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育休プチ MBA®運営メンバー座談会 後編<ワーママの“罪悪感”について考えてみた>

2022/08/03

みなさんこんにちは。運営メンバー、第1子育休中のKayです。
今回は、育休プチMBA®運営メンバーの復職後座談会 後編です。前編・中編もあわせてぜひご覧ください。

前編<育プチの経験で、こう変わった>
中編<ギャップや課題……日々試行錯誤中> 
●後編<ワーママの“罪悪感”について考えて見た> ◀ 今回の記事


■子どもに・職場に“罪悪感”はある?

ひとみ そろそろ時間も迫ってきたので、最後にあっきーさんからのコメントも伺えればと思います。

国保 みなさん罪悪感とかどうですか? 仕事とか家庭に対しての罪悪感はあります?あるいは感じないか、感じなくなってきていますか?

一同 (考えを巡らす)

きみやま 私は、子供に対して罪悪感のない自分に罪悪感があるって感じです(笑)。

国保 第1子のときからそういう感じ?

きみやま 第1子の時の方がもうちょっと子ども優先だった気がします。今の方が子どもにも「私についてきて」みたいな感じになっていて、そういう私に罪悪感。

はな 私も子どもにはあまり罪悪感がない方かも。第1子の時は赤ちゃんとだけ向き合っている感覚が辛く、復職には解放感があって。2人3人ってなると、もう多分麻痺してしまって。サニさんどうですかね?

サニ 私も罪悪感がないですね、復帰するタイミングも迷わなかったし。でもそれは育プチで得たマインドや刺激のためだっていう気はします。
復帰して後輩の女の子に「なんでそんなに頑張って働くんですか」って、悪い感じではなく素朴に聞かれて、ああ、そう見えるんだって。その子も30歳過ぎくらいの独身の女性で、キャリアに対する悩みも持っていたみたいでしたが。

ひとみ なんて答えたんですか?

サニ 子どもはすぐ大きくなっちゃうから、そのときに自分を持っていないと嫌だなと。

国保 後輩の質問の背景には、子どもを最優先するのが当たり前という価値観があると思う。だからそうじゃない姿を見せるのは、その人の選択肢を増やしたと思うけどな。
きっと多くの人は仕事と育児と足して100%って思っているんですよね。一方が80ならこっちが20という。実際やってみると、100+100で200でもいいよねってわかるけど、こういう感覚、知らない人は本当に知らないなと思う。
仕事に対しては? あんまりちゃんとできないとか、そういう面では罪悪感はないの?

サニ もうちょっとやりたいなとか自分自身への悔しさはありますけど、罪悪感は……ないですね。開き直っちゃっているのかもしれないです。時間の制約はあるから、そこで最大限の生産性を残すみたいな考え方に変わった気がします。

国保 それはある意味、健全だよね。解決しづらい制約を必要以上に気にするのではなく、それなら生産性で貢献しようと。それがうまくいくかは自分自身の課題なので。

サニ 育休プチMBAの運営や勉強会で言われていた「ごめんなさいではなくありがとうを伝える」を活かして、感謝を忘れないようには気を付けています。

はな 私は、仕事への罪悪感はやっぱりあるんだろうなって。前の部署がイベント実施をしていて、土日出勤や残業もあったんですが、まあ回らないんですよね。基本的には、私はここまでだからすいませんって帰るしかなかったんですけど、心の底で溜まっていたのか、異動の挨拶のときに申し訳なくて泣いてしまって。子どもを持ちながら働くことでの職場や周囲への罪悪感をなくすってやっぱり難しいんじゃないかと思っています。

国保 なるほど。きみやまさんは何かある?

きみやま 今、うまく言語化できないんですけど、ということはあまり罪悪感がないのかも。ただ、私は在宅勤務がメインで、今の上司がやり方より成果を重視したりと、働き方の自由度が高いんです。だからこそ、仕事が短いことに罪悪感がないのかもしれません。
あと、サニさんと同じように自分に対するモヤモヤはすごくあります。でもそれは罪悪感とは違うような気がして。周りへの罪悪感というのは、今はないかなと思っています。


いかがでしたか? 国保からの問いに、参加者一同、はっと考えこんでしまいました。
国保に問いかけの意図を訊くと「制約がある中では、時間配分や品質を現実的にコントロールできるかが大切。ワーキングマザーは制約に対して罪悪感を抱えがちなので、そうしたことを考えるきっかけに」とのことでした。

今回、育休プチ MBA®の経験の活かされ方はもちろん、お三方の復職者としてのリアルな姿に触れられた座談会でした。常に考え続けて前に進まれている皆さんがとても素敵でした。きみやまさん、サニさん、はなさん、本当にありがとうございました!

 

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。

◆8/9(火)10:00-13:00【オンライン】
「時間制約をどう克服するかを考える」
(認定ファシリテーター:白鳥麻郁子さん登壇)
http://ptix.at/WoIRpl

◆8/26 (金)11:00-14:00【会場開催】
「人を動かすコミュニケーション」
(認定ファシリテーター:石井寛子さん登壇)
http://ptix.at/n6b6yU

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