子育てにも活かせる?ノーベル賞理論「ナッジ」について
こんにちは。第2子育休中のほんめぐです。妹が産まれてイヤイヤ期の3歳と8ヶ月の姉妹を育てています。
◆(あること)導入前…
保育園に出発する時間になっても
・おもちゃを片付けない
・靴下を履かない
・テレビを消さない
・間に合わなくなり、結局車で送る
・保育園に着くのはいつもギリギリ…
・帰宅後は散らかった部屋の片付けから
◆(あること)導入後…
・自発的にお片付け開始
・出発時間には靴下履いて靴履いて玄関へ
・保育園まで秋探ししながら歩く
・自分の運動不足解消にもGood
・帰宅後、家は片付いている
どんな裏技を使ったのかと言うと、ルンバを保育園出発の時間に予約しただけなんです。娘はルンバが怖いようで…「おもちゃが食べられちゃう!」でお片づけを始め、ルンバから逃げるために自分で玄関へ行き、靴下を履き靴を履くようになりました。いくら言ってもやらなかったのに…!このように、行動を強制ではなく自発的に促すことを「ナッジ(Nudge)」というそうです。
Nudgeは英語で「(肘で)そっと小突く」という意味ですが、強制ではなくあくまで自発的にその人にとってふさわしい行動のきっかけを促す「行動経済学」に含まれる理論(2017年ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー氏の理論)とのこと。
子育てへの応用をこちらのブログで拝見し、早速我が家でも下記を導入してみました。
・「歯磨きしなさい!」ではなく、「イチゴ味とブドウ味(歯磨き粉)どっちがいい?」
・「お風呂出なさい!」ではなく珪藻土マットに「足跡ペッタンして〜!」
・「手を洗いなさい!」ではなく(花の形で出るハンドソープ)「お花でアワアワするよ〜!」
・「ベッドに行きなさい!」ではなく(寝かしつけ用の)「絵本を選んで〜!」
子育てに万能な解決法はありませんが、目まぐるしく過ごす日々が理論を学び試してみることで少し楽になる気がします。絶賛イヤイヤ期真っ最中の我が家ですが、穏やかに過ごせるヒントが「ナッジ」にあるのかもしれません。
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参考
行動経済学の使い方
(大竹文雄,岩波新書,2017)
おたまの日記「子育てにナッジを応用したい」
ノーベル賞理論で子育てが捗る!?「ナッジ」でよりより子育てライフを!(Lidea by LION)
https://lidea.today/articles/002830
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