復職準備失敗談②病児保育、本当のハードルは?
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”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。
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こんにちは。地方在住営業職ワーママほんめぐです。昨年12月に第二子育休から復職しました!
前回ブログで「0歳児の平均年間病欠日数は約20日だけど、ほぼ休まない子もいれば60日以上休む子も5人に1人くらいいる。その心算なく復職し撃沈…という失敗談をお送りしました。年間44日休んだ第一子との初年度。病児保育がなければとても乗り切れませんでした。しかし、最初はなかなか利用できずにいたのです。病児保育、本当のハードルは?
①自分の心のハードル「かわいそう」の呪い
復職前に登録を済ませ、病児保育は使おうと思えば使えるよう準備していました。しかし、利用にあたっての一番のハードルは自分の心!病気の0歳我が子は自分を必要としているように見え、自分が看病しなければかわいそう…と思い込んでいる状態でした。「傍にいてあげたい」気持ちと「これ以上仕事に穴を開けたら、もう面白い仕事は任されないかもしれない」という不安の中で、やっと利用に踏み切ったのは心身ともに疲弊し「もう無理」となった復職半年後のことでした(遅い!)。
②第三者からの「かわいそう」の呪い
身近な人に「病児保育に預けて働くなんて…」と思われたくない気持ちがありました。母親世代の人にとって病児保育やシッター利用は馴染みが薄く、特に実母は病児保育利用に否定的。一方で、病児対応で身内を頼りすぎて「仕事はほどほどにしたら」と言われたらどうしようと思う怖さもありました。一度病児保育を利用してプロに預ける安心感・素晴らしさを実感した私は、メリットを積極的に伝えていきました。身内は最大のサポーター。同じ理解度に立ってもらうことがとても大切だと感じました。
③大変なのは自分だけ?仲間がいない孤独
平均よりも早いペースで休む娘を見て「無理させてるのでは」「復職が早すぎたのかも」と悩みました。身近なロールモデルもなく、モヤモヤを抱えた復職3ヶ月目。育休プチMBA®︎勉強会に参加しました。ここで、葛藤もありつつ外部リソースを活用し乗り切る仲間に出会えたことで、悩んでるのは自分だけじゃない!と励まされました。また、勉強会参加者限定Facebookコミュニティでは様々な両立tipsが共有されており、大変参考になりました。
そんな我が子も段々丈夫になり、呼び出しも年数回程度に落ち着きました。今考えれば助けが必要なときにプロの手を借りるのは正解の一つだと分かるのですが、ワーママ1年目の当時は一人で抱え込んでしまい、本当に辛かった…。子どもが熱を出して、喜んで病児保育に預ける親がどこにいるでしょう。葛藤があって当たり前!それでも、一度使えば大きな安心感が得られると思うので、是非早いうちに病児保育をお試ししてみることをお勧めします!
ちなみに、すっかり病児保育室ヘビーユーザーとなった長女はスタッフの皆さんに懐き、「おばあちゃん先生の保育園」(ベテラン看護師先生がいるのです)と呼んでいます。病気のときも親子共に安心して預けられる場所があることのありがたさを感じています。
多くの先輩ワーママの言う通り1年目が一番大変です。プレワーママ、ワーママ1年生の皆さん、共に乗り切りましょう。もしモヤモヤを抱えたときは、是非育休プチMBA勉強会に遊びに来てみてくださいね!
ほんめぐ
フルタイム営業職静岡在住、36歳。昨年12月に2回目の育休から復職したバリキャリとゆるキャリの狭間を彷徨うただのワーママ。「普通に働きながら子育てしたい」がこんなにハードなんて知らなかった!おしりたんていが好きな2017年12月生まれ(4歳)と賑やかでも動じない2020年12月生まれ(1歳)の姉妹を育ててます。
◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
◆7/5(火)10:00-13:00【オンライン】
「組織における自分の役割を考える」
(認定ファシリテーター:小林良江さん登壇)
http://ptix.at/XFkdoY
◆7/28(木)11:00-14:00【会場開催】
「長時間労働の改善策を考える」
(認定ファシリテーター:大西愛歌さん登壇)
http://ptix.at/gclZoJ
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