育休プチMBA×マドレボニータによるクロストークイベント開催報告
こんにちは。
第三子育休中のあいかです。
9月22日に開催された育休プチMBA代表・国保祥子とマドレボニータ共同代表の中桐昌子さんによるクロストークイベントにご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。ここで簡単にではありますが、当日の内容をQ&A方式で紹介させて頂きます。
Q1:中桐さん、国保さんは現場でたくさんの産後、復職後の女性を見ていると思いますが、コロナ禍で無理していると感じることはありますか?
中桐さん:今は気軽に外出できないという意味では戦時中と一緒。辛くて当たり前。そんな中でもマドレボニータでは自分の体を自分でケアすること大切にしている。自分の体をケアできる人は、心も整えることが出来る。
国保:コロナ禍では他の家族を見て、育児を学ぶことが出来ないので、今育児中の家庭は辛いと思う。程よい力の抜き加減がコロナで学べなくなってしまっている。皆さんには頑張るのではなく、いかに一人じゃない状態で育児をするかを考えてほしい。
Q2:それぞれの立場から、またご自身も子どもを育てながら働くワーママの先輩の立場からも、アドバイスをいただけないでしょうか?
中桐さん:是非表面的なつながりではなく、人生を豊かにするコミュニティを作ってほしい。本音をシェアする場所があればSNS、雑誌で描かれるキラキラワーママ像は多数ある一面でしかないとわかるはず。
国保:キラキラワーママは都市伝説。私(国保)自身も他人からはしっかり者に見えているようだが、特に20代はたくさん失敗してきた。キラキラしているように見えても、みんな腹を割って話すと、悩んでいる。悩んでない人はいないはず。みんな自分の努力・能力不足であるが故に、仕事と育児の両立がうまくいっていないと思いがちだが、そうではない。仕組み自体に問題があり、是非みなさんには仕組みを変える方に意識を向けてほしい。仕組みを変えるのはエネルギーがいることだが、仕組みを変えると後がラクになる。是非仲間を見つけてほしい。
次の参加者の皆さんから事前に受け付けた質問をお二人に回答頂きました。
一つ目の質問は「仕事は仕事で頑張りたいが、出産前のように働くことはできない。体力アップのコツや仕事の力の入れ方のコツなど教えてください。」というものでした。
中桐さんからは「自分はどんな時間が必要か考えてみて。そしてパートナーとのコミュニケーションも是非大切に!」というコメントを頂きました。次に国保からは「客観的視点を持つこと。そして体力確保のためには睡眠を時間を確保して!」というアドバイスをもらい、当日寝不足だった私はこの意味がよく理解できました。
二つ目の質問者さんは「10ヶ月の息子を預けて仕事復帰するが、息子に申し訳ない気持ちが強い。また時短勤務になり、生産性と給与が下がるのが非常に辛い」というお悩みでした。
中桐さんからは「母親は自分の役割の一つでしかない。自分は子供にどういう背中を見せられるか?自分が何を大切にしたいか?これがわかるとラクになるのではないか?」というアドバイスを頂きました。国保からは「最近の大学生を見ていると、自分の人生を楽しんでいる親を持つ大学生の方が親のことが好き。自分の人生を一生懸命楽しんで!やらされている感が自分の満足度を下げるので、自分の意思で仕事しているという意識を持つラクになるかも」というアドバイスがありました。
最後にはお二人から未来に向けたメッセージを頂きました。
中桐さん:職場に申し訳ないという気持ちを一度手放して。感謝して委ねるスキルを学ぶのが産後。自分一人で頑張って何とかならないのが育児。感謝して委ねることができる人は、それが周りにも循環する。
国保:ある研究で多様性の高い職場の共通点は感謝の交換が多いことがわかっている。「ごめんなさい」ではなく「助けてくれてありがとう!」の方が、チームパフォーマンスが上がる。
仕事において大事なのは主体性と境界のコントロール。
まず主体性について。時短、育休者は何もしないと意欲がないように見えてしまう。育休取ってるし、早く帰っているが、やる気を失ったわけではないという主体性をPRして。主体性をもって仕事にコミットしていることがわかれば、早く帰っても、職場は悪く思わない。やる気があることは言語化して、伝えるように。
次に境界のコントロールについて。境界を他人に侵されていると感じると辛くなる。境界は自分でコントロールしていると思うようになるとラク。
あっという間に過ぎてしまった1時間でした。本当にたくさんの方にご参加頂き、ありがとうございました!!
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