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保育園留学®︎に参加して、気持ちもフットワークも軽くなった話【後半】

2023/06/26

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子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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昨年4月に復職、最近東京から信州に移住してリモートワークをしながら1歳9か月の娘を育てている きゅ です。2月に岐阜県美濃市で体験した「保育園留学®︎」について、前回の記事では滞在の様子と参加動機をお伝えしました。

※「保育園留学®︎」は、株式会社キッチハイクの商標です。


<前半> 2週間のプチ移住~美濃市での毎日 
<後半> 参加して自分がどう変わったか

●実際に参加して


子は一日で保育園になじみ、豊かな自然のなかで元気いっぱい遊び、給食をもりもり食べていました。お子さんが留学をどのように楽しめるかは、園の特徴に加え、月齢や性格によるところが大きいと思います。今回はあえて、私たち親への影響を中心に書いてみたいと思います。

<保育園留学は親の留学でもあった>
到着してすぐ、「これは親の留学ではないか」と気づきました。2週間異文化のなかで暮らすこと自体、「子育て」「親子&夫婦関係」「暮らし」「働き方」「地域」と、あらゆる切り口でより良い生き方を探るための学びの連続でした。

私は滞在期間中にサービスを一方的に受けて地域を消費するのではなく、好きになりたいし、観光客扱いの壁を越えて地域の人に接してもらいたいと考えていました。そこで、コワーキングスペースのコミュニティマネージャーの方にお願いして、私たち夫婦の興味分野における地域のキーマンを紹介してもらいました。地元の専門学校の先生や、古民家調査・再生のスペシャリストの建築家さんなどです。

「せっかく美濃に滞在するので、ご挨拶だけでも」と勇気を出して会いに行った結果、全国でも類を見ないユニークな森林教育の専門学校「岐阜県立森林文化アカデミー」を案内していただいたり、伝統建築をハブに異業種協働で地域の価値を上げる取り組みについてお話を聞くことができました。

美濃で知り合った方々とは「次は私の地域で会いましょう」と約束をかわし、ごく短時間ながら一過性ではない関係を育てることができました。それもあって別れが惜しく、滞在の日々を思い出すとちょっとせつなくなるくらい地域を好きになりました。

思い切って一歩踏み出すと、想像以上に応えてもらえることもある。これはどこでも同じかもしれません。思えば「育プチ」に参加したときもそうでした。マネージャー経験もなく、特別意識が高いわけでもないのに浮くんじゃないか・・ともじもじしながらもえいやっと参加したら、素敵な出会いに恵まれ、こうしてブログも書いています。

<日常生活に風通しを>
2週間の親子留学を経て、あわただしい日常メンタルを天日干ししたような気持ちになることができ、非日常の環境でも生活を営める、という自信にもなりました。多様な生き方の選択肢・幸せの形に触れて心が軽くなったのだと思います。

保育園留学は、「保育のハードルさえ解決すれば全国でかろやかに暮らしたい人たちのマーケット」を見える化したのが画期的だし、利用要件が多い傾向にある子育てサービスのなかで、両親の一方だけ、三世代、保育園に通っていない子でも参加できる点が魅力的です。

ただ、参加できるのは、テレワーク主体、または1-2週間の休暇が取れる家庭に限られるのが現状です。そうでない状況になったとしても「日常に風穴を開ける経験」を主体的に取り入れたいな、と感じました。例えば日帰りワーケーションや週末プチトリップなど。視点を変えて、自分がサービスを提供する側になってみるものありかも。保育園留学やワーケーションで地元に訪れたご家族と交流したり、外国の方をサポートするボランティアに登録してみたり。もっと気軽なことだと、行ったことのないお店を開拓するとか、ハラールショップなどでエスニック食材を買って家族で料理を作ってみるとか。

ウェルビーイングな家庭でありつづけるため、閉塞感をこまめにお掃除する工夫を続けてみようと思います。子も試行錯誤する親にふりまわされているうちに、やがて世界の広さと深さに気づき、思いのままに旅立ってくれたら(ちょっとさみしいけど)本望です。

補足:この記事を読んで地域にもっとかかわってみたい、と感じてくださった方に、育プチライター めぐみさんの記事をおすすめさせてください。

〇暮らし方にも選択肢を「プチ移住体験」してみませんか
https://ikukyumba.jp/archive/2022/11/18230/

〇子どもが生まれてから向き合ったこの街のこと。この街を知り、好きになるための私のアクション3選
https://ikukyumba.jp/archive/2022/12/18329/

今回の育プチライター
きゅ
都内在住、体力あり余る1歳娘&真面目すぎる夫の3人家族。広告制作会社でものづくり系プロデューサーをしています。旅と登山が大好きで、パキスタンやネパールにトレッキングに行ったり、夫婦でロードバイク台湾一周してみたり。今は日々いたずら放題に成長する子に体力と人格を問われる日々。人や地域のよいところを伝える方が得意ですが、運営メンバーさんにお声がけいただき勢いでライターに参加しました。育プチ参加の心理的ハードルを下げる「親しみ」担当でありたいです。

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きゅさんのこれまでの記事はこちらから
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保育園留学®︎に参加して、気持ちもフットワークも軽くなった話【前半】

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。

◆6/30 (金)11:00-14:00【会場開催】
「復職に備えた準備をする」
https://peatix.com/event/3553233/view
(認定ファシリテーター:小澤亜季子さん登壇)

◆7/11 (火)10:00-13:00【オンライン開催】
「全体最適について考える」
https://peatix.com/event/3581752/view
(認定ファシリテーター:小林良江さん登壇)

◆7/25(火)11:00-14:00【会場開催】
「男性育休について考える」
https://peatix.com/event/3582802/view
(認定ファシリテーター:鶴ケ谷典俊さん登壇)

◆8/10(火)10:00-13:00【オンライン開催】
「長時間労働の改善策を考える」
https://peatix.com/event/3588671/view
(認定ファシリテーター:平田江梨子さん登壇)

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