こんにちは！第三子育休中、運営メンバーの のぞみです👓

　みなさん、育プチブログ【我が家の男性育休】シリーズはもう読まれましたか？（まだの方はこちら！）実は、寄稿くださった ともみさんと私は「プチMBAマスタープログラム」の同期✨私がブログの感想を送ったところから、夫の ”けっけさん” に男性育休についてインタビューをさせてもらうことになりました！👏

　ともみさんと二人で、一年間の育休を取ったけっけさん。3歳の息子さんと1歳の娘さんがいらっしゃいます。なんと復職前日にインタビューを受けてくださいました（ありがとうございます！）。一年ぶりの職場にドキドキだそうで、「一年って長いなと思っていたけど、いつの間にかきちゃいましたね」とのこと。初回は、「一年という長期間、育休を取るに至った経緯」について聞いてみました。

＝＝＝＝＝

のぞみ：けっけさん、育休を取得するまでの経緯を教えてください。

けっけさん：妻から「二人目を望むのであれば、家庭のこと、子どものことを考えてね」と言われていて、育休取得が条件になっていました。自分の気持ちとしては、けっこう悩みましたね。勇気が必要だったんですよね。踏ん切りがつかなかったというか。
「育休を取らないと出ていくよ」というくらいのことを妻からは言われました。上の子のとき、私はあまり家庭の方に関与できなかったんですけど、妻はフルタイムで働きながら子育てしていたので、本当に出て行くだろうなって思ったんですよね。「自分はそこまでして仕事を優先するの？」と考えて、それはNOだなと。そこがきちんと腹落ちしたので、育休を取るという決断に至ったんだと思います。この家庭でやっていくには、育休を取らないと成り立たないんだ、という決心がついたということですかね。

のぞみ：育休を取ると言った時の職場の反応はどうでしたか？

けっけさん：「営業で育休は無理だなぁ・・・」というのが上司の第一声でした。
仕事はメーカーの法人営業です。インフラ関連の製品を扱っていて、昔ながらの日本企業というイメージ。個人的には、”プライベートよりも仕事を優先する”っていう雰囲気を会社からは感じています。業界柄、トラブルが起きたら夜間や休日も関係なく、24時間365日の対応が必要なんです。

のぞみ：そのような環境で、どうやって育休取得まで取り付けたんですか？

けっけさん：最初は一ヶ月だけでもと考えていましたが、その後、会社の方で体制や業務内容の変革期があって、迷走してたんですよね。さらに私の方でも、一家全員でコロナにかかったことがきっかけで、一年くらい取ろうかと思っていたところ、上司から「本当に一ヶ月で大丈夫？半年とか一年でも良いから、もう一度、ご家族と検討してみて。」という提案がありました。

のぞみ：じゃあ、育休期間が一年まで延びたのは、上司からの提案だったんですね？

けっけさん：きっかけはそうですね。中途半端な期間よりも一年というような長期の方が人員補充を要求しやすいという上司の判断がありました。まさか上司の方から言われるとは、とは思いましたが、それに乗っかるしかないとも思いました。
男性で総合職で営業で育休を取る、という前例は全くなかったのでかなり大変なこともありましたが、そういう判断をしてくれた上司にはとても深く感謝しています。

＝＝＝＝＝

　職場環境的には男性が育休を取るのはかなり厳しい状況だったようですが、いろいろな状況が重なって、上司の方が柔軟な対応をしてくれて、一年の育休を取るに至ったんですね。妻とのやりとりについては、ともみさんのブログにも書かれていて、本当に勇気のいる決断をされたのだなと感じました。

　次回は、「実際に育休を取ってみて、どんなメリットがあったか？」を聞いてみます。お楽しみに♪

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。

【育休プチMBA勉強会情報】
https://ikukyumba.peatix.com/
◆1/25（木）10:00~13:00 ＠オンライン　育休プチMBA　テーマ『自分のキャリアについて考える』
◆2/8（木）10:00~13:00 ＠オンライン　育休プチMBA　テーマ『時間制約をどう克服するかを考える』
◆2/16（金）10:00~13:00 ＠オンライン　育休プチMBA　テーマ『クリティカルに考える』
◆2/21（水）11:00~14:00 ＠ワークラボ　育休プチMBA　テーマ『復職に備えた準備をする』