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保育園のおむつ事情から『 働きがい 』を考える

2024/07/26

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子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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はじめまして!ひろこと申します。小1の娘と0歳の息子がいます。
今回、はじめて育プチブログに投稿します。

お子さんが通っている保育園、おむつ事情はどうなっていますか?

私の息子が通う保育園では、昨年度の途中から「おむつのサブスク」が導入されました。娘も同じ保育園に0歳からお世話になっているのですが(勤続?12年予定の7年目です笑)、当時は布おむつ保育で、先生方が本当に忙しそうにされていたのを覚えています。

「保育園は生活の場。0歳児の間は親も子も先生も忍耐!忍耐!…」そんな記憶が根強いですが、今はかなり印象が違い、0歳児でも色々な遊びや体験をさせてくださっています。おむつのサブスクだけがその要因という訳ではないと思いますが、おむつのサブスクを導入したことで、先生方がおむつの管理から解放されていると感じます。おむつに名前を書く手間は不要、日々減っていく【名前ありおむつ】の在庫に気を使う必要もなく、さらには保育の質向上にも一役買うおむつのサブスク、大賛成!

私は「最高!」と思いましたが、年度途中での導入だった事もあり在園児の保護者の中には価値を感じない、反対という方もおられました。おむつ卒業のタイミングは個人差があり、それを金額で明確にされる事に抵抗がある方。身体が弱く他の子より休みがちで、保育園での消費が少ない方。サブスクという文化に抵抗がある方。理由は様々です。

「サブスクにするか否かは、園の方針として個別に選択できない」とした上で、反対意見に耳を傾けつつ、なるべく多くの理解を得ようと動く保育園の先生方。その仕事ぶりをみて、自分の仕事の進め方を猛省しました。

おむつのサブスク導入は園だけで進めることは出来ません。

保育園でのおむつのサブスクには、課題もあります。例えば使用済みおむつの廃棄問題。おむつのサブスク=おむつゴミを園で廃棄することになるのですが、ゴミの処理費用は年々上昇しており、保育園での対応が難しいケースもあります。自治体によって、保育園から出るゴミを無料で家庭ゴミ同様に回収している自治体、おむつの処理費として補助を出してしている自治体、おむつだけ集めてリサイクルしている自治体など、本当に様々です。それでも、サブスクを運営する会社が事務局となって、調査や行政へのアプローチを行い、社会を動かし(※1)、関わる人々を幸せにしよう奮起する。

働くってこういうことか。こうあるべきなのか。

仕事の価値の源泉に触れたような、そんな気持ちになりました。

「働く」ということ

保育園のおむつ事情ひとつをとっても、保護者が安心して預け働くことが出来るようにと、沢山の人達が考え、動かれていること。多くの方の活動が、長い年月をかけて社会を変えてきていること。その努力の成果(布おむつ→紙パンツ持込持ち帰り→紙パンツ持込→紙パンツサブスク)を自分は「今」享受していること。身をもって感じることが出来ました。

では自分はどうだろうか。自分の仕事は社会にどういう影響を与えているだろうか。自分は周囲に良い影響を与えられているだろうか。

保育園の帰り。抱っこ紐に入れたその瞬間。盛大にうんちをする息子。サブスクとはいえ申し訳ない気持ちになりつつ、おむつ替えをしてくれる先生を眺める母。

母は保育園のおむつ事情から、働きがいや働き方について考える機会をもらっています。

そして。

時短を長く取り続けていることに罪悪感を感じたり、キャリアに悩んだりすることが多い中、実体験として得るものもあるのだなぁと少し救われた気持ちになりました。

やっぱり、、、保育園のおむつのサブスク最高!!!!

 

※1
保育所等における使用済みおむつの処分について https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/001071891.pdf

今回の育プチライター
ひろこ
小1女子と0歳男子の子をもつ、時短勤務6年目の工場ワーカー。新卒で入社したBtoBメーカーで設計を10年程経験するが、現場を知りたい気持ちから工場へ異動。パッションと運だけで生きてきた野生児が、育児と仕事の両立には「何か道具(知恵)がいる」と気付いた模様を綴ることは少し(とても?)恥ずかしいけれど、後進の方を勇気づける一助になれたら嬉しい。歴女だった過去があり、子育てが落ち着いたら色々な記念館を回ってみたいと思っている。

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。”

【育休プチMBA勉強会情報】
https://ikukyumba.peatix.com/
◆7/30(火)11:00~14:00 @ワークラボ 育休プチMBA テーマ『復職後の働き方を考える』

https://wsi.eventos.tokyo/web/portal/837/event/9216(※会員登録後のお申込みとなります)
◆8/8(木)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『組織における自分の役割を考える』
◆8/29(木)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『時間制約をどう克服するかを考える』

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