育休プチMBA®代表・国保祥子トークイベント開催報告
こんにちは。
第三子育休中のあいかです。
8月3日開催した育休プチMBA®代表・国保祥子によるトークイベントにご参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
総勢132名の方に参加頂き、国保も運営メンバーも感謝の気持ちでいっぱいです。聞いて頂いた内容が少しでも多くの方の心に響き、育休並びに復職後の生活のお役に立てると嬉しいです。
セミナーは「なぜ国保が経営学を学んだのか?」という内容から始まりました。今の国保からは想像も出来ませんが、20代の時の国保は上司や顧客が言っていることが理解できず、仕事ができなくて悩んでいたようです。先輩のアドバイスをきっかけにビジネスの「共通言語」である経営学を学んだことで、世界が一気に変わったとのこと。
2014年第一子を出産した国保はあるワーママと出会い、育休者向けに「限られた時間の中で成果を出す方法」をケースメソッド形式で学ぶ「育休プチMBA®」を立ち上げました。
しかし、なぜ育休者が「経営学」を学ぶことが大切なのでしょうか?
まず前提として、日本は女性活躍度は非常に低く、意思決定層にいる女性も少ないです。出産育児で第一線から離れる女性も多く、学習機会を逃しやすいですし、非常に優秀であるにも関わらず、女性は業務を全うする自信がなかったり、頑張っても評価されにくいという問題もあります。
では一体どうしたら良いのでしょうか?そこで出てくるのが「経営学」です。人間は「挑戦的経験」をすることで成長出来ます。成長するために良質な経験が必要です。しかし、女性は自然に任せているとその良質な経験をさせてもらえない傾向があります。また育児期の女性は、育児と仕事を両立する自信がないと上司にもアピールしないことが多いです。しかし国保は時間と自信がないからこそ「経営学」を学ぶべきといいます。「経営学」を学ぶことで会社、組織目線で物事を考えられるようになり、積極的に業務に取り組めるようにもなりますし、自信を得ることが出来るとのこと。
育休プチMBA®ではMBA同様の本格的な教材を用いて、育休復職後に実際に起こりうる事例をもとにケースディスカッションを行い、復職時の状況を疑似体験できます。これが成長するための良質な経験となり、復職後、課題に直面した時にどのように自分が行動すべきかを理解できるので、スムーズな復職へと繋がります。
時間の関係上、全ての質問には回答できなかったのですが、皆さまから頂いた質問についても国保からいくつか回答させて頂きました。
特に私が印象に残った話は「復職後の1年は子どもは平均で年間20日熱を出す。子どもの風邪はコントロールできないけれど、その状況に動じないためには、そもそも子どもは休むという前提で体制を作っておく必要がある」というものです。人間は自分がコントロールできない領域が大きいとストレスがたまります。子どもの病気自体はコントロールできなくても、自分が出社できるようにするバックアップ体制はコントロールできるもの。なので、子どもの病気に焦点をあてるのではなく、その体制をいかにコントロールするかに意識を向ければ、自分の気持ちの負担も減るということを改めて認識しました。この体制を構築するためにも「交渉学」「意思決定」「クリティカルシンキング」等々、色々な経営学の知識が必要になってきますので、今後更に学びを深めたいと思いました。最後に国保からは「2年目以降は子どもの病気も格段に減るので、最初の一年を乗り越えれば大丈夫」という暖かいメッセージもありましたよ。
元々12時半終了予定でしたが、チャットで追加質問を頂き、12:50までQ&Aの時間は続けさせて頂き、トークイベントは終了しました。
ご参加頂いた皆さま、本当にありがとうございました!!
今後の予定
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