男性育休インタビュー③【育プチ運営メンバー企画】
こんにちは!第三子育休中、運営メンバーの のぞみです👓
男性育休についてのインタビュー、第三回目です。(第二回目はこちら!)前回は育休取得のメリットについて聞きましたが、最終回では、「逆にデメリットって何?」というところを聞いてみました。
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のぞみ:メリットに続いて、今度はデメリットがあれば教えてください。
けっけさん:将来的なことで言うと、どうしても一年働いてないことでキャリアのブランクができて、昇給や昇格に影響が出るっていうのはデメリットですね。なので同じ会社にいるとしたら、育休を取らないで仕事してた場合と比べると、生涯年収への影響はありますよね。
のぞみ:働く期間は何十年とある中で、一年のブランクって「一年もある」とも言えるけど、「一年しかない」とも言えますよね。それはデメリットとして考えますか?
けっけさん:「一年もある」という捉え方になっちゃってました。周りの方はブランクがないですからね。減点法で見ちゃうとそうなっちゃう。
育休を取るっていうことは、そういうところは諦めざるをえないというか。育休を取らなかったら家庭が破綻していたので、「今後の人生においてこれは必要だったんだ、だから復帰した後のことは考えてもしょうがない」と思っていました。
のぞみ:最後におっしゃりたいこと、なんでもお願いします!
けっけさん:個人的には、育休を取ってよかったです。デメリットもありますが、それを補って余りあるメリットがあると思っています。
私は切り替えが上手くないので、働いていると仕事のことが頭から離れなくて…しっかり仕事から離れさせてもらえたので、子どもの成長を目の当たりにできた。収入がある状態で、こんな長期間、合法的に仕事から離れられる制度ってないよねって誰かが言っていて、それが私は腑に落ちました。だから、取れるなら取るに越したことはないです。
のぞみ:けっけさんは、ライフとワークなら、ライフもきちんと重視したいタイプですか?
けっけさん:そうですね。私は、必要な収入が得られるなら、必要以上に働かなくていいじゃんって考えです。そうでないと、仕事か家庭か?という極論になった時に、育休取るっていう選択にはならなかったと思うんですね。仕事で「これをどうしてもやりたい」とかあれば違ったのかな。
だから、「育休を取ってよかった。デメリットを上回るメリットがある」というのは我が家の場合であって、各家庭での状況により最適なやり方は全然違うと思っています。別に「取らない」という選択肢はそれはそれでアリだし、育休取るのが当たり前な世の中になるのはいいなとは思いますけど、「取らなきゃいけないよね。なんで取らないの?」みたいな世の中は違う。そこは各家庭で、多様性が尊重されるべきだと思います。
のぞみ:自分が何を大切にするかをちゃんと考える必要がありますね。
けっけさん:妻が妊娠中に入院してワンオペの時期があり、「ワンオペってダメだな、もたないな」と思いました。ワンオペはしたくないし、させたくもない。(子育てに大人は)二人は必要だよねっていう当事者意識が生まれました。
育児は一人では成り立たないということが、私も経験しないとわからなかったですね。でもだからって、世の父親はワンオペすべし、とは思いませんけどね。関係者みんな大変な思いしかしないので…そこは難しいところです。
のぞみ:自分ごとにするにはどうしたらいいんだろう?新たな課題が見えてきました。
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明日から復職のけっけさん。「ここからがスタートですから。復帰してしばらくしたら違う考え方になっているかもしれないです」とおっしゃっていました。周りの反応とかご自分の気持ちとか、ぜひ覚えておいて、またお話聞かせてくださいね!
お忙しいなか、本当にありがとうございました✨
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