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「中学受験は親の受験」の解像度を上げてみよう(1)~やっぱりマネジメント思考が役に立つ!!~

2024/08/13

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”子どもを持ちながら働く”が当たり前になる社会を目指して――
育休中・復職している方も含めた多様なメンバーが集まる『育プチライター』によるブログシリーズ。
ときに悩み、ときに自分を奮い立たせ、でも前向きに楽しく”子どもを持ちながら働く”を実践中!そんな方たちのリアルをお届けします。

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こんにちは。第三子復職から1年3ヶ月のとぶとぶです。

一番上の子どもは、もう14歳。
思い出すだけでも、(私の)精神的に過酷な日々だったのですが、受験が終わって1年半弱。親の心配はどこへやら…。娘は元気に中学校に通ってます。


「中学受験は親の受験」。これ、半分ホントで半分ウソな気がします。

まず、中学受験生は高校受験生・大学受験生に比べて未熟で、親の関わりが必須!という意味だとしたら、まさにその通り。まだ人生を10年そこそこしか経験していない子どもなので、親がある程度環境を整えてあげる必要があると思います。

一方で、たとえ10歳前後の子どもであっても、意思もあれば、人格もある程度完成されています。やっぱり最後は本人次第。「親の受験」とは言えない部分も大いにあります。

では、ワーママ・ワ―パパとして、限られた時間の中で、優先順位をつけるとしたら何をすべきか?私なりに、3回シリーズで振り返りたいと思います。

STEP1 中学受験のゴール設定

中学受験は、親にっても子どもにとっても、金銭的・時間的に負担の大きい挑戦です。特に、「塾漬け」の忙しい日々を過ごすことは、遊び盛りの子どもにとっても大きな負担です。公立中学への進学という選択肢もある中で、敢えて中学受験をする意義を、親はしっかり考え、自分たちなりのゴールを設定しておくと良いと思います。

多くの場合、「大学受験が大変そうだから、大学進学率が高い学校を受験する」とか、「偏差値が高い=ブランド価値があるっぽい学校を受験する」となりがちです。

はい。もちろん、私もその1人でした……

でも、もっと大事なのは、12歳~18歳という吸収力の高い時期に、子どもが成長できる環境を提供できるかどうか。この時期は、いろんな友人とのかかわりから様々なことを学び、人生の中でも最もいろんなこと吸収できる「その後の人生の土台になる6年間」ですから。


1 受験校選びとは!?

受験校選びは、まず、親自身が、中学校6年間を通じてお子さんがどんな風に成長して欲しいかのイメージを持った上で、お子さんの中学校生活のイメージとすり合わせながらやっていくのが、結局、一番効率的です。

私の場合、娘にはミッション系の女子校に行って欲しいと思って学校選びを始めてしまったのですが、娘とは、全くイメージが合わず、受験校選びにえらく時間がかかってしまいました。

実は、娘には、受験校に関する明確な希望があったのです。
・小学校が狭い→中学校は校庭が広いところがいい
・共学
・陸上部があること
私は頑固なので、自分のイメージをなかなか変えられなかったのですが、(幾たびかのバトルを重ねた末(笑))娘の明確なイメージを尊重し、私も視座を一段上げて、共通項を探ってみました。すると、勉強や学校生活を通じた成長を楽しいと思えること、中学生でも視野を広げられる活動があること、そして、共学・校庭広い・陸上部ありというイメージが見えてきて、それに合わせて、受験校を選ぶことにしました。

…と言いながら、結果的に通学することになったのは、下見もしたことのない、まったく行くつもりのなかった学校です。合否が出そろって、慌てて検討を開始しましたが、実はこれらのイメージにピッタリ合うことに気づき、迷いつつも決めました。

受験は最後まで計画通りには進みません。が、なんだかんだ、親子ですり合わせた中学校生活のイメージが、土壇場の検討にも役に立ちました!

2 中学受験勉強の意義とは!?

見落としがちですが、実は、中学受験に向けた努力そのものが、子どもの成長につながる。タイムマネジメント、目標設定と振り返りのサイクル、忍耐力、そして何より学び、成長する楽しさの体感。これらの中学受験の経験が、実は一生モノの財産になります。さらに、小学校高学年は、本当に、何でも急速に吸収できるゴールデンエイジです。なので、志望校合格という結果はもちろん大切なのですが、その過程で身に付ける「見えない財産」にも目を向けると、親としての我々も目先のことにとらわれず、長期的な視点で応援できるのではないでしょうか。

なーんて、もちろん私は、模試の結果に一喜一憂したり、娘とよくケンカをしていました。特に、自分の子どものことになると、客観的な視点は持ちにくくなります。それだけ親は一生懸命ですもんね!

ただ、一つ言えるのは、少し先を見る視点が、親の心も子どもの心も軽くさせるんじゃないかな、ということです。

…少し長くなりましたので、続きは続編で!
次は「(2)環境をととのえること(塾含め)」「(3)子どもを信じて見守ること」にフォーカスを当てたいと思います!

今回の育プチライター
とぶとぶ
中2娘、3才息子、1才息子の年の差きょうだい子育て中のアラフォーワーママ。公務員→子連れ米国留学→公務員で、1~2年毎にガラリと変わる職場環境に目が回りそうになりながら、日々なんとかやってます。長女の手がかからなくなったと思った頃に第2子、第3子を出産。トータル30年くらいになりそうな育児期間にクラっとしつつも、その時々でやれることをやっていこうと画策中です!

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とぶとぶさんのこれまでの記事はこちらから
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育児は1日にしてならず~何はなくとも体力づくり~

◆育休プチMBA®️は、復職後に起こり得る様々なケーススタディを用います。視座を高くもつこととはどういうことか、頭でだけではなく体感で理解できます。子どもを持ちながら働くことに不安な方、復職を控えている方、ぜひふるってご参加ください♪
オンラインは前日15時まで、会場開催は当日11時までお申し込み可能です。

【育休プチMBA情報】
https://wsi.eventos.tokyo/web/portal/837/event/9216(※会員登録後のお申込みとなります)
◆8/29(木)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『時間制約をどう克服するかを考える』
◆9/11(水)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『復職に備えた準備をする』
◆9/19(木)10:00~13:00 @オンライン 育休プチMBA テーマ『クリティカルに考える』
◆9/26(木)11:00~14:00 @ワークラボ 育休プチMBA テーマ『長時間労働の改善策を考える』

 

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