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育児時短管理職を振り返る~1年務めて思ったこと 仕事編~

2023/11/17

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子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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メーカーの研究開発で育児時短管理職として働く「ゆなうさぎ」です。
子どもは小学2年生の娘と保育園の2歳児クラスの娘がいます。
私は上の子の育休復帰からずっと育児時短で働いています。


〇育児時短の管理職?
突然ですが、育児時短の管理職と聞いてどんなことを思いますか?そんなの成立するの?
ワークライフバランスなんてなくなりそう…。そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

世の中の調査では、管理職になりたくない理由に「ワークライフバランスが崩れる」を挙げる人が2~3割いるそうです。男女問わずです。
それくらい管理職はワークライフバランスを崩すイメージがあるようです。
育児時短の人だけならこの割合はもっと高くなるでしょう。

でも実際はどうでしょう?
私は上の子の育休復職から6年の育児時短を経て、管理職になることを選択しました。
それ相応の負荷がかかることを覚悟して。
この選択からちょうど1年経ったので、育児時短管理職を仕事とプライベートの両面から振り返ろうと思います。
今回は仕事編です。

〇ワークライフバランスは保ってる
管理職になってから、業務量は増え、業務レベルも高くなりました。
入ってくる情報も把握すべき情報も増えています。
さらに相談や対話、判断の機会も増え、退社時刻以降の打ち合わせも発生するようになりました。
一方、子育てでは上の子が小学生になり放課後は学童へ。でも学童は延長保育が使えず、働く時間はより厳しくなりました。
でも生活リズムは管理職になってからもほとんど変わらず過ごしています。

家族の協力はもちろん大きいですが、
仕事でのやりくりができたのは、6年間育児時短で働き培ってきたスキルのおかげだと思います。

〇育児時短のおかげで、働き方のスキルが上がった
育児時短になって数年経ったころ、働くことへの意識と行動が変わりました。
例えば、
・緊急度や重要度から仕事の優先順位を考え、優先度の高いものから取り組む。
・納期より早めにアウトプットを出す。
・上司にアウトプットや優先度はちゃんと相談する。
・突発的な休みでも仕事が回るよう予め準備をしたり、必要な対応を取る。
などです。実はこれが育児時短でも管理職を務める武器になっています。

実際、その年1番の重要な会議の前々日、夫と子どもが同時にインフルエンザに罹患。
ふたりとも高熱を出したため、急遽、数日会社を休んだことがありました。
会議のとりまとめを担っていたのですが、この時ばかりは本当に愕然としました。
どうしてこのタイミングで…と。
でも組織で成果を出すことへ集中し、上司や同僚の力を借りることでその場を乗り切ることができました。

〇支えになってくれる上司・同僚は本当にありがたい
会議前の突発的な休みもそうでしたが、ピンチの時も会社の同僚や上司が支えてくれる。
これは本当に心強いことです。
例えば、退社時刻間際の相談は「大丈夫ですか?」と確認してから本題にはいってくれます。
急な呼び出しで帰るときも業務を引き継いでくれることもあります。
本当にありがたいです。周囲の配慮のおかげで育児時短でも今の役割を務めている、そう感じます。
きっと私自身が勤務時間を守り、仕事をし続けているので、働く時間を理解してくれているんだとそう感じます。

〇育児時短を前向きにとらえよう!
管理職になって気づいたのですが、育児時短の方の働く工夫は驚くものばかりです。
どうしたらそんな短時間で成果が出るの?と。
そう、育児時短の方がそれぞれ工夫を凝らすことで、自身に合うスタイル・武器を育んでいると思います。
育児時短は自分を強くするチャンスなのかもしれません。

仕事と生活で精一杯。だけどそこから生まれてくるものは未来の自分を活かす武器になる。
私はそう思います。 

 

今回の育プチライター
ゆなうさぎ
メーカーに勤務して14年、小1と2歳の娘を持つ今年40歳になったのワーママです。 次女出産時の復職2年目で管理職に昇格、経験の乏しい部署で、育児時短の駆け出し管理職を務めています。 ストレングスファインダーでの強みは「学習欲」「達成欲」「内省」「収集心」「個別化」です。 公式ブログは初参加です。自身の経験を少しずつ発信しますが、失敗ばかりだけど育児時短管理職やっている人もいるんだなと思っていただけたら幸いです。 

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ゆなうさぎさんのこれまでの記事はこちらから
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◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。”

【育休プチMBA勉強会情報】
https://ikukyumba.peatix.com/
◆11/28(火)11:00~14:00 @ワークラボ 育休プチMBA テーマ『長時間労働の改善策を考える』
◆12/7(木)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『時間制約をどう克服するかを考える』
◆12/15(金)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『クリティカルに考える』
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