「部長、わたし産休に入るので、この業務なくしていいですか?」
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子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。
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こちらをお読みの皆様、こんにちは。やまぐちです。
現在第二子妊娠中で、もうすぐ産休に入ります。
「産休に入るのが楽しみ」が1割、
「引き継ぎは無事終わるんだろうか・・・
((((;゚Д゚)))))))ガクブル」が9割です。
【立つ鳥跡を濁さぬために】
産休入りする方の多くは、
同僚にいかに迷惑をかけずに産休に入るか、
とても悩むのではないでしょうか。
産休・育休が法律上認められた権利であるとはいえ、
同僚だって同じく法律に守られた労働者なわけですから、
できるだけ負のお土産を残さないようにしたい!
立つ鳥、跡を濁さず・・・
そう思う方が多いのではないでしょうか。
そのためにするべきことは、
しっかりとした引き継ぎ!
そして、
引き継ぐ業務自体を減らす!
これに尽きます。
業務を減らすって、効率化?DX?
もちろんそれらも有効ですが、
「業務自体をなくす」にもチャレンジしてみましょう!
【業務削減の最強の追い風、それは産休】
「いやいや、うちの上司はリスクを取りたがらないから」
「うちのチームは、他部署との折衝を嫌がって、結局業務を引き取っちゃう」
そうですよね、よくわかります。
普段は、そうでしょう。
でも、あなたが抜ける、戦力が抜けるとなったら話は別です。
上司は、あなたが抜けた穴を埋めるため、
他の部下に頭を下げて、あなたが持っていた業務を割り振らなければなりません。
そして、残業時間の管理も上司の大事な仕事。
上司としては、残業時間を増やさずに、パフォーマンスを維持したいのがホンネです。
そこであなたがもし、
この業務がいかに不必要で、非効率で、
他の方法で代替できることや
そもそも効果がないことを説得的に説明できれば、
高確率で、「業務自体をなくす」にも前向きに反応してくれます。
そして、あなたの同僚も、
「自分に降ってくる業務が減るなら」
と業務削減に同意してくれる可能性が高いのです。
【もちろん、あなたにもメリットがある】
業務がなくなっても、同僚の負担を軽くするだけでしょ?
いえいえ、そんなことはありません!
業務削減は業務効率化そのものです。
人事評価で扱ってもらうよう、復職前後できちんとアピールしましょう。
また、産休前に同僚の負担を憂いて
引き継ぐ業務を減らそうとしている姿勢は、
同僚にも心快く受け入れられるはずです。
そうすると、復職後もスムーズに人間関係を構築できるようになります。
また、復職後に不必要で非効率な仕事に惑わされることなく、
本当に必要な仕事にだけフォーカスできる状況を作っておくことは、
長期的なキャリアアップにもつながります。
【職場のためになる産休を目指そう】
産休に入るとなると、職場への迷惑が気になりがち。
でも、取らないわけにはいかないし、
堂々と取ったほうが、将来産休や育休を取る同僚のためにもなります。
だったら、
この産休が職場のためになるように、
職場のよいきっかけになるように、
戦略的に動いてみませんか?
やまぐち
関西出身、東京在住の甘党。2歳児と夫と3人暮らし。こしあん派。 管理職昇進直後に妊娠・出産。復職後、ニガテだったマネジャー業務がラクになったことをきっかけに、育児家庭でのマネジメント経験の活用について考えるように。 都内大学院で経営学を勉強中。 認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアアドバイザー、サンゴクエスト 認定ファシリテーターなど。アメブロはこちら。 著書に電子書籍『世界一!具体的な育児分担の教科書〜家庭にも仕事にも役立つ「おうちマネジャー」のススメ』。
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【育休プチMBA情報】
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