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意外に好相性!?育休&ワーキングペアレンツ× プロボノのすすめ

2022/10/17

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子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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はじめまして、今年4月に復職したばかりの「きゅ」です。私は仕事の傍ら、気づけば10年以上いろいろなプロボノ活動に携わってきました。具体的には、震災被災地の食品会社の商品開発・広報支援、ローカル線沿線活性化事業の立ち上げ期のサポート、フリーランスのクリエイター向けの法務セミナーの開催、地方との接点と愛着を育てるイベントの企画運営などです。仕事も慣れない育児もあるのになぜプロボノ活動を続けているのか、今回はやってみてよかったことをお伝えしたいと思います。

プロボノとは

「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、【社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かして取り組むボランティア活動】を意味します。(プロボノ活動のコーディネーションを行う認定NPO法人 サービスグラントさんのHPより引用 *1)

●なぜ育休&ワーキングペアレンツと好相性か

1,心理的・物理的なサードプレイスを得られる
赤ちゃんのお世話で一日が過ぎていく育休生活、あるいはとにかくルーティンをまわす!となりがちなワーママ生活のなかで、あえて短時間でも誰かのために自分のリソースを使ってみると、意外にもメンタルに好影響がありました。復職後は、プロボノを通じて普段の仕事・生活では知り合うことのない方々と接するなかで自己肯定感が向上し、ルーティンをがんばるモチベーションになりました。また、遠隔地の相手方とは、プロボノを契機に家族の交流につながり、ふるさとが増えたような関係性に発展したことも。話がそれますが、子にも学校と家庭以外のサードプレイスができたらいいな、と思います。(それが人のコミュニティに限らず、本や自然のなかだとしても)

2,自分のペースで続けられる
プロボノという関わり方ゆえに、自分の置かれた状況や気持ちを優先して、提供できるリソースをあらかじめ提示して活動することが可能なことが多いと感じます。
「この人・組織・地域・課題のために力になりたい」というモチベーションと、家族の健やかな暮らしの2つを無理なく持続できることを前提に、相手方とのコミュニケーションを大切にしつつ負荷を調整するようにしています。実際、この原稿の提出日も調整していただき・・・運営のみなさんに感謝です。

●ほかにもよかったこと

3,仕事とのシナジー
仕事で培ったスキルを活かすのがプロボノの基本形ですが、反対に、仕事にもよき相乗効果がありました。仕事の常識や共通の前提に頼らず提案や調整をせざるをえず、コミュニケーション力が鍛えられました(失敗もたくさん・・・)。さらに副次的効果として、自分が社会に還元したい価値や、やってみたいこと、さらには得意⇔不得意/好き⇔苦手の解像度が上がったように感じます。また、仕事で困難の渦中にあるとき、乗り越えるためにがんばったことは自分の生きる力になる、と多少は(笑)思えるようになりました。

4,フラットな感覚を取り戻せる
知らなかった異業界のこと・社会の課題に接することで、自分がいかに守られた小さな世界の中で仕事をして生きているのか、自覚することができました。会社や業界の常識は、普通の人の感覚からするとちょっと違うこともある。一方でバックグラウンドは違っても、根底に共通する思いを見つけることも。価値観がゆらぐ戸惑いと面白さを感じられるのもプロボノの魅力です。


●どうやってプロボノ先を見つけるのか

私は震災ボランティアや旅先での出会いをきっかけにプロボノ活動にかかわることになりましたが、ほかにもご縁を見つける方法をいくつかご紹介させていただきます。

①育休等で離職中のママに特化したプロボノのプラットフォーム【ママボノ】*2

育プチで出会った方に存在を教えていただいたのですが、
こちらでは、無理なく続けられる活動時間設定、打ち合わせはオンライン・子連れ参加OK、自分がコミットしたい社会課題を選べる、チームで取り組める、と様々な配慮がなされています。次の育休があるとすれば、ぜひ参加してみたいと思いました。(実際、育プチとかけもちされている方もちらほら)

②育休プチMBAの運営メンバーになってみる

育プチの運営メンバーは半年ごとの交代制。次回は来年2月ごろ、23年4月から9月までのメンバー募集が行われる予定です。経験者さんからは「素晴らしい復職トレーニングになった」「共に学び共に挑戦する仲間ができた」そして「大人の青春を過ごせた」等の声が。詳しくは運営メンバー経験者のひろこさんのブログをご覧ください。*3

③気になる人に、思い切って声をかけてみる

育休中・復職後を問わず、「やってみたい」「力になりたい」気持ちに気づいた瞬間を逃さず、気になる人や組織に働きかけてみると、スモールステップから世界が広がるかもしれません。育プチのサイトを見ている方は、それだけで前向きな気持ちを持っているということですから、自ら動くことであたらしい出会いや経験を引き寄せた経験をすでにされているのではないでしょうか。


仕事と家事育児のルーティンに閉塞感を感じている方、社会課題に対して何かしたい気持ちはあるけど…という方、プロボノという選択肢をぜひ検討してみていただければと思います。もちろん、健康第一、無理は禁物です!

*1 https://www.servicegrant.or.jp/probono/
*2 https://mamabono.org/
*3 https://ikukyumba.jp/archive/2022/08/17843/

今回の育プチライター
きゅ
都内在住、体力あり余る1歳娘&真面目すぎる夫の3人家族。広告制作会社でものづくり系プロデューサーをしています。旅と登山が大好きで、パキスタンやネパールにトレッキングに行ったり、夫婦でロードバイク台湾一周してみたり。今は日々いたずら放題に成長する子に体力と人格を問われる日々。人や地域のよいところを伝える方が得意ですが、運営メンバーさんにお声がけいただき勢いでライターに参加しました。育プチ参加の心理的ハードルを下げる「親しみ」担当でありたいです。

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。
 
◆10/25(火)11:00-14:00【会場開催】
「人を動かすコミュニケーション」
(認定ファシリテーター:石井寛子さん登壇)
http://ptix.at/NcenfD

◆11/10 (木)10:00-13:00【オンライン開催】
「時間制約をどう克服するかを考える」
(認定ファシリテーター:小林良江さん登壇)
http://ptix.at/hqA0Px

◆11/29 (火)11:00-14:00【会場開催】
「長時間労働の改善策を考える」
(認定ファシリテーター:大西愛歌さん登壇)
http://ptix.at/Uee49f

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