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定員割れ時代の保活事情〜二度の保活を振り返る〜

2023/12/05

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”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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こんにちは。3歳長男と0歳11か月の長女の母をしているともみです。実は先日長女の保育園が内定し、11月からフルタイムで復職することが決定しました。

長男が1歳児で入園した2021年からはや2年。この2年間で保活のトレンドが変わってきています。なんと定員割れが多発しているようです。


◆『東京23区の保育所「待機児童」から「定員割れ」?』

2022年7月28日のNHK首都圏ナビのニュースサイトにこんな見出しが躍りました。(※1)以下、記事の抜粋です。

『認可の保育施設を対象にしたところ、0歳児では「53%」、1歳児では「31%」、2歳児では「40%」の施設で、「定員割れ」が起きている』

東京都の保育所定員数は年々増え2021年には約33万人となった一方で、出生数は右肩下がりで2020年に10万人を割り込みました。私は妊娠前、産育休を経験した先輩たちから保活の過酷さを聞いていたので、このニュースはとても衝撃的でした。

(※1)…https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220728c.html

◆第一子が入園した2021年度:年度途中入園はほぼ無理だった

東京都の出生数が10万人を下回ったまさにその2020年、私は第一子である長男を出産し、彼は2021年4月に1歳児クラスへ入園しました。

保活はそこまで大変ではなく、第一希望の保育園こそ逃したものの、徒歩圏内の快適な保育園にめでたく入園しました。とはいえ、0歳児の年度途中入園というのは、奇跡的に空きが出ない限りは無理という状況でした。


◆第二子が入園した2023年度:年度途中入園が叶うも…

長男の通う保育園では、2023年4月入園の1歳児クラスで定員が割れました。のみならず、区内のあちこちの保育園でも定員割れが発生しており、「0歳児は入園を後ろ倒しにする人が増えている」という話も聞きました。

年度途中で復職したかった私にとってはラッキー。8月くらいまで余裕をぶっこいていました。ところが、見る間に枠が埋まり、希望の保育園は10月期で定員に達し、長女は長男の保育園から約1Km離れた園へ行くことになりました。遠い…


◆二度の保活を振り返って

第一子の保活は他にやりようがなかった、というのが感想です。3月生まれの彼が0歳児クラスへ年度途中で入ることは不可能だったし、私は私で産後の体力回復に時間がかかっていたので、1歳児クラスへの4月入園はちょうどよかったです。

第二子の保活については、遠くて通園が大変になるだろうけど後悔はありません
プチMBAマスタークラスの受講をきっかけに、なるべく早く復職したい!という気持ちになり、それを実現するために思いつくことは全て実行しました。夫および夫の職場と調整し、保育利用案内を読み漁って保育課に相談に行き、保育園利用状況を毎月発表日にチェックし…
年度途中に入園なんて絶対無理とハナから諦めていたら、夫と真剣に話し合うことも、こまめに情報収集することもなく、11月に復職を果たすことなんて絶対にできなかったでしょう。


◆最後に

保活の環境は数年すればまた変わると思います。定員割れによって経営難に陥る保育園が少なからず出てくるでしょう。また、自治体がポイント加算の方法を変更したり、近所に大規模マンションが建ったり、保活を揺るがす要素は他にもたくさんあります。「今は入りやすいから大丈夫!」なんて楽観はできません。

とはいえ、わたしの考える保活のポイントを箇条書きにして本稿を終わりにしようと思います。

・産後、少し余裕が出てきたら、家の近くをお散歩する。保育園の場所、園庭や公園で遊ぶ園児の様子、マンション建設の有無等をチェックする
・さらに余裕が出てきたら、復職時期について妄想し、自分がどうしたいかを考える
・友達、パートナーなどにその妄想を話す
・保育園利用に関する資料を読み込んで、妄想を実現するにはどう動くべきかをシミュレーションする
・自治体の保育園窓口や保育園見学で出会った保育士さんに気になることを質問する

良い保活&復職を祈っております!

 

今回の育プチライター
ともみ
こだわり強め多め、マイ・オウン・ワールド全開な3歳息子に振り回されつつ、ニッコリ笑顔の0歳娘に癒され、散らかりがちな家という戦場を夫と共に駆け回る日々。 妊娠出産育児を経て世界の見え方が変わり、何かやらねばと焦り、今は学び直しに行きついてプチMBAを受講したり資格を取ったり。 自分と家族全員の幸せ最大化を目指して奮闘している、どこにでもいるサラリーマン。 

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ともみさんのこれまでの記事はこちらから
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【我が家の男性育休①】夫が育休を1年取得するに至った経緯

【我が家の男性育休②】私が感じているメリット4選

【我が家の男性育休③】デメリットとその対策

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
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◆12/21(木)11:00~14:00 @ワークラボ 育休プチMBA テーマ『復職に備えた準備をする』
◆1/10(水)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『全体最適について考える』

 

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