育休プチMBA

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ってなに?
育休プチMBAってなに?

職場で繋ぐ支え合いのバトン~いただいた支えを新たな復職者へ~

2023/07/28

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子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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小2と2歳の娘を持つゆなうさぎです。メーカーの研究開発で時短勤務の管理職をしています。2023年で第二子育休の復職から2年経ちました。
この春、職場で数名の方が育休から復職しました。復職したころの自分を思い出しつつも、同じ仲間に何かできることを!と考動してみました。
※考動:単に動くのではなく、自分で考えて動くこと。

■復職者から伝わってくる不安■


この春、私の職場では数名の方が復職しました。
復職から約2か月ほどが経ち、少しずつ業務に慣れてきたようにも見えますが、お子さんの体調不良で休む日は少なくありません。
必死に動きつつも、時に表情が暗くなっている姿もちらほら…。
そんな姿を見ると自分が復職したときのことを思い出します。

 あの頃は本当に毎日が必死で、周りのことなんて見えない…自分で頑張らないと!
 子どもの熱で休む時もすごくすごく申し訳ない…!
 仕事と育児の往復で毎日うまくいかなくて…ずっと泣きたい

そんな苦しい気持ちばっかりだったなぁ…と…
でも…せっかく復職したのだから、もっと前向きに、楽しく働いてほしい。
そんな思いを感じていました。

■自分が復職したときにいただいた支え■


正直言って、私も初めて復職したときの2年間はとてもとてもつらかったです。
当時は育プチにも出会っていなかったので、周りに心の支えとなる仲間はいませんでした。
それでもつらさを乗り越えることができたのは先輩や上司の支えがあったおかげでした。

①保育園からの呼び出しや急な休みが発生したときの先輩からの声かけ。
「チームで成果を出すことが大事だから、あとは私たちがやっておくよ。大丈夫!
 むしろここまでやってくれてありがとう!」

②繁忙期の真っただ中、娘が1週間入院した後の上司からのコメント
「あのときどんな業務がどれくらい残り、どう対応したらいいのか示してくれたから
 チームで乗り切ることができた。いい対応だったよ」


何気ない言葉で、どれだけ救われるか先輩や上司には感謝しかなかったです。
今、思うことは「この支えを次につなげたい。」ということ。
春の復職者の方が前向きに仕事に取り組めるような支えになりたい。


■復職者を支えるための3つの考動■


とはいっても、どうフォローしたらいいのか…。
コミュニケーションにはあまり自信のない私。いきなりあれこれ言うのも何か違う…。
小さなきっかけでいいからできることを考え、私が始めたのは次の考動でした。

①日々、笑顔であいさつや声かけ
簡単にいうと毎日のあいさつと声かけ。
これは会話量を増やすことで、安心して声掛けし合える関係を築くことを狙ったものでした。
ただ雑談が苦手な私。
無理に世間話をしたり、育児の話をいきなりすることはしません。
仕事でのちょっとした気づきなどを共有しながら声をかけるようにしていました。
困っていそうなことはもちろん「どうした?何か手伝えることはある?」と。
結果、私自身も声かけしやすくなりました。
仕事は同じ職場にいる者同士の土台となる共通点なので、変に雑談するよりも話しやすい!
みんなワーママである前に、一人の社会人、仕事に向き合う人財だと感じています。


チームで成果を出す視点で考動すること

特に復職経験者だからこそできることではないでしょうか。
復職したての頃は「自分で頑張らなきゃ」と思っている人ほど、急なお休みはつらいもの。
だからそんな時こそ「大丈夫だよ。チームで成果を出すことが大事だから。やっておかないといけないことは何?」と声をかけています。
でも「大丈夫だよ」と伝えても自分が大丈夫じゃなかったらそれは大問題。
チーム視点で仕事の優先順位を考え自分の仕事も調整し、フォローにあたっています。

ただ、この時気をつけているのは復職者の気持ちを尊重すること。
仕事をどんどん引き取ってしまうと復職者の自信がなくなってしまうかもしれない。
「私っていなくてもいいのかな。私の価値って何?」そんなことは思って欲しくないのです。
頑張りたいけど悔しい気持ちがあるのは痛いほど伝わってくる。
その気持ちに共感し、復職者の方が今できること、厳しいことを話し合ってほどよいフォローができるよう心がけています。

秋までには復職者の方の笑顔が増えるといいな…。
まだ試行錯誤中ですが、次に繋がるバトンとしてできることをやっていこうと思います。
復職経験者のみなさん、良かったら一緒に、次の春の復職者の方へ手を差し伸べてみませんか?

 

今回の育プチライター
ゆなうさぎ
メーカーに勤務して14年、小1と2歳の娘を持つ今年40歳になったのワーママです。 次女出産時の復職2年目で管理職に昇格、経験の乏しい部署で、育児時短の駆け出し管理職を務めています。 ストレングスファインダーでの強みは「学習欲」「達成欲」「内省」「収集心」「個別化」です。 公式ブログは初参加です。自身の経験を少しずつ発信しますが、失敗ばかりだけど育児時短管理職やっている人もいるんだなと思っていただけたら幸いです。 

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ゆなうさぎさんのこれまでの記事はこちらから
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◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。

◆7/25(火)11:00-14:00【会場開催】
「男性育休について考える」
https://peatix.com/event/3582802/view
(認定ファシリテーター:鶴ケ谷典俊さん登壇)

◆8/10(火)10:00-13:00【オンライン開催】
「長時間労働の改善策を考える」
https://peatix.com/event/3588671/view
(認定ファシリテーター:平田江梨子さん登壇)

◆9/8(金)10:00-13:00【オンライン開催】
「クリティカルに考える」
https://peatix.com/event/3638312/view
(認定ファシリテーター:鈴木洋子さん登壇)

 

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