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【ブログ】お兄ちゃんになる君へ〜第二子出産前にやってみたこと〜

2024/11/28

こちらをお読みの皆様、こんにちは。やまぐちです。
現在妊娠中で、出産予定日10日前にこれを書いています。

お腹が急に下がってきて、気づくと下腹部に妊娠線ができていてショックを受けたり、急に夕食どきに吐き気がするようになったり。そんな毎日です。


【「上の子」について】

今回の妊娠は第二子で、第一子は3歳になったばかりの男の子です。
気のいいひょうきんな性格ですが、甘えん坊で、抱っこ大好き、かついまだに寝る前に授乳しているという・・・(産科には相談済み)。

そんな彼について、
「赤ちゃんがえりするだろうなあ」
「赤ちゃんがえりはいいとしても、強いショックやストレスで苦しまないだろうか」
と、夫婦で心配していました。

そこで、彼のショックやストレスを和らげるべく、我が家で試してみたことを書いてみます。

なお、子どもの性格や発達は人それぞれですので、あくまで一例としてお読みください。


【試してみたこと①「おなかの子」の名前を早く決めておく】

上の子は甘えん坊なので、私のおなかの上に乗ろうとしたり、外出先で抱っこをせがんだりします。
そのたびに、夫と私で「おなかに赤ちゃんがいるんだよ、赤ちゃんが痛いって言ってるよ」と言い聞かせていましたが、あまりよくわかっていない様子でした。

そこで、おなかの子の性別がわかったタイミングで、早々に名付けをしました。

おなかの子は男の子ということだったので、一週間ほど夫婦で案を出し合い、名前を決め、愛称としては「ともちゃん」と呼ぶことに決めました。
私たち夫婦が、「生まれてから顔を見て名前を決めたい」というタイプではなかったためにできたことかもしれません。

上の子にも、「ともちゃんっていうんだよ」とくりかえし伝えました。
漠然とした「赤ちゃん」ではなく、「ともちゃん」という個人がおなかにいると捉えるようになったのか
おなかにダイブなどの行動は少し減り、「早く出ておいでー」と声をかけたり、ともちゃんに電話をかけてお話しするまねをしたりするようになりました。


【試してみたこと②現実を伝えつつ、フォローも】

以前SNSで、「上の子にとって下の子がやってくるということは、旦那さんが突然、愛人を連れて家に帰ってくるようなもの」という投稿を見たことがあります。

他にも、「赤ちゃんが来るとは聞いていたけど、私だけのお母さんじゃなくなるとは聞いていなかった」と上の子に泣かれた話なども見かけます。

我が家の「上の子」は3歳ですが、予定の見通しをつけたがるタイプでもあり、これはくりかえし伝えておいた方がよさそうだ・・・と考え、
3歳児相手ながら、次のようなことを毎晩のように話しました。

●もうすぐともちゃんが生まれるよ。上の子ちゃんが生まれてきてくれて毎日とても楽しいから、ともちゃんもお家に呼ぶことにしたんだよ
●ともちゃんが生まれたら、「上の子ちゃんを好き」っていう人が一人増えるんだよ。ともちゃんは、上の子ちゃんが大好きだよ
●ともちゃんが生まれたら、お母さんとともちゃんは病院にしばらく泊まるよ。保育園に5回行くくらいの間だよ
●だから、その間はお母さんはお家にいないよ。おはようもねんねもお父さんとするんだよ
●でも、お家にいない日もお電話でおしゃべりしようね
お母さんとお父さんは、上の子ちゃんのお母さんとお父さんだけど、ともちゃんのお母さんとお父さんにもなるんだよ。いとこの〇〇ちゃんと△△ちゃんの、お父さんとお母さんが同じなのと一緒だよ
●お母さんとお父さんは、上の子ちゃんを抱っこするけど、同じようにともちゃんも抱っこしたり、おむつを替えたりするよ
今までもこれからも、上の子ちゃんが大好きなことは変わらないよ。上の子ちゃんが泣いているときも笑っているときも大好きだよ
●ともちゃんは、ジュースもパンも食べられないの。おっぱいしか飲めないから、ともちゃんがおっぱいを欲しがったときは、先に飲ませてあげようね
●ともちゃんはねんねして過ごすよ。お歌を歌ってあげたり、ほっぺをなでなでしたら喜ぶよ。体はふにゃふにゃだから、なでなでだけにしておこうね
●じきに大きくなって、上の子ちゃんと遊んだりおしゃべりしたりできるようになるよ

などなど。
くりかえし、くりかえし、伝えました。


【試してみたこと③予行練習〜くまさんのお世話〜】

臨月直前に、私の両親が上の子にくまのぬいぐるみを贈ってくれました。
半年前に、通信教育の教材でお世話用のぬいぐるみがやってきたときはあまり遊ばなかったので、興味を持つかなあ・・・と心配でしたが、
予想に反してとても仲良くなりました。

夜はくまさんと一緒に寝室に行って眠り、
トイトレをするときは「くまさん、ごろんして待っててね。トイレ行ってくるからね、ごめんね」と言い出すように。
授乳のときも、くまさんに先に飲ませてあげる(ふりをする)ではありませんか!

もちろん、くまさんを敷いて寝ていることもありますが・・・。

情緒の発達にはタイミングがあるのだなあ、と感じた出来事でした。


【いつの間にか五人家族に】

出産予定日10日前の現在の状況ですが、
上の子は毎日、「ともちゃんの分!」と言ってサンドイッチを一つ作ってくれます。(私が食べます。)

電車に乗るごっこ遊びをするときも、
「お母さんの隣はともちゃんね、ぼくの隣はくまさんとお父さん!」など、もはや五人家族という前提で話が進みます。急に大家族になりました(笑)

お産が近くなってきたこともあり、「おなか張ってる?」と私に尋ねてくれることも。

こうやって、自分の世界に他者を迎え入れていくんだなあ、すごく貴重な場面に立ち会っているなあ、と上の子の成長を感動しながら見つめています。


さて、彼が産後にどのような反応を示すかは、今後のブログをお楽しみに!

 

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今回の育プチライター
やまぐち
関西出身、東京在住の甘党。2歳児と夫と3人暮らし。こしあん派。 管理職昇進直後に妊娠・出産。復職後、ニガテだったマネジャー業務がラクになったことをきっかけに、育児家庭でのマネジメント経験の活用について考えるように。 都内大学院で経営学を勉強中。 認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアアドバイザー、サンゴクエスト 認定ファシリテーターなど。アメブロはこちら。 著書に電子書籍『世界一!具体的な育児分担の教科書〜家庭にも仕事にも役立つ「おうちマネジャー」のススメ』

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