育休プチMBA

育休プチMBA
ってなに?
育休プチMBAってなに?

ワーママ2世が思う共働きのメリット

2023/12/15

*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚

”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚

こんにちは。
今年の夏に双子が生まれ、3歳の長男と0歳の双子の子育てに四苦八苦している、こがまほです。
双子が誕生し子供が3人となり、ますます子育てと仕事の両立を難しいと感じています。そんな時の道標は私の両親です。ワーママに育てられてよかったことを書くことで、共働きで子育てする方の励みにしてもらえたら嬉しいです。

母親はフルタイムワーキングマザー

 私の母は短大卒で大手企業に一般職で入社し、途中総合職試験を受け総合職になりました。その後管理職も経験し、35年以上勤めて最近50代後半で早期退職をしました。

 母の世代は出産を機に退職する女性がほとんどでしたが、母は私(長女)の出産を機に退職することはせず、
「3、4ヶ月で戻ってくる私をそのまま雇った方が、新入社員を雇って一から教育するより会社のためになります!」
と交渉して仕事を続けたと言っていました。翌年には妹(次女)も出産。妹の妊娠中は食堂の給仕の方に
「あら、まだ赤ちゃん出てきてないの?」
と言われたという逸話もあります。当時は時短の制度なども充実していなかったので母はフルタイム、むしろ残業は当たり前のスタイルで退職まで働き続けていました。

 両親が共働きだったことで経済的なメリットは当然ありましたが、それ以外にも今振り返ると母の働き方から自分のキャリア観に対してプラスの影響がありました。

経済的自立と自由を意識できる

 母は当たり前のように自分のお金で好きなものを買いますし、会社の人や友達とも飲み会に行き夜遅く帰ってきます。母のそうした行動に対して父に制限されているところを見たことはありません。家族を維持するお金以外は自由に自分の好きに使っている印象がありました。私の大学の友人には、お母さんはお父さんが帰ってくるまでには家にいなくてはいけないんだと話している子もいて、心底驚いたことを覚えています。経済的自立は手放さない方が自分の人生を楽しめそうだということが母を見ていて刷り込まれていたなと思います。

自分の中のジェンダーステレオタイプに気が付く

 専業主婦の母を持つ友達が平日にお母さんと買い物に行っていたりすると、なんでうちの母はやってくれないんだ!と寂しく思ったこともあります。ですがよく考えてみると、なぜかそのような憤りを父には感じません。フルタイムで働いている父も当然平日に一緒にお買い物なんて行ってくれないのに、なぜか母にだけ「お母さんなのに〇〇してくれない」と思っていることが多々あるなと気がつきました。むしろ父には「お父さんなのに〇〇してくれてありがとう」と思っていたりして、自分の中にも「お母さんはこうあるべき!」というバイアスがあることがわかりました。それ以来、母に不満を抱いたり、寂しさを感じたら、これは父でも同じことを思うのか?と思うようになりました。そうすると案外母がやる必要があることはなく、むしろ高校生くらいになったら自分がやれば良いことも多いのだと気がつきました。この経験はワーキングマザーになった今の私にも「母親はこうあるべき」バイアスをだいぶ軽くしてくれています。

諦める前に人に頼ることがデフォルト

 大学の友人の中には母親が専業主婦で、共働きってどうやるのか全然わからない、働き続けたいけどほんとにできるの?と感じている子もいました。その点私は両親が良いロールモデルでした。保育園や学童の利用はもちろん、祖父母の家の徒歩圏内に引っ越して夕ご飯や習い事の送迎のサポートをしてもらうなど大いに人の手を借りながら働いていました。さらに、母は小学生の子供たちを置いて1ヶ月程度の単身赴任(国内)や1、2週間海外出張にも行っていましたし、子供が大学生になると5年間の単身赴任(海外)もしました。子供がいるからといってこれらのことは諦める必要はなく、周囲の理解と協力があればできるということを間近で見れたことは大きなアドバンテージだと思います。

おわりに

 働いていると子供と過ごす時間が短くなることに罪悪感を感じたり、母親なのに〇〇できないと負い目を感じたりすることがあると思います。ですが、母親が自立して自分の人生も生きている姿をみせることは子供にとっても頼もしい姿なのだと思います。
 もちろん、ワーキングマザーの方が専業主婦より偉いという趣旨ではありません。夫の母は専業主婦になる選択をし、私の母とは全く別の生活をしていますが、(どういう面でと書くと長くなるので書きませんが)とても尊敬しています。

 みなさんが明日から頑張る一助になれたら幸いです。最後までお読みくださりありがとうございました!

 

今回の育プチライター
こがまほ
都内在住のアラサーワーキングマザー。電車好きの長男と会社員の夫の3人暮らしですが、近々双子が生まれて5人家族になる予定です。女子中高から男子9割以上の理系学部に進学したことをきっかけにジェンダー関連の話題に関心を持っています。 多胎児妊娠&育児という予期せぬ事態に戦々恐々としていますが、ブログを通じて奮闘の様子をお伝えできたらと思います。 

*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧
こがまほさんのこれまでの記事はこちらから
*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧*˚✧︎‧₊˚‧

経験者が語る!第二子育休取得はここに気をつけて!

親には複数の出場所が必要!わたしがみつけた方法

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。

【育休プチMBA勉強会情報】
https://ikukyumba.peatix.com/
◆12/21(木)11:00~14:00 @ワークラボ 育休プチMBA テーマ『復職に備えた準備をする』
◆1/10(水)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『全体最適について考える』
◆1/16(火)11:00~14:00 @ワークラボ 育休プチMBA テーマ『人を動かすコミュニケーション』
◆1/25(木)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『自分のキャリアについて考える』

最新のブログ

カテゴリー

育休プチMBAをもっと詳しく知る育休プチMBAをもっと詳しく知る

Contact

お気軽にお問い合わせください

Mail Magazine

「今のわたしが変わる!」メルマガ定期購読