詰められましたがこれまた良い思い出です。なかなか自分だけの勉強でしたら、お金も時間も自分の都合に合わせることができますが、後回しにすることも、やらないこともできます。今回のようにお金と時間をかけて、協力してくれる周りの人達、子どもの理解があることで簡単に投げ出すことができない理由となり、乗り越えられる動機になったとも言えます。

最後に、今回受講した講座の先生が言っていた言葉で印象的だったのが、「やらない理由は幾つだって並べられる。」、「教育に投資することは自分の可能性を信じること。」です。
私はどこかで、「子どもが小さいから、今は挑戦する時期ではない。」と自分に理由をつけていたのかなと思います。もちろん、自分の身体や心を大切にした上での前提にはなります。私は先生の話を聞いて、「そっか、私は自分の可能性を信じたい。色々制約があるが、諦めたくない。」と感じました。

今回、現在進行中の私の奮闘している状況を記事にしました。私自身の職場や周りのママ友とはこのような話はなかなかできないのですが、この場では頑張っていることを互いに素直に認め合って、切磋琢磨できるコミュニティになっていける場であると思っているので書かせていただきました。また、皆さんとも共有ができたら嬉しいです。

今回の育プチライター
ごんちゃん
家族は3人(夫、5歳の男の子)、愛知県名古屋市在住。好きなことはファッション(服が大好きで、ファッションショーの企画も趣味でやっています。)、ピラティス(いずれはインストラクターの資格を取りたい野望あり)です。仕事は市役所職員の事務職をしています。学生卒業後に就職後、総務や福祉の業務に携わり、産休育休を経て、2019年に復職。
育休中に育プチMBAと出会い、体験講座を受講。復職後にコミュニティ内の投稿記事に励まされることが多く、より交流を深めたいと今回のライター募集に応募しました。
 

育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
次回の勉強会は、6/7(火)にオンラインで開催です。テーマは「時間制約をどう克服するかを考える」、ファシリテーターは上松恵子さんが登壇します。

↓詳細・申込等はこちらから↓

6/7開催(6/6 15時までお申し込み可能!) http://ptix.at/aUrr1p

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